2021.03.05 三宅町議会始って以来の出来事?!(3/7訂正追加)

2021.03.05 三宅町議会2日目(一般質問)
三宅町議会始って以来の出来事じゃないですか?!と思われることが起こりました!

喜ぶべき出来事です。
(議員にとっても、住民さんにとっても喜ばしいことだと思います)

何かというと、赤ちゃんを抱っこしたママさんたちが、4組(赤ちゃんを入れたら計8名)
議会傍聴に来てくれました!!

若い人が興味を持って下さるってことは、本当に未来につながることだと思います。

ここで、私・森内が考えてしまうことは、
「『結構、面白いやん、また見に来てもいいかもしれない』と思ってもらうにはどうしたらいいだろう?」

傍聴なんて全然面白くもないし、一回来たらええわ、と感じるでしょう(私がそうでした)
だからといって、今回何か特別に森内がサービス精神を見せたというわけではないです。
。。。_| ̄|○

ここで、一つ課題が浮かびます。
三宅町の傍聴規則です。
「4、 児童及び乳幼児は、傍聴席に入ることができない。ただし、議長の許可を得た場合は、この限りでない。」

議会開始前に、ママさんたちが来てくれて傍聴の受付で、事務局から「議長、ちょっと」と声がかかります。
結果は、どうだったでしょうか?

やはり傍聴席には入れませんでした。
しかし、様子を見ることは出来た。ということになります。

追記(3/7)
「「議長は議場に入ってもいいよ。ただ子供さんが泣きだしたら、あっちの部屋に議場を移したモニターが置いてあるのであちらに移動して欲しい」と言った。
そうすると、それならば初めからそっちの部屋で見せてもらっていいですか。その方が私たちも気を使わなくていいです」という流れになったようです。
次の議会で傍聴規則の改正案を提出しようっと、議長も賛成してくれそうなので、うまくまとめてくれそうです。
本会議場だと誰が反対かもわかりますしね。
現状は、三宅町議会において多数派は反改正「改正に反対」ではないけど非改正「改正する必要って今あるの?」だったような記憶が私にあります。
このあたりの調整は非力な私には難しい・・・

議場の手前に議員室があり、そこに議場を映したモニターがあるので、そこを見てもらうことになりました。
ママさんたちも、傍聴席に入って「子供が泣きだしたらどうしよう」って不安があったかと思います。
実際に、会議が開かれている間、赤ちゃんの泣き声がかすかに聞こえていました。
赤ちゃんの泣き声が聞こえる会議って素敵だわ~と感じていました。
『僕たち・私たちが大きくなった時のことまで考えてぇ~』と気づかせるサウンドです。

傍聴席に入れないことで、居眠りしてる人がいないか、採決拒否して退出する議員がいないか、緊張のあまり鉛筆で訳のわからない落書きをしてる議員がいないか、などなど独特の雰囲気は伝わらないかもしれません?!
知りたいのはそんなことではないですわ、ですね。


新しい傍聴規則の提案;
「傍聴人は、傍聴席にあるときは、静粛を旨とし、議場の秩序を乱し、又は議事の妨害、示威的行為及び他の傍聴人の迷惑になる行為してはならない。
また傍聴人において、児童及び乳幼児が泣き出した場合などは、別室に設置したモニターにて会議の様子を見るなど、議場での静粛に協力をいただきたい」
こんな傍聴規則が良いかな。

現行の「児童及び乳幼児は、傍聴席に入ることができない。ただし、議長の許可を得た場合は、この限りでない。」
「基本ダメ。だけど許可があったらOKとする」ってルールよりずっといいでしょう。
この感覚が当たり前だ、と森内は考えてしまうのですが、どうも多くの議員の世界では当たり前ではない、ということが分かってきています。(議会改革調査特別委員会での一連の動きより)

個人的な考えですが「ワシらにゆうたら、なんとかしたるで」という部分を残しておくのが一般的(?)なようです(あくまで個人の感想です)

ママさんたち以外にも、この日は多くの人が傍聴に来てくれていました。
ありがとうございます。
(どうやったら、より興味を持ってもらえるか、考えてしまいますね。。。そんなことより議員として他に考えることがあるだろう、と自分に言い聞かせます)


あっ!!
ママさんたちがお子さんを連れて、委員会に傍聴に来てくれたら...
どうします??
今度は、委員長の判断ですな...

今すぐ子供が遊べるスペースを委員会場に作ってくれ!と言いたいですが、現状無理です。
委員会はモニターもないぞ。どうする?!

ミーモ出来たら、ミーモの部屋を借りて委員会やって、子育て支援センターでも中継が見えるようにしましょう!

お子さん連れのママさん傍聴があった場合は、アンパンマンやバイキンマンのお面を議員がつけて、
議長が「アンパンマンくん、発言をどうぞ」ってやるのはグッドアイデアです。。。。
お呼びじゃない。。。

しかし、いろんな立場の人が、来てくれるっていいですよね。
いかに、自分のいる場所が閉鎖的(片寄っている)(ダイバーシティーが不足している)かわかります。



本日の議会は一般質問でした。
4名から質問が出ていました。
私は、建設中のミーモ(三宅町交流まちづくりセンター)のことについて質問しました。

これからが本気度を試させます。

議会も建設にOKしています。
二十年後、三十年後に「誰やこんなもん作りやがったのは」と思われないようにしなければなりません。
今日、来ていた赤ちゃんたちが大人になった時です。

理事者側は、これまで行われていた運営会議に議員が来ることを禁じています。
運営会議に参加してくれた公募の住民さん6名が、外部から人が見に来ると意見を言いにくくなるという理由です。

住民さんが意見を言いにくくなるから、というのはハッキリ言って違うでしょう。
自分たちがイヤなんでしょうね。
私は、その決定に対しては非常に残念に感じており、そういう決定をする行政が、今後決めてゆくことに対して、とても心配です。
住民の声を聴くと言いつつ、住民代表の立場である議員を無視するってどういうことかわかりません。
本当に住民の声を聴きたいと思っているように感じません。

「議員さんは、行政に口を挟まないで下さい。私たち行政で決めますから」という行政の態度は、議員にとっては楽チンかもしれません。
議員がめんどくさいというのは理解できますが、これは仕方がないことです。
議員構成は住民の縮図です。
大事なことは全部、議員にも関わらせろ(決定に責任を持っている人たちだから)
ここに、こだわっているのは、議員では私一人だけかもしれません。

住民さんが議員に尋ねて、議員から「行政が勝手に決めよってん」と聞くたびに、住民さんが「議員ってそんな人数、要らんよな」と感じてくるのは当然の話です。

3/7追記:
決して行政マンは「議員さんは行政に口を挟まないで下さい」なんて言いません。
思っていても口に出しません。
口に出すまでもなく、そういうもんだと思っているとしたら怖いです。

先日とある新聞記者の方と話す機会があり話していると、最後には『議員が行政にナメラレてますやん』と言われ、私も情けないながら、『やっぱりそうですよね』となりました。
個人的推測ですが「今までの慣習上、議員さんには見せないでよい。知らせないで良い」と理事者サイドが思い込んでいる、そんな気がします。

なんてったって議員は行政が決めてくれると楽ですから。
しかし「責任は議員にあるよ」という話とセットで考えないといけないです。

住民さん「議員がボッとしてるからや」。
議員「そんなん言われて・・・」と思いつつ黙る、あるいは言い訳する。
こんな議員にはなりたくない! が、なりつつある!
そんな議員なら必要ないです。必要ないと思われたくないです。

お前は要らんがアイツは要る、みたいな話でなく。
「議会は要る。こんな役割・仕事をする組織の構成員は○○人くらい必要だろう。選ぶのは住民さんやし、どうすると議会から尋ねてみよう」という流れを起こしたいです

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