グローバルな視点から地域のスポーツ振興を考える
岡田千あき さん
資料P1
スポーツの開発(
スポーツと開発(
スポーツを通じた開発(Development through Sports)
資料2
先生は3つ目をやっている。
すでにやっていたが、外に見せていなかったため、国連が入ってきた。
2009 UNOSDP(国連開発と平和のためのスポーツオフィス)
2017年5月に、UNOSDPの閉鎖。広がったから。
資料3
SDGsの目標の中に入ってきた。
スポーツもまた、持続可能な開発における重要なカギとなるものである。
我々は、スポーツが寛容性と尊厳を促進することによる、開発及び平和への寄与、また、健康、教育、社会包摂的目標への貢献と同様、女性や若者、個人
いろいろと難しい問題が、スポーツを通してと言われてきているなぁという印象を持っている。
問題を解決できたかどうかは別問題として、みんなでスポーツを楽しんでいる応援しているという風景は良いものだと考えてもらえる。
具体的な例
コソボ、東ティモール
紛争が終わって、住民が戻ってくるとなった。
教育を復活させるために、スポーツを通じて
(破壊された教室の写真。学校は軍の基地とされ、最後は秘密の隠滅のために焼かれて出ていかれる。地雷を埋めて出ていくこともある)
スポーツイベントを行ったあと、その時に買った物品はどうなるのだろう。売られるのか?など考えながら準備する
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ボスニア、ヘルテェゴビナ
住民でも考え方が違う。独立派、半独立派、その他・・・
内戦のさなかにスポーツイベントを開催した。
子供たちが家を出ることができない。
3人以上で話をしているとスナイパーから打たれる。
子供たちが家の中にずっといると、家庭内暴力が起こる。ストレス
勉強する場を作った。それでは足りないと軍で守ってもらってスポーツをしていた。
「子供たちは太陽に当たらないとダメだ」と言っていた。
しかし、先生たちはことに「友人、家族が殺されたことを忘れるな」と教えていた。
「スポーツで一つになろうぜ」というのは簡単ではないと実感している
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資料P5
南スーダン
生まれた時から暴力がある。
平和というものが理解できない子供たち。
スポーツイベントが終わって、子供たちがみんなで盛り上がっているときに、後ろで陸上連盟(陸連)の大人たちが、反省会をしていた。
大人たちに守られて、子供たちが盛り上がっているといいうのが平和という状態なのだと感じた。これを可視化して伝えることが大事だ
南スーダン
独立派と非独立派(北と一緒になった方がええやん、いやいや独立がええで)
というものでなく、民族間の紛争である状態。今は平和でもまた争う可能性あり。
遊牧民の牛を貨幣代わりにしている文化。
牛を奪うことが日常
そこに銃が入ってきた。
動画(南スーダン共和国の紹介)JICA
世界一背が高い民族が住むなど
湿地とサバナ、60以上の民族が住む。
民族間の争いは大問題。スポーツで平和交流
2016年からスポーツ交流債を開催(国民結束の日=国体)
共同宿舎でも交流
女性と障碍者も参加。内戦で障害を負ったものも多い
青年・スポーツ省 エドワード
「スポーツを通じて人と人の結束を高めたい」
前橋市に南スーダンの選手が来ている。東京オリンピックの時
youtube上にも動画あり。
2023年でJICAのサポートは終わり
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東京オリンピック時のホスト都市の紹介。
長井市がタンザニアを受け入れた
タンザニアは安定した国。だがその分、ぜんぜん発展していなかった。
ケニア、タンザニアがマラソンが早かったが、いつの間にか、ケニア、〇〇に変わった。
タンザニアは、スポーツは民間に移転するとバッサリとやった。
学校での授業もやめた。そうすると都会のスポーツだけが発展。地方のスポーツ(貧困層のスポーツ)は衰退。
タンザニアのジェンダー問題
大統領が女性。議員も半分くらいが女性。
とは言え、若年結婚、若年妊娠の問題が多い。
学校はセクハラの場所。国が入らないといけないくらい。
子供を連れて学校に来ていたが、それを大統領が禁止した。
海外からブーイングだったが、国内では支持された。
学ぶことも育てることもしなくても良いと国内では考えられたようだ。
イアンガーがスポーツ大使。
女性のスポーツ大会を開催
JICA ladies Firstの開催(動画)
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資料P13
日本の話。
誰が「青少年」「子供」のスポーツを支えるのか?
子供のスポーツは儲からないと言われている。
今までは、学校の先生の犠牲によって支えられてきた。
海外の例
オランダではユニセフ子供幸福度ランキング一位。
親がスポーツを楽しんでいるところに子供を連れていく。
運営は有志。大きなとことも小さいところもあり。勝利を目指すところもあれば楽しむことを目指すこともあり。
いいことばかりではない。現在、子供たちのスポーツクラブ離れが問題。
ずっと近所のおじちゃんらといるのは嫌だ。自由が欲しい。など
香港
アジアでありながら欧州文化・
子供が親についていく。親ががっつり子供のスポーツを支えている
カンボジア
ポルポト時代を経ている。知識層が虐殺された。指導者層が極端に少なかった。
スポーツ振興が始まっている。大人たちがスポーツをしていない(戦争をしていた)
子供たちの方がスポーツのルールをよく知っていたりする。
国が安価でスポーツ服を支給したりして、バックアップしている
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どこがスポーツをささえる?
資料P14、15
日本は、長い間、勝利至上主義。勝とうぜが強い。楽しむという感じがなくドロップアウトしている人が多い。
挫折感、敗北感、スポーツはダメなんですという人が多い。
アメリカは、生涯スポーツと競技スポーツを完全に分けている。
オランダはよくわからない。生涯スポーツと競技スポーツの間を行ったり来たりする。大人の競技スポーツ人口がめちゃくちゃ多い
ノルウェー。12歳まで成績はつけない。だからなんでも挑戦する。その後、生涯スポーツと競技スポーツに分かれていく
日本は、野球村、スポーツ村に入りにくい。
見るスポーツ
するスポーツ
支えるスポーツ
誰のためのスポーツか?
平等な社会参加の機会としての
サッカーと言えば、世界でイメージできる
これからやりたいこと
社会(個人のバックグランドがあり差別あり)、フィールド(いったんバックグランドを清算)その間に入ることのできる可能性が、スポーツにないか?
理系の分野にもスポーツに入ってきた欲しい
—
質問
先生がやりたいこととスポーツ庁のやることとの共通点は?
>
国際スポーツ部に入れるという話があったが、ネイティブの英語を使っている部署。国際的なスポーツを発展させる。
反対した。
マインドは日本の地域のスポーツというメンタル(ニーズをくみ取ってスポーツを発展させる)
しかし、担当者から国際的な方についておいた方が、予算をたくさん取れると言われて納得した。
スポーツを教えることを地域に移行できるのか?
>自分が子供のスポーツを教えてと言われたときにどうなるだとうと考えると、教える方のインセンティブが必要。
お金じゃなくて、やったことの成果が見えること。
地域の子供が、地域に根付いて欲しいという思いのあるスポーツ活動?
証明書(さてぃふぃケーション)を出すのも、教える方のやりがいになると感じている。