H28.11.28 pm 傍聴:第4回学童保育並びに児童館新築計画協議会

傍聴してきました。

言いたいことが山のようにあります。
勢いに任せて言うと愚痴が多くなりますし、愚痴を言っても収穫はなさそうなので何も言いません。

教育関係の方々の子どもたちに対する思いは本物で熱いと感じました。
(当たり前といえば当たり前かもしれませんが、そんな当たり前の事が感じられてうれしくなりました。その思いを形にしなければと感じました)
逆に言えば、
「町として子どもの教育についてどう考えてるのだ?!」と問われていると言えます。

「『町として?』と問われると、ウチらに決定権がないから町長に聞いてみないと・・・・」と事務方が委縮しています。
(前政権の負の遺産? そういうキャラクター? やる気が出ないとか弱気になっている場合ではありません )

まとめます(森内流です。暴論かも。本人は正論と思っています。ん?非常に問題かもしれませんね;;)
この協議会は、子どもたちの関係者が多いので、視点が専門的に(子どもたちのことだけに)なりがちですが、これをまず頭に入れておいて欲しい。

この時代に公共施設を維持管理する時の原則について
箱モノ三原則と検索すると出てくるでしょう)だいたい以下のようなものです

  1. 原則として新規整備は行わない
  2. 施設の更新、建替えのタイミングで複合化する
  3. 公共施設の総量を減らす

「複合化」というのは、その施設に複数の機能(「児童館と学童施設のほか公民館としても使う。近所の人が集まれるサロンとしても使う」とか)を持たせるということです。

なぜこういう原則が必要かは簡単です。
将来にわたって維持費がかかるから。
将来的に経済の拡大、人口規模の拡大は見込めないからです。
なので、新築を選択するのは一番最後の手段です。
新築を選択するには町民として、将来にわたって負担を背負う覚悟が問われます。


この協議会は、「そもそも新築がありきで、一番やってはいけないことを選択させるための集まり」と感じていました。
あくまで個人的にですよ。
なので、協議会の委員に町全体を見渡すべき人が議長しかいません。多数決になれば町全体を見渡す視点は抹殺される、そんな協議会だと思っていました。
あくまで個人的な見解ですよ。
(V)o¥o(V)


となると、まず初めに今回考える選択肢は次の二つ。

  1. 小学校をこのまま使用する
  2. 以前使っていた「つながり総合センター」を補強して、さらに複合化する

ここに三宅町としての独自の視点を加えます。

  1. 「つながり総合センター」は、もともと複合化されていた。
    児童館として学童保育の施設として、そして地域の避難所・投票所として。
    補強(リニューアル)時に他の機能も付け加えるとすれば、町としてはさらに重要な施設になるのではないか、と考えることができます
  2. 教育現場としての小学校の現状
    これについては先生から現状報告および子どもたちに対する報告がありました。
    個人的な見解ということかもしれませんが
    「学童を利用する子にとっても、利用しない子にとっても窮屈になっているのは間違いありません。
    よその所の子どもの教育について報告を聴く機会がありましたが、学校と違う環境で子どもが成長する場として児童館からの報告がたくさんありました。
    三宅町も児童館で児童館活動ができるなら持った方がいい」
    他の先生も言われていました
    「児童館は要ります。居場所が必要な子どもがいます」

町全体を考えると真っ先に目指すべき方向は見えているのではないでしょうか。

そしてもう一つ今回の騒動から得られる果実が一つあります。
余裕教室の活用」ということ町長、教育長と校長先生主導で考えて欲しい。もちろん議会も。

「三宅町における『小学校の余裕教室を利用した町づくり』」
学童保育をするには手狭ですが、緊急受け入れは出来る余裕教室(それは恒常的に余裕なのでなく一時的に余裕なのかもしれませんが)を地域に開放して行う地域との交流

今までは、幼児園では熱心に地域交流をしてくれていました。
非常に評価に値します(前政権の良かった部分です)
これを機に、小学校でも地域交流を考えることができるかもしれません。
新しい政権下でぜひ考えて欲しい。ぜひやりたい。

三宅町の子どもたちには輝いて欲しいと思います。その前に大人が輝かないと。
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