2019.12.05 一般質問の回答

複合施設についての質問への回答です。(聞き書きより)

現在は、基本設計の完成に至っていて、令和2年の工事発注に向けて実施設計を行っているところ。
一階の多目的ルームは200名ほど収容できるホールとして、講演会や各種団体の活動に利用でき、使い方によって大きさを変えるための間仕切りつける。間仕切りを無くせばフリースペースと一体利用できる。
二階の放課後児童クラブについては、基本的な区分けは家具などで行い、仕切れるようにしている。ネット遊具は今回は設置しない(使用できる時間制限がある。維持費の問題)しかし、遊ぶ場所を創出する機能は必要と考えており別の形で検討する。
三階のコミュニティールーム1は、スタジオを兼用するための準防音仕様。
他に必要な部分には防音の仕様をする。
ランニングコストについては、アルミサッシを複合ガラスにして断熱性を高めて、空調費の削減をはかる。
照明はすべてLEDランプ、トイレは人感センサーとして節電をする。などを検討している。
建築費は8億4千万円と見積もった。有利な補助金の活用も目指す。
詳細は、追って12/10の常任委員会でも説明したい。
建設が目的でなく、住民さんの思いが実現できる場所を目指す。
運営にむけて議論を重ねてゆく。そこでは大人だけでなく小中高大学生などの意見も取り入れ、みんなと一緒に考え意見できる場を作る方向にしたい。

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「UIターンの助成金について」の回答

(1)
空き家対策の一環として「リフオーム」まで拡大出来ないかというご質問について、新築及び新規購入と中古住宅の購入も可能としていることから、「住宅の取得に要した経費」には、リフオーム代も含めることが出来るようになっている。
⇒ リフォームまで拡大できるので、「三宅に住もうかな」という方は、うまく要件に合うように使って下さい。

(2)申請者の要件に「職員文は当該職員としての採用の決定を受けている者」は、申請出来ないとなっている現状に問題点はあります。
これは、限りある予算の中で町職員が優遇されていると誤解が生じないように定められた。
三宅町に「関係の濃い」職員は、町内に定住することで自治会との関係性も濃くなり、また、災害時の早期対応も可能になると考えられる。
財政状況を勘案しながら、要件の緩和についても検討を重ねてまいりたいと考えます。

⇒再質問でも「予算に限りがあるので効果的に使ってゆきたい」という担当課からの回答を聴いてこう森内は思いました。
「そうか職員さんは単年度予算主義が原則だけど、『人口減にあらがう』というような目的は、単年度でおさまりきらないので、単年度で予算を執行してくれている実動部隊(理事者)ではなく、議会(議員?)が、これは単年度でおさまることではなく長期的に見た戦略だ!と言い続けなければいけないと。
ということは、もし単年度予算切れで希望者に助成が回らないという事態が発生した場合は、「補正予算をつける」「新年度には優先的に助成する」など決定機関の(議会のことだよ)速やかな判断をすることも考える、ってところまで踏み込むべきですね。

あと一つ、回答を聴いていて留意点
「自治会との関係も濃くなるとのことですが、議員も同じで濃くなりすぎると支障が出来るので『現職の期間は、自治会の長になることは出来ない(可能な限り避けるべき)』という一言は欲しいですね」
(この一言で、助成が使いやすくまた、地位の乱用も避けられるかと想像します)

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