令和3年度の12月議会が始まっています。
11/30を初日として開催中です。明日(12/10)で終了予定。
11/30 一般質問。
12/6 二つの常任委員会(総務建設と福祉文教)
12/10 最終日。委員長報告と議案の採決
の予定で進行中(12/9現在進行形)
そして、総務建設常任委員会で、補正予算の否決があり、それを受けて、急遽、12/8の16時より全員協議会(ゼンキョウ)が開かれ、急だったので出席できなかった一人の議員と理事者が集まって会議がありました。
その部分を記しておきます。
今回出てきた議案は、
- 令和3年度 一般会計補正予算 第6回
- 令和3年度 国民健康保険特別会計補正予算 第2回
- 令和3年度 後期高齢者医療特別会計補正予算 第2回
- 令和3年度 水道事業会計補正予算 第3回
- 国民健康保険条例の一部改正
- 水道事業廃止に伴う関係条例整備
- 奈良県広域水質検査センター組合条例の改正
- 専決処分報告 令和3年度一般会計補正予算 第4回
- 専決処分報告 令和3年度一般会計補正予算 第5回
- 人権委員の推薦について
- 意見書:中華人民共和国による人権侵害に対するもの
- 磯城郡水道企業団議会議員の選挙
- 一般質問について
でした。
問題になった(総務建設常任委員会で否決された)議案は、「令和3年度 一般会計補正予算 第6回」の一部です。
令和4年度からの役場庁舎の部署配置にかかわる部分。
補正予算としては、引っ越しにようとして掲載されていました。
二階の政策推進課の引っ越し費用(今の二階西側の部署がごっそり抜けてミーモへ入る)と、
一階の西側奥の2課がごっそり抜けて、今の水道局の方へ移る費用。
ちょっと待ってぇ。
引っ越しするのはいいとして、一階と二階がごっそり抜けた後、どうするの? どうなるの?
引っ越し費用です、という説明はありましたが、「引っ越しした後の庁舎をどう使うのか」という話がごっそり抜け落ちていました。
実際には、ギウンの時の町長挨拶で「引っ越しします、引っ越しした後は…」という話はありました。
しかし、あいさつで触れる内容ではなく、「今後、庁舎をどう使いたい」「あざさ宛、MiiMo、文化ホール、水道局と散らばった各課をどう考えて、どうするのか」など、総合的な判断や議論が必要な内容になります。
案の定、ギウンでの町長のあいさつに質問が飛び交いそうになり、ギウン委員長が制するという場面がありました。
ということで、大きな庁舎内の配置換え(引っ越し)を含む補正予算へ賛成は、説明不足の段階では出来ない、という判断で、委員会で否決されました(全員反対)
このままでは、本会議で補正予算案が否決される確率が非常に高い(以前に常任員会で否決された議案が本会議で通過したこともあります。議員報酬削減の議案)
議会内でも、「一部だけ反対で全部が否決になるのはマズイ、どうする…」という議論が起こっていました。
そうこうしている中で、議員全員協議会(ゼンキョウ)を開いて欲しいということで声がかかりました。
急遽開かれた全員協議会では、否決された部分について、理事者側から説明があり、
二階の引っ越しは、議論をもっと深めるべきと判断し、予算は取り消す。
一階部分の引っ越しは、今後のこともあり認めて欲しい。今後のこととは…
という説明がありました。
スッタモンダが起こっている12月本会議です。
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