スーパーシティーの話(講師:中山徹 氏)

スーパーシティーの話(講師:中山徹)を聴きに、田原本町の青垣生涯学習センターへ行ってきました。

磯城郡に住む私としては、大和平野中央プロジェクト(大学が三宅町に来るぞ)という話が、気づいたら国の戦略特区「スーパーシティー」となっていたので、ビックリ( ゚Д゚)
ビックリすると私は「何それ何それ」と興味津々になります。

ということで共産党さんが主宰される学習会へ参加させてもらいました。
参加費が書いてなかったのですが無料でした。
オミクロンで世間が騒ぎだしているなか、感染対策も行いながら、こういうことを熱心にされる共産党さんには本当に頭がさがります。感謝です!
ありがとうございます

講師は、中山徹先生

チラシにあった
「たんぼダムを壊してAI都市をつくるのか。
地域のことを自治体・議会できめることができなくなる(地方自治の破壊)。
子どもの成績や各世帯の健康状態、家計の資金繰りもすべてがダダ洩れに(個人情報が守れない)」
というビビらす話は、ほとんどなかったかと記憶しています。
「様々な個人情報が集約されて利用される」という話はありました。「情報が漏れたらどうなる?! 大変だ!」という恐れは理解できます。

しかし、すでに個人情報ってダダもれになってませんか?
わかっているだけで、私の個人情報で漏れているものは、
メールアドレス、住所、電話番号など
(漏れているというより、『他に利用するぞ』と書いてあるのを読まずに個人情報を登録しているのかもしれません)

「アマゾン(通販サイト)のフリした嘘つきメールが大量に来る」
「よくわからん広告メールが山のように来る」
「SNSでセクシーな情報が波のように来る」
WEBサイトを見ていると、「おー! これ欲しい。なんで僕の気になるもの知ってるの?」というWEB広告が表示される。
「『有利な未公開株があって、優先的に販売します』と電話がかかってくる」
「〇〇の勧誘が送られてくる」
「〇〇の宣伝、営業チラシが送られてくる」
宣伝がらみでコンタクトしてこられるのがほとんどです。

政府のスーパーシティの資料
講義の内容に戻ります。
ざっくりとまとめるので、皆さんも情報収集してください。

私が気になっていた「大和平野中央プロジェクト」という話が「スーパーシティー」と拡大されてどうなるのか、どうつながるのか。
これに関しては中山先生も「詳しくわからない」とおっしゃっていました。
「先生がわからんもんは、ワタシにもわかるかいな」と気が楽になりましたが、
では「自分の町がどうなったらいいのか」を自分たちで考えなくてはとも感じました。
ここが一番むずかしいかも。

課題。メモメモ ( ..)φ
⇒「最新技術を使ったら、こんなに便利になりました」というのを具体的に示す。今はスパーシティーになったらどうなるのかよくわからん。

⇒「便利さを、すべての人が利用できるのか?」企業がからんでくるので「オカネの無い人は利用できません」ではアカン!

⇒「生活が便利。困りごとが最新技術で解決される」なら、それを住民が平等に受けられる必要があり、そこは行政が責任をもつ。(もちろん議会にも責任あり)

⇒「技術では解決できない問題にどう対応するのか」ドローンが飛んでいかないと解決できない問題なら、いつからドローンが飛ぶねん。
「ドローンの代わりに人間が行かないといけないなら、どうすんねん。現状の問題を技術で解決するとホッタラカシはアカン。

⇒個人情報が漏れるたらエライこっちゃ問題。
これに関しては「誰が管理しようと、個人情報は漏れる」のが現実だと思います。「漏れたときにどうするか」の方が大事。
「超管理社会になる」とも言われますが、「誰が管理するの?」「管理する人を選ぶのは誰?」と質問が戻ってきます。
管理(つながり)を断ち切った自由に耐えられる人の方が少ないと感じます。
「管理はおおいに結構。しかし管理しすぎたら退場してもらいます」という態度でいたい
(自治=自分たちの町のことは自分たちで決めるという覚悟の問題。どんなふうに管理されているのかに興味がある人がたくさんいる必要があります。退場してもらうには、それを願う人が多くならないといけませんね。これも難しいかな)

⇒ 参加するのが嫌な人はどうする問題
ニッポン人なら「みんなやってるで」の一言で大きく動くと思います(ジョークです。自分の頭で考えて欲しい)
が、動かない人も少数いると思います。
「こんなに生活が便利になる(当然、便利の裏側には危険あり)のに残念。気が向いたら声かけてください」というしかないです。
自由選択の余地は必ず残しておく必要がある。

まずは、全員登録。登録記念に利用できる地元電子マネー1000ポイントがついてきます。
なんとこのポイント。寝かしておくと利子が付きます。
でも登録がイヤな人は申請してねデータを削除します、その場合、残念ながらポイントはつきません。データを利用した便利な機能は利用できません。
利用したポイントの返却はしなくて大丈夫ですよ。
ポイント利用した後でデータを消去してと言って来た人にはフラッグを立てておくからね。

「利便性のために高度な個人情報を渡すには危険がある」
利便性ってどんなものだ?
また個人情報の流出にどんな危険があるのだろう?

現在、毎日来る広告メールの山に今うんざりしています。
こんなん買った覚えないぞ! というクレジットの明細が来たことありますが、クレジット会社に連絡したら、そっこうで対応してくれました。

しかしそれだけは「個人情報の流出」が大問題という危険性が私の想像では思い浮かびません。
ううーん
「明らかに車が走っていないとわかる暗い夜の田舎道をスピードオーバーで走っていたら、必ず交通違反で捕まる」というのは、絶対にイヤだー
(発想が乏しい?)

動画のリンク
「スーパーシティ」構想について-SCI-Japan特別フォーラム講演映像-
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20964.html
「スーパーシティ」構想の実現に向けて
「スーパーシティ」で実現する私たちの暮らし-データ連携基盤-




他にもいろいろな動画があります。

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