2024.09.05 オンライン会議(能登地震について)

竹下あづさ(珠洲市)
一番最初に避難した場所は、地元の人がやっていた。
行政の人が来たのは2月になってから。

運営は、男性だが、料理や、トイレの清掃などは女性がするという形になっていた。
主になったのは、地域の自治会長など地域の人。

二次避難先のメインの人たちは、自分たちの所は、避難された人の中に市役所のOBがいて、こまめに連絡を取り合ってくれていた。
しかし、二次避難は、ホテルの個室などに入るので、運営というレベルが発生しないことがある。

小田原市議会、池田彩乃議員。
台風の時に500人が避難した。非難してすぐもめ事があった。

竹下あづさ(珠洲市)
大きな避難所では、警察ざたなどがあったと聞いている。
自分の避難所では小さかったので、そういうことはなかった 。

山梨県甲斐市議会(若尾しょう子)
避難所は、自治体中心で運営することになっている。自治会に入っていない人はどうするのだという話が常に出る。
自治会費で、食品の備蓄を行っているので、自治会に入っていない場合はどうなるのか?

竹下あづさ(珠洲市)
自治会、非自治会員などの区別は無かった。そんな所ではなかった。
正月で、地元の人でない人がたくさんいた。
生きてゆくのが誠意敗で、どこの誰だと言ってる場合でなかった。
避難所が満員で受け入れできないという話は聞いた。

観光客もたくさんいたと思うが、そういう人たちが自宅に帰れたのは、1月3日だったが、ガソリンのある人だけ。
ガソリンスタンドが動き出したのは1月末

竹下あづさ(珠洲市)
逆に珠洲市の職員も帰省していたというケースがたくさんあった。

流山市議会、矢口輝美さん
金沢の方に一時避難して、二次避難を民間の人がやっていた。

3,4年前に一部上場企業のフォールディングスの社長。岩城さん。自宅が珠洲市にある。たまたま正月に東京にいた。
その社長が副知事に自分が集めた情報を渡した。

日本政策学校 中園真人
これから冬に備えて必要な物資は?
クリスマス、年末年始に向けて、支援が出来そうなことはあるか?

竹下あづさ(珠洲市)
仮設住宅は布団がとにかく薄いらしい。毛布が必要だと思う。
仮設住宅、夏は暑くて、冬は寒い。

今、最低限の生活は出来ているので、クリスマス、年末年始が楽しめると言う気はないが、何かると頑張ろうという気になれると思う。

多摩市議会(藤條たかゆき議員)
発災当初は、ボランティアは入るなというアナウンスがあった。そうなると入りにくい。
6,7,月に伺って見えてきたのは、あまり進んでいないという印象。
目の前の景色が変わらない。
どこがボトルネックになっていると、現場としては感じているか?

竹下あづさ(珠洲市)
公費解体が進まないのは、相続の問題。家の登記を昔から変えておらず、関係者が多数いて、その人たちの許可がいると聞いている。
これは申請に至らないケース。
業者が滞在する場所がない、という単純な話が今も残っている。
限られた業者で、順番にやっているという感じがする。

多摩市議会(藤條たかゆき議員)
新幹線が開通したあとは、マスコミも震災の報道が少なくなっている。

栃木県さくら市議会 福田克之 議員

竹下あづさ(珠洲市)
実はまだ、断水している地域もある。
仮設住宅も11月という所もある。ほぼ1年かかっている。

金丸謙二@蕨市議会
初動の72時間で助かること助からないの区別

竹下あづさ(珠洲市)
備えとしては耐震はやっておいた方が良い。この大地震の前に何回か小さな地震があった。
津波から逃げながら人を引っ張って出したという話もあった。
日頃から防災意識を持っておくことが大切

能登半島の先に行けば行くほど、高齢化、過疎化している。
70代が人口ピラミッドの先端。
これから未来を作っていくには、若い力が必要だが、現在の地元の議員も高齢化。

現場の議員さんであれば、どんなことをやりますか?

>二次避難を、年寄りの人がしたくないという想いが強いという報道を聞いた。
実際の珠洲市の議員の活動はどうだったのか?

竹下あづさ(珠洲市)
元々農家の議員は、水がない時に水脈は山に会ったと、ひぱってきて、自宅にお風呂や水源を用意して住民に開放した。
孤立した自治会に入っていった。

もう一人は、SNSを活用して、外からの来ているボランティアと一緒に活動している議員がいる。

二人の議員は動き続け居ている

大谷地区(太田地区?)の議員、地域の窓口として機能していると聞いている。
他の議員はわからない。

兵庫県淡路市議会 戸田敦大 議員
行政への課題は?

竹下あづさ(珠洲市)
最初の頃、珠洲市が一番被害が大きかったが、学校を再開したのも一番早かった。避難所から住民を追い出して学校をやろうとした。
二次避難の対応をして大変な時に、通常業務の電話がかかってきた。次の日もかかってきた。
避難所に職員が来ていなかったので、通常業務を再開しようとしていて、初動が間違っていると感じている。

フェーズが変わってきて、市民の暮らしを一番に考えてくれているのか疑問に思う。
水道の復旧は、ほとんどの所が半年くらい水が出なかった。
仮設住宅がまだ、立っていないところもある。最低限の生活の保障がなんとかならないのかと今も思っている。

無理に通常業務を再開しようとした背景は?

推測だが、珠洲市は市長が5期目。年齢的にも完全なトップダウンになっている。
上から通常業務をやれと言われて、おかしいと言えない組織になっているのではないか。

竹下あづさ(珠洲市)
寄付に関しては、ボランティアハウスの運営に充てる。
仮設住宅をする。