2023.03.07 大丈夫? 今年度最終3月会議の合間

2023.03.07 現在、今年度(令和4年度)最終の本会議開催中。
予定

3月07日(火) の来年度(令和5年度)の予算審議が終わったところです。
令和5年度(来年度)は、約42億円の予算。

令和4年度の予算は当初は約38億円でしたが、11回の補正予算をうけて現在は約43億円になっています。

来年度(令和5年度)の予算については、また活動報告を出したいと思っています。

チーム議会としてある程度考え方を決めておく必要のあることについて、意見を書いておきます。
1. 町内の公営住宅を今後どうするのか。
三宅町町営住宅条例
現在お住まいの人を追い出すようなことは当然ありませんが、古くなり住めなくなってきている家もあり、今後、町が持っている住宅をどのように扱うのか計画を立てる時期に来ています。
https://www.town.miyake.lg.jp/kurashi/sumai/post_75.html
もっと、若者に広く住んでもらえるような基準にしても良いのではないか。同時に家賃が安いので「自治会に入ってくれ」とか周りに住む高齢者との接点をもつ工夫を条件として良いと思います。

2. ゴミ問題
新しく天理の奥地にゴミ焼却場が出来つつあります。今回の予算でも負担金として8700万円ほどついています。
現在、リサイクルごみの回収にも費用負担(ゴミ袋代)などが要りますが、リサイクルを促進するには袋代は無料にすべきではなど、細かい話があります。
地球環境を考えた、ゴミの処理の仕方。コストだけを考えると燃やす方が安いかもしれませんが、リサイクルを考えて処理しないといけないと思われます。
ではリサイクルとはどうするの、どうなるの。というところから知識を得る必要があります。
現在、ゴミ袋が有料で、ゴミ袋を振り払った分で、ゴミ処理代はまかなえているのですが、余分に余るお金について、袋代を安くして欲しい、いやまた、将来のこと(リサイクルを含めたゴミ処理にかかる費用。町内で処理していないので、他施設での処理委託費用など)も考えて、どういう方向性で考えるのか。

3. 学校給食費について
学校給食費を無償としている自治体が増えている。
三宅町でも促進しないのかという話。
無料にする必要はない、という意見と、義務教育の一環として無償にすべきという意見があり、町として方針を決定する気であれば、チーム議会としても一定の方向性をしめしておく必要があると思われます。

4. 高齢者の医療保険、介護保険について
高齢者人口のピークが三宅町では過ぎたとは言え、高齢化率はまだまだ上がり続けます。
これに対応した、医療保険、介護保険の対応可能なのか?
切り捨てる方向では考えにくいので、現在の貯金などから分析がまずは、必要と思われます。

—–

あと、デジャブを見た気がする場面がありました。
2016年(平成28年)3月の委員会

H28.3.8 委員会でアウト?!

「(町長に向かって)なんで、やらないのだ?」ある議員さんの発言が僕にはそう聞こえました。

チーム議会としてなら、「(俺たち住民の代表が決めたことを)なぜしない?」そう言ってもいいかもしれません。
議会と町長は、対等な関係なので、なぜ?という理由を問うという意味で。
しかし、決してチーム議会としての発言内容ではなかったはず。
(町長の肩を持つつもりは全くないのですが、)いち議員の意見を行政の施策としたなら、権力の私的な乱用にあたります。
(私自身は、結果オーライなので、結果が町のためになるのであれば、怒鳴るし、怒るし、汚れ役も引き受けますよ、と思いながら、そんな根性はありません;)

『議員必携』より
「議会の地位(P9)
長、議会ともに住民の直接公選による機関であり、互いに独立し、その権限を侵さず、侵されず、対等の立場と地位にあるということを十分理解しなければならない」
(議員ではなく議会というチームが町長と対等となっていることがポイント)

先のことを考えず(周りの意見を聞かず)、その時の思い付きでやったと思われる事業の残骸が三宅町内の各地に見られます。
ちゃんと関係者の意見を聞いてやったのでしょうか?

思い付きでやったと思われる事業(お金の無駄遣い、使わず放置)の例
・議長道路と呼ばれている田んぼも真ん中のアスファルトの道路
・車の渡れない近鉄電車の踏切までの道路
・飛鳥川沿いのずっと閉鎖されている公衆トイレ
・一定期間のみの恋人の聖地
・突然閉鎖になりホッタラカシのつながり総合センター
・京奈和道の沿線に植えた花

どうしても、町のためにやるべき事業だと思うものであるなら、
1.「職員を説得して担当課から町長に予算要求をしてもらって事業化。ボトムアップ」
2.「町長に直談判して、担当課に、やれと言ってもらう。トップダウン」
他に
3.「住民から選ばれた議員の集まりの議会の意見として、町に要求する。ボトムアップ」という手があります。
4.「町民さんからの請願書を受けて、チーム議会の意見として合意形成を経て町へ提出する」

1と2は、下手すれば、議員からのパワハラ、モラハラ(権力の乱用)と取りかねません。
議員としての正攻法は、3か4です。
ましてや住民さんからの素晴らしい事業提案であれば、間違いなく3変形パターンを選び、住民さんの顔が見えるようにしておけば、
「住民さんからの発案を、住民の代表の議員たちが、町の声としてまとめた意見」となれば、理事者側はまともに取り扱わずにいられません。

請願という形で、チーム議会の意見となれば、「あれはどうなった?」と後追いすることも可能です。
無駄にパワハラ、モラハラの疑いをかけられずに済みます。

車の両輪に例えられるのは、首長と議会です。議員ではありません。
チーム議会のメンバーである議員さんが、チーム力を発揮させる気がない?と思えてしまうのは残念です。
です

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