令和1年9月本会議が終了

本日(9・20)の午前中で、本会議が終了しました。
提案された議案は、全て可決されました。

最終日に追加議案として提出された
『議会改革調査特別委員会を立ち上げる』 という議案は、
反対3名がいたものの賛成多数で可決されました。

今回の諸議案の中で一番反対が多かったように記憶します。

私はもちろん賛成しました。
「三宅町の議会はまだまだ本来やるべきことができていない」と思っています。

議会改革についての本を読めばすぐに『三宅町議会のレベル』がわかると感じています。
(とは言っても、本に出てくるのは先進的な議会ばかりです。近隣の議会を見て焦る必要はないのかもしれません、などと言っている場合か三宅町議会は!?)

議会の構成メンバーは、それぞれ、住民さんから選ばれたはずの議員ですので(今回は無投票でしたね。選ばれていないとしても町の代表の一人であることには変わりありません)、
議員のレベルが低ければ、議会のレベルが低くて当然です。

私は、低いままでいいとは、まったくもって思いませんが、三宅町議会が議会改革できるか????? と懐疑的です。

なぜなら、
議会改革をするのは、それぞれの議員が「このままではダメじゃないか」という危機意識があってこそ・・・・しかし、現状は・・・
「議会改革なんて反対」という議員さんが3人いて、
賛成とはいえ「時期尚早」「また次に考えよう」「全員一致でないとアカン」などなど、結局、今に至るです。

言いたいことは、たくさんありますが、議会・議員に関してはそういう現状です。
今回の議会報告は、次へ続く・・・

2 thoughts on “令和1年9月本会議が終了

    1. 個人名を出すのはやめておきます。(どこからか苦情が来そうなので)
      本来は自分の考えを公にすべきで、「私の意見を書いてくるなら私の名前は出しておいて」と喜ばれるはずだと森内は思っていますが、議員の名前を出すな。職員の名前を出すな(こちらはわからなくもない。選挙で選ばれたわけではないし)
      住民さんの代表として選ばれているので、自分の考えを示して当然だと私は考えています。

      反対した議員さんたちが言われていた理由を示しておきます。
      (自ら反対理由を述べたというより、「あえて尋ねた議員さんがおられて、それに答えておられた」という雰囲気です)

      1. そういう特別委員会を立ち上げてする必要はない(「そんなことをわざわざしなくても議会改革は出来る」と考える)
      2. 「時期尚早」(=まだ早い)の意味は「みんなの意見がまとまっていないから、まとめてからやるべき」(=「全員一致してからやるべき」と、その話しぶりから私は考えましたが、どうでしょう。「みんなそれぞれの意見があっても良い」とは全く逆の考え方です。
      (反対議員が3人いて理由が二つというのは、3人目の方が、「〇〇議員と同じ」と回答されたためです。)

      半数以上の議員さんが賛成する中で、反対を表明することは勇気のいることだという評価もあるかもしれません
      (上記の自分の意見はハッキリさせておくべきなので、そんなことはないと森内は考えますが)

      反論しておきます。
      1に対して、
      特別委員会を立ち上げることによって、正式な話し合いの場が形成され記録も残る。
      出席の義務も発生する。あいまいにすることを避けることが出来るので、「真剣に取り組む」「本気でやる」という姿勢をしめすことになります。
      あいまいにしておけば、「どうぜ議員なんか何にもしよらん」ということにしかつながらないと感じています。
      「真剣にやる」といってもなかなか通じないのに。

      「理事者との話し合いで、表ざたにしたくない(住民さんに知らせたくない)という案件であれば、正式な場で決定を行わずにする必要がある、ということであれば理解できなくもないと、百歩譲って思えますが、議会を変える話は、選ばれた我々議員の間だけの話です。
      住民さんに知られてはマズいことって、どんなことがあるのか森内には想像が出来ません。

      2に対して、
      何が、時期尚早(=まだ早い)なのか、まったく意味がわかりません。
      議会が、単なる行政の追認機関から脱却しないことには、住民んさんが選挙で自分たちの代表を選ぶ意味がないです。
      議員が、単なる自治会の代表者でしかないなら、自治会長だけでいいじゃないですか。
      (「自治会長が頼りない地区は議員が必要」みたいな話でしょうか?)
      それとも、みんなの意見が統一していないから、「時期尚早(まだ早い)」なのでしょうか?
      (まだ具体的に何をするかは決まっていないので)意見を出し合いましょう。統一する場所を作りましょう、というのが今回の「議会改革研究特別委員会」なんですけど・・・・「話し合いすらしない」と理解してよいのでしょうか?
      選ばれた人物が複数いるのが議会で、それは、住民さんに様々な意見があって、その代表が集まって、方向性を決めるためでもある。ので「話し合いをしない」というのは議員の大事な役割拒否と思えます。

      それぞれの市町村が力を持つ必要のある時代です。
      議員の・議会の本来の機能(行政の監視という役割と、住民の声を聴いて政策立案するという役割)を発揮すべき時代は、もうとっくに来ています。
      議会改革の話を見聞き、読み聴き、するたびに、三宅町議会は10年以上遅れていると実感しています。
      それだけ議員の意識が低い(≒選ぶ住民さんの関心が低い)ということですかねえー(>_<) 色々と私生活が忙しく。特別委員会が出来て出席がほぼ義務化すると、予定が回らん。ということであれば、委員会のメンバーを議員全員の10名でなく、8名とかにすることが可能です。 なにも意見を言わないってことは、無難な方(とりあえずメンバーは全員にしておきましょか)に流れるに決まってます。

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