2024.10.16 視察 トビチ商店街(○と編集者)

三宅町議員仲間と視察。2日目
長野県辰野町にあるトビチ商店街

この辺にあるばすと我々の乗るバスが迷う。
確かに商店街をバスが通る。
たつの駅から続く商店街。
さびれている。
賑わっている商店街を視察に来たはず。
まさかこの商店街?

すぐ近くのはず、ということで、我々全員がバスを降りて歩くことに。

第一印象が、賑わってないで、この商店街!?

はからずも商店街をウロウロすることになります。
怪しげな(失礼)店がありながらも今日は定休日のようですが、このまま実は開店休業中といっても不思議ではない、商店街の雰囲気。

下辰野商店街辰野商店街商店街にガイコツ

途中、商店街のおじさんが店から出てきたので、
すみません。自転車屋さんの近くにオブイスがあると聞いたのですが、この地図の場所はどこですか? と尋ねる。

おじさんは、んー? 自転車屋?といいながら、こちらで用意した地図を見せるが、明らかにピンと来ていない様子。
後ほど、自転車屋というのは、間違いで自転所は売っていないとわかる。

地図を指さすおじさんの小指があまりにも長く美しかったので、
おじさんの小指めっちゃ長いですねー!
と言うと
おじさんは照れて、はっはっ
こっちの指は短いぞと反対の手袋をはめた小指を見せる。そして、ここオレの店と今でてきた店の方を見る。
店の壁には「棒政」と書かれている。

おじさんとしゃべっていると、コッチコッチと他の仲間から呼ぶ声。
おじさん、ありがとう。と渡した地図を奪って、視察場所のオフィスへ向かう。

と、視察2日目は、スッタモンダから始まった。

ーー
「今や買い物する場所は、楽天とアマゾンとイオンです。買い物する場として、商店街が生き残ことを考えていません」
「レッドオーシャンに突っ込んで行くことはしません。我々は弱小なので。」

一般社団法人 ○と編集者の赤羽さんの話を聞いて、驚くことばかりでした。
そんな風に発想してるのだという驚きです。

基本には、「自分が楽しい」という思いが強いことが伝わってきます。
その思いの次に「町にとっても良い」というのがきている印象です(あくまでも個人の感想です)

革新的・確信的に事業を起こしているのですが、モノスゴク無理をしている感が無い感じ。
それは、自分の好きなことをやっているからだろうと想像しします。

具体的に、このサビれた(申し訳ありません)商店街の中でどうやっておカネもうけをしているのかを記載しておきます。
資料から、設計施工、不動産仲介、不動産管理、シェアオフィス、古道具事業、自転車事業、サイクルツーリズム、宿泊事業、定期マーケット、地域の仕事づくりスクール

そう考えると、10年後、この商店街はどんな形になってるのだろう? 気になります。気になりますよ。

〜〜
「トビチ商店街」概念です。
そういう商店街が目に見える形で存在しているのではありません。

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