子ども・子育て支援事業検討部会 2回目 11/20

第二回 三宅町子ども・子育て支援事業検討部会がありました。

報告書です。
11/20(金)10:00 あざさ苑にて開催。事務局の進行で会議が進む。

  1. 出席者(敬称略)
    • ● 畿央大学教育学部 現代教育課教授 粕井みづほ先生
    • ● 幼児園PTA(会長)
    • ● 幼児園PTA(副会長)
    • ● 幼児園PTA(副会長)
    • ● 三宅町議会議員 森内哲也
    • ● 三宅町教育委員 澤井俊一
    • ● 三宅町教育委員会事務局 岡本豊彦
    • ● 三宅幼児園長 吉井五十鈴
    • ● 三宅町健康こども部長 中田進
    • ● 事務局(こども未来課課長) 植村恵美
  2. 議題
    1. 三宅町認定こども園条例について
      12/4の定例議会で、議案として出されて承認されると、三宅幼児園も認定こども園となる。
      名称は今のまま「三宅町立三宅幼児園」
      細かな内容(定員、実施期間・休園日など)は後ほど、施行規則を作って運用してゆくとのこと
    2. 認定こども園条例 施行規則の検討について
      施行規則の制定は、条例の議会での可決を待って作成するとのこと。
      1-定員、2-配置すべき職員数、3-実施期間・休園日、4-子育て支援事業 の4つが運営に関する検討事項として挙げられていた。2-配置すべき職員数 は施行規則で定めるものではないという話であった。一番問題になりそうな点である。配置基準の人数が記されていた。配置基準はあくまで最低の人数なのでその人数で運営すべきというものではない、とのことだが、経営側(運営側)は一応の目安にはする数字である。
    3. 教育・保育の一日の流れ(デイリープログラム)
      認定こども園になると、同じクラスに幼稚園コースと保育コースが出来る事となり、少し一日のプログラムの変更あり。
      また、職員の配置を記した表も資料としてあり、認定こども園になると、これくらいの職員がいて欲しいという職員配置の表もありました。
      ⇒ 認定幼児園になった時に、必要な職員の数の表が資料として配布されました。園長の主張は、「たくさん人が必要なのですよ」ということだったのかもしれません。しかし、議会の代表で会議に参加させてもらっている身ですので、固定費である人件費の部分にはチェックの目を向けずにはおられません。
      「学級編成と職員数」という表では、延べ人数で書かれており、常勤換算した人数を記していないので、配置基準を超えて大幅に、たくさんの職員を投入している印象を受けてしまいます。
      人数を記載する時は、常勤換算した人数も記しておいていただけると、と発言しました。
      職員数の話をしていると、粕井先生から、「削減の方向での議論は…、職員不足は全国的にも深刻」という話になり、PTAの方からは「先生は休みも取れずに働いておられますよ」という意見をいただきました。
      私も承知しており、私も子供を見ていただいた実感上も、決して職員数が十分とは思いません。
      しかし、住民さんの目は、現在の町政は幼児園には甘いというものが多く(インターネットをされる方々は、よからぬ噂はよく知っておられると思います。会議の場でそんな事はもちろん言いませんでしたが)、職員がどれくらい足りないか積極的に説明できる理論武装が必要ですという話を私はしたかったのですが、私の話し方がうまくなかったようです。
      我々、議会もなんであんな予算を通したんだと批判をいただかないためにも、ちゃんと論理的にやらなければと思っており、常勤換算の職員数という話をチラリとしました。
  3. その他
    病児保育、病後保育について
    病後保育は、奈良県下でも病院に併設されている。病後保育については田原本町の坂手幼稚園で三宅町の方も受け入れているとのことで、そこでの三宅町内の利用実績をふまえて、町内にも病後児保育をもうけるか検討できるという話でした。

以上

追記:
・森田議員が傍聴してくれていました。
・常勤換算の職員数 という話は、工事関係などで言えば「人工(にんく)」という概念に近いと思います。使用例「それ、なん人工(ニンク)の仕事や?」
(アイキャッチ画像と本文の内容は一切関係がありません)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください