2019.11.07-奈良県町村議会議長会70周年記念議員研修会(竹田恒泰 氏)

本日(11/7)午後から、議員研修に行きました。
奈良県の町村議員が対象です。

「平成から令和へ 新たな時代を迎えて」というお題で、講師は竹田恒泰氏です。

プロレスの入場曲(?)みたいなのが鳴って、二人の大柄な男性(ボディーガード?)に、付き添われて、会場に入場されてきたのにはびっくりしました。

内容は面白い話でした。

印象に残っている部分をメモ。
( ..)φメモメモ

・日本という国の特殊性(歴史が連綿と続いている)、そこに天皇がおられる。
・皇族の目下の問題は、継承の問題。
女系天皇と女性天皇は違う。女系天皇は今まで存在しなかった(女性天皇は存在したが、それは男系女性天皇?)
男系というのは、男性を天皇家から排除する制度。女性差別などという批判はあてはまらない。むしろ男性差別である。
(差別かどうかは、相対的考えで、天皇家に入れることを良しとするかしないかで、男性差別、女性差別どちらとも言えるので、あまり意味がない気がします)2000年続いた伝統を止めるのか、止めないのかという問題。

・神武天皇は実在した。初代の天皇を「神武天皇という」。古事記の記述がおかしいから実在しないというのは、口伝というのはそういうもの。
・3C前半には、関西周辺を大和王朝が統治していた。前方後円墳の分布で分かる。
4世紀後半になると前方後円墳の分布が全国に広がり、王朝が全国を統一したことがわかる。
その間に争いがあった形跡がない。争わずに統一したのは、日本とEUのみ。

・古事記の載っている地名が今も使われている(奈良は特に多い)市町村合併でその名前が無くなるのは、もったいない。

古事記を読みたくなりました。

あとビックリしたのは、「こういう講義を議員研修として税金を使ってやるのはどうか?」という反応があったこと。
そういうふうに感じるんだ!と私にはまったくない発想だったので、興味深いと思いました。


写真は講演の最後にご厚意で撮影させて下さいました。

本日はありがとうございます。

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