2019.06.10 令和初の本会議

令和元年6月10日 定例会議の報告。

令和初の本会議です。
新しい議員さんも入られての初の定例会議なので、傍聴に来ていただいた方もいつもより多めであったと思います。

次の通り進行しました。
https://www.town.miyake.lg.jp/chosei/gikai/post_466.html
※三宅町役場のサイトへリンク
(「平日の昼間に傍聴なんて行けないよ」「早く議事録出して欲しい」そんな声を住民さんから聞きます。議事録は正式なものになるので外注で作成してもらっており、完成まで時間がかかります。
しかし、議案の公開は素早い対応になっています。担当さん、ありがとうございます)

〇議事日程
〇議案第26号 令和元年度三宅町一般会計第1回補正予算について
〇議案第27号 令和元年度三宅町介護保険特別会計第1回補正予算について
〇議案第28号 定住自立圏の形成に関する協定書の一部を変更する協定書の締結について
〇議案第29号 三宅町森林環境譲与税基金条例の制定について
〇議案第30号 財産の取得について
〇報告第1号 平成30年度三宅町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について
〇報告第2号 平成30年度三宅町水道事業会計予算繰越計算書の報告について
〇同意第3号 三宅町固定資産評価審査委員会委員の選任について
〇発議第2号 学童クラブ入所に関する請願書
一般質問



「勉強しないといけない」「勉強、勉強」と言っていることが森内自身、多く、「なんやねん」と思われるかもしれません。
基本的に議員さんに向けて言っています
(住民さんに向けても言ってるかも( ^ω^)・・・)

このサイトは、住民さんへの情報公開ということも兼ねて
“議員としての自分へのメモ”の役目も大いにありますので、「私に言ってんのか!?」と理解していただくと、少々誤解が生まれるかもしれません。

上記の(役場のサイトから)提出される議案を見ることができるので、ぜひご覧ください。
「何を書いてあるのか」「何を言おうとしているのか」「だから何?」を見極める“慣れ”が必要です。
「勉強」という言い方は、ザックリしすぎているので、「『議案を見ることに慣れて~』と言う」のが良いかもしれません。

イランことを書いたらまた長くなる・・・

もし、住民の皆さんそれぞれのオシ議員さんに尋ねるとしたら、
「『議案第30号 財産の取得について』の財産ってなんや?」ですかね・・・。
答えられないと、ヤバイかもです。



話を戻します。

「〇発議第2号 学童クラブ入所に関する請願書」
の段階で、森内が請願の趣旨説明をしました。
(なぜ、あなたが? というのは、私が請願書を受けたので、です)
自分で作成した(当たり前)、読み原稿を挙げておきます。
実際の請願書の内容は、上記の(役場のサイトから)ご覧ください。

この4月に学童保育の保護者会であるホワイトボードの代表の方および複数の保護者から出された請願書です。
小学校が新しく始まる時期、春休みからの学童保育で、待機児童が出ました。
そのことを受けて、今後のことに対する要望となっています。

すでに、町長、担当課にも同じものが提出されていると聞いており、対処している・対応を考えている、とも聞いています。
ですので、議員の中にも、すでに理事者側が内容を知っているなら、請願書の採択は意味がないという意見の議員もいました。

しかし、学童保育の保護者会もPTAもそうですが、ご自身の子供さんが学校を卒業すると、保護者会・PTAを離れ学校との関係もなくなってしまったりします。
ですので、保護者会だけでなく、我々議員・議会も、町の子供たちの教育環境について、育成環境について注目している、という意思を表示する。
そうすることと、とともに、
必要によっては、「この件はどうなりましたか?」と正式に理事者側から回答を得られるようにしておきたいと思っています。

議員の皆さま、この請願に対し、ご同意をいただけたらと思います。

【請願書を読む】

本会議では、全員賛成で採択されました。
以前にビックリしたことがあったので、反対する議員もいるのではないかと想定して、反対意見に対する意見も用意して臨んでいました)



一般質問も行われ、私も質問しました。
他の議員さん(全員で6名)も一般質問され、興味深い質問もあり、興味深い回答もありました。
自分のものだけですが、掲載しておきます。
(「他の議員さんの質問も載せて~」という声がありましたらお聞かせください。
議員さんによっては、「公開してもいいよ」と言ってくれる人もいるかと思います)

2019.6 一般質問通告書

1.複合施設について
1-1.「三宅町複合施設整備基本計画」が完成し、施設の設計や運営体制の検討が4月からスタートしていると思いますが、進捗状況、予定をお伝えください。

1-2.3月本会議では、複合施設整備基本構想及び基本計画に関する調査特別委員会からの提言を行っているが、その内容が、どの程度、施設の設計に影響を与えているのか、どのように反映されるのか、現時点での所見をお聞かせください。

2.学童保育について
2-1この4月からの学童保育で、待機児童が出ていると聞いている。
初期対応のマズさもあったようにうかがっているが、待機児童をできる限り無くすべく早急に対応されたと思う。
対応内容と結果、現状をお聞かせください。
また、対応のマズかった点に関しては、どのように改善してゆくことを考えておられるか、この点も併せてうかがいます。

「子育てしやすい町」を目指すべく基本計画にも、「安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを進めます。」とあり、今まで放課後に子供を預けて親が安心して働けた環境が、預けることが出来なくなる、というのは、目指すべき姿に逆行すると考えます。

議会としては、平成29年2月の政策提言で「少なくとも5年は現在の小学校校舎内で運営が行われることを踏まえて、子供たちが利用しやすいよう環境を整えること」とし理事者側に提出しています。
また、先の平成31年3月本会議での特別委員会の委員長報告でも「最低でもこれから2年間は、学童保育が現在の小学校の余裕教室を利用して行われることになっており、その間にやれる改善はないかをよく協議して、現在の環境の改善の処置を講じていただきたい」と述べています。
 建設を予定している複合施設は、学童100名受け入れを前提にすると言われていたと思いますが、それが実現するまでには、どのように対応するつもりでしょうか。


理事者からの回答を受けての再質問に備えて、準備した原稿も公開しておきます。
(もちろん自分で作成。当たり前ですね)

【底辺にある想い】再質問に備えて(かっこは言わない)
1.複合施設について

議会(複合施設の特別委員会)からの提言は、どこまで実現されるのか、されているのか。

以前に町長の発言であったと思います。
「執行機関の理事者と意思決定機関の議会で、三宅町の行政に取り組みたい」そういう内容だったと記憶しています。
二元代表制の説明でもあると思います。
(この二元代表制が、三宅町で機能しているかどうかは、別問題として・・・)
そうであるなら、そうというのは「意思決定機関が議会」であるなら、という意味です。

意思決定機関が議会であるなら、複合施設の設計についても、様々な段階で、説明や状況の報告を受ける、必要がある。
すなわち、決定に至るまでの過程に議会をかかわらせるか(=責任を持たせるか)、そういう機会が必要だと考えます。
こういう機会をつくることについては、町長はどうお考えですか。
(YESかNOかの回答が必要)

今後の、複合施設の進行具合について、議会としても見守ることが出来るよう、議長には、常任委員会で「所管事務の調査」を継続で行えるように宣言していただきたいと希望して、一つ目の質問を終えます。

2.学童保育について
再質問に備えて【底辺にある想い】(かっこは言わない)
三宅町の学童保育は良い、と、自分の子供が小学校に上がる前にも聞いていた。
「希望者のすべてが学童保育に入れる」
「1年生から6年生まで、みんな入れるので、上の学年の子が下の子の面倒を見たりする場面があったりして、今では珍しくなった子供同士が遊ぶ姿が見られ、子供の社会がみられる」

そんな「図らずも」かもしれませんが、存在していた三宅の子育て環境(学童保育の良さ)が、今回失われた、という結果になりました。
ですので、この子育て環境(学童保育の在り方)魅力・良さについて、私は絶対に守るべきだと考えています。
とりあえず、受け入れ人数を増やして、見守る環境はどうでもいいのか?という議論もあるかもしれませんが、それは第二段階です。
大前提には、「1年生から6年生まで希望者が全員の放課後は、見守る大人がいて、居場所がある」ということにしていただきたい。

緊張して舞い上がり、再質問の原稿で用意していた。
「今後の、複合施設の進行具合について、議会としても見守ることが出来るよう、議長には、常任委員会で「所管事務の調査」を継続で行えるように宣言していただきたいと希望して、一つ目の質問に対する再質問を終えます。」
を言い忘れるという大失態をしてしまいました。

ですので、閉会前に、議長から継続審査が可能になるような宣言がなければ、
定例会議で最も嫌われるイレギュラーで手を挙げて発言する、という行為を行う覚悟で、この本会議の終了を待っていました。
が、しかし、ちゃんと継続審査ができるような宣言がありました。
(ホッとしました。ありがたい話です。
いろんなところで、「良いようにと考えて行動」をしてくれています
ありがたや、ありがたや・・感謝。それを受けて頑張らねば。)

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