遅くなりました。今年度もよろしく!町議会の役割分担

森内も議員となって一年が経ちました。
皆様の応援(時には、お叱りも)あり、支えられています。
ありがとうございます。
まだまだ至らぬことばかりで期待に応えられていないと思いますが、頑張ります。

三宅町の方向性を決定する部分で何かおかしいぞ~と思ってきた一年間でした。
それを言語化するには、いろいろと勉強しないといけません。
課題も見えてきました。そうするとやるべきことも出てきます。

やりたいことは、「おかしなことをちゃんとする」「時代遅れだと思われることは直す」要するに「普通にしようぜぇ~」ということです。

まずやるべきことは、足元の整備で議会改革です。
議会がちゃんとしていないと住民さんの声が届きません。
行政のチェックもできません。
被害をこうむるのは、住民さんです。

報告が遅れましたが、今期(4月からの)の議会内での議員の役割は、こうなっています。
(敬称略)
詳細はこちら(役場のサイト)

役員名簿

議長 植村ケイ子
副議長
衣川喜憲
監査委員 松田晴光

委員会名簿

委員会名 委員長 副委員長 委員
総務建設委員会 辰巳光則 森田浩司 辰巳勝秀、松田晴光、植村ケイ子
福祉文教委員会 川口靖夫 森内哲也 園田時廣、池田年夫、衣川喜憲
議会運営委員会 池田年夫 森田浩司 (オブザーバー)を除く他7名

前年度と何が変わったといえば、監査員から園田議員が離れ、松田議員がなり、松田議員が監査委員になったのを受けて、総務建設委員会の委員長であった松田議員が委員長を離れて、辰巳光則議員が委員長になった。
という点が変わった点です。
議会の顔である議長・副議長は継続で、特に変わり映えしない、といえばそうかもしれません。
しかし、これも(三宅町議会では)議会改革の一部と言えるかもしれません。

というのは、以前にも書きましたが、もう少し詳しく記しておきます。


今まで(私が議員になるまで)は、紳士協定と称して、議長・副議長を一年交代としていました。
議長、副議長は、あて職(議長または副議長であれば「この会議に出て下さい」「この役員をやって下さい」というもの)がいくつかあり、三宅町の議会の顔としていろんな所に顔を出さないといけません。
また、会議(定例議会、臨時議会)においては、まとめ役として一般の議員と違った役割もあり、その役割もやってみて初めてわかるという部分もあるので継続して行ってゆくほうが身についてゆくということもあります。
そういう意味でも名誉職で議員報酬も高いのはうなずけます。
しかし、いろんな会議に出席し、議論、意思決定にかかわることもあり、交代のたびに引き継いでもらっているとマシだが、毎年ころころ変わられるとまた一から説明しないといけない、というようなことも起こりえます。
また、毎年代わるということは、理事者側にとっては、毎年、一年生議長を相手にするということで、議会を理事者の都合の良いように扱いやすい(すなわちナメられる)というデメリットがあるようです。
議長は、議員同士の選挙で選ばれるので、議長になりたければ多数派に入るしかない、ということで派閥いわゆる「仲良し組」(本当に文字通り仲良しであったかは不明;;)が存在していたようです。
「なぜお前は、町長の方針に反対するんだ。議員は賛成するのが当たり前の態度だ」というような内容で元議員の方に怒られたりするのですが、理事者側あっての議会となっていた形跡だと思われます。

以前にあった「住民自治条例」『この原案を理事者側に作ってもらう』という発想にも非常に違和感がありました。
職員サイドからすれば指示命令系統が二系統になるので非常にメンドクサイ話です。理事者側があっての議会だったのだと思います。(本来、議会と理事者は二元代表制として対等な関係。)

議会は議会。「なれ合い」や「もたれかかり」は、よろしくありません。
議会(議員たち)のサボりの害は、いずれ住民さんに降りかかります。自立しないいけません。
住民さんから選んでもらったと自負を持って、役割を果たしたいと思っています。
と言っても、エラそうにするということではなく、

住民さんからの応援・支持や、事務のスペシャリストの職員さんがいないと何もできない存在だと自覚することですかねー。

実るほど頭を垂れる稲穂かな
実るほど頭を垂れる稲穂かな

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