2020.10.16 まじか! 議会改革特別委員会(AM)

10月16日 議会改革調査特別委員会が午前中にありました。

前回の委員会で宿題が出されていました。

しかし、三宅町の議員さんはヘンな人が多いです。
「お前もや」と言われそうですが、
私の感じるヘンは、
「他人の話を聞いてるのか?」
「先行研究を信じないのか?」というものです。

議会改革特別委員会は13回目です。

これまでの流れは、
1.「議会改革の項目のうちどれをする」という、話し合いがある。
教科書は以前に議員研修に行ったことのある早稲田大学マニフェスト研究所の「議会改革実践マニュアル」という本。
「そもそも、その本を教科書とすることに反対だ」という意見が後々出てきて、森内はひっくり返りそうになる。
早稲田大学マニフェスト研究所の皆様、申し訳ありません。(@_@。
「なぜ教科書にしてはいけないのか」という理由は、尋ねることを忘れました。
改革には前向きでないと私は感じてしまいます。だからと言って不真面目な議員さんではありません。

自治会の活動には無茶苦茶頑張っておられます。

「これ以上の負荷はたまらん」という思いじゃないかと推測しています。そんな思いであれば共感できます。
こんな安月給で重たい責任背負うのは、たまらんと私も感じてしまいます。
しかし、議会が無力のまま(無力であるがゆえに無能=機能していない)と住民さんが感じられるようでは、議会に明るい未来はありません(議会の明るい未来=地域の住民の力と信じています)

2. 事前にそれぞれの議員に聞き取りがあり、この教科書のどの項目を三宅町議会で議会改革として取り組むか考える。
どの項目にも「それは行う必要はあるのか(無いんじゃない)」という議員がいることが判明。ギョ!
(みんながみんな反対という議員さんはいないので、「全員一致でやろうという項目がない」=足並みがそろっていない)
【議会改革の項目一覧表】(『議会改革実践マニュアル』より)

どの項目も議会改革の項目であって、三宅町議会の規模に合う合わないはあるが、行う必要のない改革の項目はないはず。「改革をそもそもやりたくない」という気持ちには理解を示せる。だってシンドイもん。
が、しかし、議員なんだから議会の強化はやらなくちゃアカンでしょ。
「すべての項目が議会改革として必要な項目ですよ」と発言すると、
「それは違う。三宅に合う合わないがある」という発言がリーダーシップをとるべき立場の人から出てきて、先行きの不安を森内は感じる。

3. 結局、議会改革として、何をするのか決まらない。では「住民アンケートでも取ろう」と決まる。

4.アンケートの内容をどうするかで様々な意見が出る。なんとかまとまりアンケートを取ることは決定。

5. アンケート実施が決定したはずなのに「やっぱり、アンケートなんてやってられないで」となり取りやめとなる。 
森内はここで「ダメだこりゃ」と感じる。

6.「じゃ、一体全体、議会改革というけれども何すんねん?」という話になる。
(そりゃ、そうなりますよね)

7.「それでは、議員さんそれぞれでやりたいことをプレゼンして下さい」という宿題が委員長から出る。

8.それ(それぞれの議員さんの考える議会改革へのプレゼン=提案)を行った。

8番目の段階が、今回の議会改革特別委員会の内容です。
議員一人が欠席でした。傍聴に一人来て下さいました。

この委員会でミラクルが起こります
(ミラクルと考えているのは森内だけか?!)
後ほど、何をミラクルだと考えているのか書きます。

議員個人から出てきた議会改革の内容は次の通り
1. 議員定数削減(辰巳議員より)
2. 時代に合わなくなっている議会に関する条例の修正(森内より)
3. 事業評価の実施(渡辺議員より)
4. 議会便り(議会からの広報誌)の作成(池田議員より)
5. 議員報告会または住民さんとの意見交換会の実施(川鰭議員より)
6. 議会、委員会のネット公開(松本議員より)

それぞれの議員さんが、自分のやりたい議会改革を順に発表しました。
終了後、どれをするという話になるのですが、
前に「そんなんしても仕方がない」というような意見の出てきた改革内容(議会便りの作成、意見交換会など)が、あったにもかかわらず、
「では全部やる方向で考えましょう。取り組む順番から考えましょう」という話の流れになりました。

えー

ワタシにしたらビックリです!?

議会改革の項目にあるものはすべて取り組むべきものです。
(議員定数削減と報酬削減は、議会改革というより「議員による議会の自爆」というもので最終手段だと思いますが)

なんだかんだという話で、やらない方向に向かっていたと感じて今いたが全部やるって・・・

何がおこったのだ!? 
どういうことでしょう。
コメント

今までの意見は何だったのでしょうか???
なぞです。
以前の委員会と今回の委員会、何が違うのかでパッと浮かぶことは、

〇傍聴に住民さんが来て下さったこと。
〇一人の議員さんが欠席であったこと(改革に積極的なのか不明な議員さん)
〇議長が久しぶりにこの委員会に出席(体調不良でしばらく欠席されていまいた)

こんなところしか私には浮かびません。
チョー後ろ向きだった議会が…
信じられません。
マジックが起こったと感じた瞬間でした。

住民さん、覚えておいてくださいね。
議会改革やると確かに決まりましたよ。

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