本日(7/22)10時より
オンラインにて研修を受けました。
スケジュールは、午前:議員定数について。午後:議員報酬について
で、17時までみっちりの研修でした。
当初、東京まで行く予定でしたが、さすがに「コロナでヤバイで」ということで、どうしようか迷っていたら、オンラインでも受講できるということで、オンラインに切り替えました。
松本議員も一緒に受講し、松本議員の自宅内の事務所兼勉強部屋?を借りて一緒に受講しました。
パソコンの画面をTVモニターへ映し、その画面を見ながら、手元のスマホでも受講。質問などは手元の受講画面で入力する、という方法で臨みました。
TV画面に映る資料は小さくて見えない、という点がありましたが、先に資料を配布してくれていたので話を追いかけることはできました。(一部画面と違う資料あり、それも配布して欲しかったので、追加で欲しいむねを連絡済み)
講師は、(株)地方議会総合研究所 代表 廣瀬和彦 氏です。
以前にも、この先生による講演を受けたことがあります。
磯城三町の議員研修の講師に来てくださいました。面白かったです
しかし、時々、私は賛成できないことを言われます。
「○○はやらない方が良いですよ」(議会報告会、議員定数・議員報酬についてアンケート など)。
しかし森内は「イヤイや、散々な結果になるからこそやるべきでしょう」
「さんざんな結果をあらためて受け止めて「じゃどうしたらいいでしょう」「なんでこんなことになんねん」と考えるきっかけにすべき」と考えています。
「あの高名な廣瀬先生がやらない方がいいと言ったからやらない」と言い出す議員さんがいるので、
安易に「やめた方がいい」とか「やらない方がいい」と言わないでいただきたい!! (笑)
今回の講義では、
「議員定数について」(このままで良い。減らすべき。増やすべき。わからない)
「議員報酬について」(このままで良い。減らすべき。増やすべき。わからない)
というようなアンケートはやらない方が良い、と言われました。
アンケートを取らない方が良いという理由は、よくわかります。
結果は「減らすべき」が、圧倒的に多いから、という理由です。
しかし同時に
「議員定数について」(うちの町の議員定数を知っている。知らない。なんとなく知っている)
「議員報酬について」(うちの町の議員報酬を知っている。知らない。なんとなく知っている)
というアンケートの回答は、圧倒的に「知らない」が多いという結果が出ています。
この二つのアンケート結果から明らかなのは、
「実際は知らないのに、知らないまま定員を減らせ、報酬を減らせと言われる、議員ってなんぼ印象が悪いねん」ということです。
「どのような活動を行えば議員の印象は良くなると思うか?」というアンケートを取って欲しい。
「何をどう頑張ろうと議員の印象は良くなるはずもない」という結果が多数であれば、考えなおしましょう。
という感じです。
中へ入ってしまうと(議員になってしまうと)、その評判の悪さに気づきにくくなるかもしれませんが、やっぱり、どうして、良い評判は自然と出てくるわけはないですよね。
だからこそ、やっぱり、ボロカスな結果のアンケートも必要です。
「たぶんボロカスなアンケート結果になると思うけど、私の周りには議員の悪口いう人は一人もおらへんで」
「昔に比べたら議員も良くなったとは言われる」という声も議員さんから聞きます。
面と向かって議員の前で議員についてボロカスいう人は少ないかと思います
(私の周辺には結構多いような気がする(苦笑)これはこれで特殊事情かも;;)
昔はマイナス100 で、今はマイナス99 くらいの話で、以前マイナス、みたいな話だと思っています。
廣瀬先生の周りには、頑張っている議員さんがたくさんおられ、そういう人たちがアンケート結果をみて、心が折れてしまわないように、心が折れるるようなことはしてはいけません、という優しさだと思います。
私の周りの「頑張ってる?議員さん」には、ある程度、刺激が必要かなと日々感じています。
おっと、肝心の研修のことを書く前に長くなりました。
結論は、簡単に(住民の声だといって)
「議員定数を下げることも、議員報酬を下げることも、簡単にやってはいけない」
です。
「減らすなら減らす」「増やすなら増やす」で、ちゃんと考えてから、そのことが議員さんのためでもあるし、住民のためにもなる、
そんな内容だったと思います。
「議員って何する人? 何してる人?」って思ってる住民さんは大勢いますよ、と時々言われていいました。
まずは、そこへ回答できるようにすることが、議員(議会)のやるべきことだと思います。
「こんなことやりました」「やってます」って示さないとね。
こんなレベルだ三宅町議会は、って感じかな・・・・