2023.1.11 研修メモ
地方自治体の財政運営と議員の役割
〜地方財政の現状と健全化法の概要〜
講師:稲沢克祐 教授
健全化判断指標でのヤバい団体は、ほぼないので本当に役立つ指標なのか?
事実は事実として話す。自分の意見の場合は、自分の意見であるとはっきりと言います。
皆様の意見と違う場合は、違う意見ということで、参考にして下さい。
公会計、身体障害者のリハビリ技師もしていた。群馬県で職員もしていた。
財政課にいたときにロンドンで駐在していた。
ストック
人、もの、金、情報、時間
人口減少:住民税が下がる
今の政策で効果が出るのは、いまの子供の次の子供の世代
まだ先。高齢者が生きがいを持って生きて行ける社会を作る必要ある
もの
今までの施設が維持できるのか?
カネ
社会保障費、公債費、扶助費、人件費が大きい順
高齢化により民生費が増える。
今の少子化から、高齢者の多死か社会へ
民生費が増えたものが減ることになるが、使うお金も減る。地域にあたえる影響は?
財政民主主義
租税や公債に貨幣的負担を負わせる自治体の行為、その前提となる経費支出については、地方議会の議決を通じて住民の承認を得る。
意見:議会の減額はOK。財政規律を考えるのが議会増額補正は、政策的な考えが必要。
「あなたの町の財政診断」というタイトルで講義をした。
満員。昼に食事をしていると、私の町は大丈夫か? と多くのひとに問われた。
その答えを期待するのは、議員さんにするべき質問ではないかと思った。
財政は健全か?
5つの視点
1、財政収支
2、弾力性分析
3、余裕度
4、借金の状況
5、貯金の状況
1、実質収支。実質収支比率。
実質単年度収支。実質単年度収支比率
を見る
2、
3、
4、5
1788の地方自治体
財政健全化法と予算審議
レッド一団体、イエローカードは0 なし
しかし、議会が議決した予算で、指標を悪くすることはないのか?
数字に惑わされない。
住民のサービスを行うのが行政。しかし国保料のアップ、水道料のアップ、交通費のアップなどを、過剰にすることは本末転倒
老朽化対策をすると財政指標の将来負担率は悪化する。
数字に惑わされてもいけない。数値を良くするための施策ではない。
あくまでも住民さんの福祉の向上。
コロナ禍なので令和元年度と比べることが、平常時と比べることになる。