栗山町議会
議員のなり手不足対策
議員アカデミーの実施による後継者育成!!
広報活動の強化!
児童生徒を含む町民への総合的な主権者教育!
議員の報酬と定数に関する調査特別委員会
①報酬 ➡ 維持
②定数 ➡ 1名減 (12名➡11名 令和5年4月選挙より)
③なり手不足 ➡ 議会・議員の理解や魅力を伝える取り組み ➡ 議員を発掘・育成する取り組み
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北海道芽室町議会
議会改革「第3ステージ」への飛躍 「議会基本条例の実践~条文が真に生かされる議会活動~
取組みの要旨
本町議会においては平成25年に議会基本条例を制定し、「分かりやすい議会、開かれた議会、行動する議会」を目指し、条文1つ1つが真に活かされ、住民福祉の向上につながるよう、さまざまな取組みを実践してきた。
昨年、町が抱える政策課題について、議会として議会基本条例に則り、さまざまな取組みを実践してきた経過をご報告します。
町が抱える政策課題とは?
町が100%出資して設立した第3セクターが指定管理を受けている町の観光施設(宿舎、スキー場、キャンプ場等)の経営状況悪化に伴うもの。
最終的には会社の運営に対する追加支援金としての補正予算に対する対応
第三セクターは廃止。
まとめ
政策課題に向き合うために、議会基本条例の条文を総動員。
専門的知見を得るための研修の実施、議会サポーター制度の活用によって議会全体の「機能強化」を図り、議会だよりやHPを通じて住民に対する「情報公開・共有」を行ってきた。
議会モニター制度や議会ホットボイス制度、議会報告会等、「住民参画」の機会についても意識しながら取り進めてきた。
引き続き、通年議会制度の強みも活かして、不断の改革及び活性化に努め、議会基本条例の条文が真に生かされる議会、議会基本条例が住民福祉の向上につながっていく取り組みを目指して歩みを進めていく。
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「奥州市議会ICT推進方針」の実践
生成AI等の活用による更なる議会改革の推進
議長マニフェスト ~市民への約束と不断の改革への決意~
① 奥州市議会の「見える化」の推進に努めます
議会ICT推進方針の明確化 など
② 広報・広聴活動の充実・強化を図ります
広報と広聴機能の一体的な取組体制の整備 など
③ 政策立案・政策提言サイクルの充実・強化を図ります
決算・予算審査の連動による政策提言サイクルの構築 など
④ 議員間討議の制度化による十分な審議と市民への説明責任に努めます
対話をベースにした議員間討議の制度化 など
⑤ 議員の成り手不足解消の調査研究と対策の実施、主権者教育の推進に努めます
議員の成り手不足解消に向けた調査研究と対策の実施 など
生成AI活用の紹介 ~令和5年政策決議提案から~
ChatGPTで対話・議論補助①(令和5年6月)
議論における見落としを生成AIで補う手法
ワールドカフェや議員間討論だけでは提言内容に見落としが懸念されるため、生成AIとの対話で確認作業をしていった。
本日ご紹介した「ICT推進方針」、「政策立案等に関するガイドライン」、「政策提言書」等は、奥州市議会ホームページでご覧になれます。
https://www.city.oshu.iwate.jp/gikai/index.html
また、奥州市議会の最新トピックスは、公式「facebook」、「X(旧twitter)」、「Instagram」でご確認ください。議会広聴広報委員会の委員により、最新情報をお届けしています。
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究極の議員間討議を実現!「藤沢型政策検討会議」
「藤沢型政策検討会議」とは
⇒ 条例/政策提案の最初のハードルを低くする提案の受け皿としてのプラットフォーム
その特徴は
⇒ 意見が異なっても発言しやすく、活発な議員間討議を実現させるしくみ
⇒ 複数案件の同時進行を前提とした建付け
議会改革推進会議における取組み
1.基本条例検証の中で条例/政策提案の受け皿を検討
・2019年の改選を前に会派や議員有志で検討中の条例提案が頓挫
・改選後就任した議長が、議会基本条例(2013年施行)の検証を議会改革推進会議に諮問。
・2020年大津市議会視察(オンライン)を通し政策形成サイクル構築の前段階として条例提案の受け皿を検討。(フェーズⅠ)
・2021年「藤沢市議会政策検討会議設置要綱」施行。続いて要綱運用の手引きとしての「政策提案に関するガイドライン」を策定。
・2023年改選後の6月に初の政策検討会議設置が提案され、9月に設置、現在に至る。⇒ ケアラーの支援に関する条例検討中
2.政策検討会議設置要綱及びガイドライン 3つのポイント
①定数の1/12の3人以上で設置提案を議会運営委員会にはかる。議運は原則政策検討会議の設置を認める。⇒ 提案のハードルが下がる
②政策検討会議は提案当初の賛否問わず全会派の出席を基本とする。⇒ 議員間討議が活発化する
③ガイドラインという手引きにおいて複数の案件の同時進行も想定。スムーズな運営を可能としている。⇒ 多くの政策形成の機会が巡る
結論
活発な議員間討議が市民サービス向上に直結する実感
多様な議員による多様な意見の集約こそ民意の反映の道である
⇒ 藤沢型政策検討会議をツールとすることで、政策形成サイクルを議会運営上のシステムとして確立させる道を開いた。
委員会活動との違いは、これは議長の諮問機関として委員会とは別の建付けとなっている。
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さらなる進化を目指して!議会報告会のターゲットを拡大!
西脇市議会の取組
❏平成22年から「議会報告会」を開催
❏議員15人が5班に分かれて活動
❏第1部:議会報告/第2部:ワークショップ
❏当初8地区で開催 ➡ 80自治会開催に変更
参加者の固定化と高齢化の課題
❏参加者が特定層に偏る
❏自治会役員が中心
❏参加者の高齢化
令和4年 第19・第20回アンケート結果
*アンケート記入者*
男 性 427人
女 性 71人
記入なし 2人
合 計 500人
*年 代*
20代 3人
30代 15人
40代 49人
50代 99人
60代 210人
70代 89人
80代 21人
その他 14人
多様な団体との意見交換を推進
❏消防団、PTA、女性会、子育て世代を対象に追加
❏幅広い世代と意見交換
❏新たな意見を議会活動に反映
具体的な成果
❏給食費無償化の要望 ➡ 市 長 教育長に申入れ
❏学校施設整備の要望 ➡ 教育予算に反映
❏消防団の在り方について ➡ 所管事務調査
情報共有の強化
❏全戸配布の「議会だより」に記事を掲載
❏開催自治会へのフィードバック
若年層との交流
❏若年層との交流で信頼向上と透明性推進
今後の展望と課題
❏多様な市民の意見を引き続き反映
❏チーム議会として、課題解決に向けた取組を継続
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丹波市議会☆ミライプロジェクト ~市議会 × 大学生 × 高校生
1 きっかけ 平成29年度
「議員研修」の位置づけで、研修テーマの講演・テーマに基づいたグループワークを実施
① 研修テーマ 「これからの地域に求められる持続可能な地域創生とは~ 関係人口から考える ~」
② 出席範囲 丹波市議会議員19人、丹波篠山市議会議員16人
合計35人
③ グループワーク 各市議会3人ずつ計6人程度
※ このとき、講師を務めた福知山公立大学 杉岡准教授から、「大学生」と「高校生」と「市議会議員」の懇談会開催の提案があったことから、次年度実施に向けて検討に入ることとなった。
過年度の反省から「抜本的改革」を目指す
① 3年に1回だと体験できない学年が出てくる
② 1日の交流で「議員さんに親しみを感じた」だけの感想からの脱却・・・
バージョンアップ 令和5年度
・市内の3高校から参加者を募集(先生による声かけ)
・インターネットツール上で意見調整
・提案に向けた大学生のサポート
・本会議場で議員に対し提案
1. キックオフミーティング 若者たちが主体となってアイデアを出し合う
2. 発表への準備 インターネットツールを利用して高校生・大学生が発表に向けて資料を磨き上げ
3. 本会議場で発表 本会議場にて若者たちが作成した提案を発表
バージョンアップ 令和5年度
【 発表 】
・高校生が執行部側に座って発表
・議員は自席から質問を行う。
・事前の録画撮りも含め、全員に発表の機会を設ける。
【返答】
・市民との意見交換会の流れをベースに行う。
・議運で分類し、常任委員会で返答案を作成
・議運でとりまとめて、議長名で高校生に返答する。
令和5年度の反省から
県立氷上特別支援学校高等部生徒の参加
・テーマは、高校生が自由に設定
・キックオフミーティング後、オンラインツールの活用と合わせ、班ごとに対面による意見交換、現地調査を実施
3校合同でやることによって、学生も刺激を受けたと思う。
若者から、投票所が学校にあると投票しやすい。ショッピングモールに期日前投票所を作った
大学生の参加について
隣の市町の大学生にファシリテーターをやってもらっている。議員がやるよりも高校生はしゃべりやすかったと思われる。
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王寺町議会
届かない広報は時間と税金の無駄だ
過去の議会だより
読み手のハードルが高い紙面
広報に課題を感じる正副議長 → 広報を7年担当した職員が異動 → 今だ!リニューアルへ → 議会広報編集委員会で話し合う
手に取りたくなる雑誌感
住民が主役の紙面
メリハリある「脱・報告書」紙面
あなたと議会をつなぐガイドブック
オシャレな表紙に読みやすい内容で大英断に感謝。60代
素敵。引っ越したばかりで知らないことが多いので、一冊の本のようで これからの議会広報が楽しみです 30代
議会だよりを読んだことがなかった。大切な情報が載っていることに気づいたのでこれから愛読します 40代
議会広報×LINE 動画視聴数が6倍に
●紙媒体とLINE(登録1万人)によるクロスメディア
●リニューアル前と比べ本会議視聴数の
●月間アクセスが6倍に増加
「議会に関心がない」ワケではない
広報 = 関係性の構築・維持のマネジメント 町に関わるすべての人とのつながり
広報の次に目指すのは、議会改革(若い人を巻き込んでの街づくり)まずは広報から。
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宮崎市議会DX みやだん
宮崎市議会では「デジタル技術を活用し市民と議会との距離を無くすこと」を目指し、昨年度、宮崎市議会内のプロジェクトチームで実証実験を行った住民参加型のプラットフォームを、11月1日より「宮崎市議会 DX みやだん」として市民公開をいたしました。
この「宮崎市議会 DX みやだん」は、議会報告会のライブ配信や議会紹介動画視聴が可能であり、更に市民が議会(議員)へ直接相談できる機能も備えた、双方向型のウェブサイトとなっております。
新たな広報広聴への挑戦 ~ デジタルとリアル の融合でつくる
議会はわからない
政治家は良いイメージがあまりない
政治は難しい
投票率も年々減少 令和5年 宮崎市議会議員選挙の投票率 38.34%
新型コロナウイルス感染症
住民と意見交換できる機会は減少
もっと議員の活動を知ってほしい
多様な声を聞きたい
若い世代にも関心を持ってほしい
宮崎市議会DX みやだん
取組① さらに見やすく! 一般質問のイラスト化
取組② こども議会の開催 ~宮崎市の未来を語ろう!~
市内の中学校を対象に子ども議会を開催!
みやだんで特集ページを作成 他校もチャレンジしやすい環境作りを実施
取組③ 常任委員会の見える化!
常任委員会とは、議案の態度(可否)を決めるための審査を行う重要な会議
そのため、審査時間が長時間に及んでしまう
議長と委員長の対談形式 各委員会は1~2分程度 若い世代を意識
同じようなことをやっている四日市さんの方が、さまざまなコンテンツを持っているよう。
子ども議会のアクセスが多い。
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「下川町議会モニター設置要綱」を制定し、18歳以上の町民6名から議会活動や町政に対する多様な意見、批判、提案等を受けて議会活動に反映させることを目的とする。
○本会議の傍聴やYouTubeの視聴、議会広報への意見・感想、意見交換会への参加(アンケート等で随時意見をいただく。)
高校生モニターの成果
期待したいとと
①若者の困り感の把握 公共施設にWi-Fiが整備 (令和6年度)
②政治への関心向上 若年層の政治参加意識が高まる
③まちづくりへの貢献 新たな課題発見につながる
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800位からの大逆襲!を合言葉に 酒田市議会
取組みのきっかけは
当時の酒田市長が首長部門で優秀マニフェスト推進賞を受賞(2017年)
一方、酒田市議会は・・・ 全国1,404議会中800位(2020年)
議会基本条例の制定、議会報告会の開催、
議員定数の削減(28名→25名)等取り組んでいたのに・・・
→「改革したふり議会」との指摘も ⇒800位から逆襲してやる!という気持ちで会派を超え、議会がまとまった【対立から対話・解決へ】
早稲田大学マニフェスト研究所招聘研究員である佐藤淳先生を議会改革推進アドバイザーに委嘱
市民との対話と議員間討議により政策サイクルを構築する手法について、議員全員が研修を重ねる
取組みの大きなテーマは2つ
〇常任委員会の体制強化、政策提言
〇通年議会の導入
〇常任委員会による政策提言
・3つの常任委員会ごとにテーマを設定
・市民や関係団体と対話
・提言内容を検討、まとめ、市長に提言書を提出
・当局側の対応を検証
※政策提言サイクルの確立、マニュアルの作成、次期政策提言サイクルの開始
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失敗したって次に活かせばいい。」 ~ 最速フットワークで議会が町をひっぱる ~ 御宿町議会
議会×若者まちづくりワークショップ
松下啓一(著) 千葉県御宿町議会(協力)
“0円”インターネット議会中継
取り組み紹介_2
6月定例会
中継実施 2カ月後
(大網白里市) (実証実験)
議員個人所有の機材を持ち寄り、“0円”で実証実験スタート
なぜ私たちが、スピード感を持って動けるようになったのか。
腹をくくったから。「失敗したって次に活かせばいい。」
行政の無謬性 脱却できない行政への強い危機感
行政はなかなか変われない。
まずは、我々が変わるしかない。変われなければ、明るい未来はない。
さあ、あなたも一緒に動き出そう。
「失敗を許さない社会」から「失敗から学んで前進する社会」へ
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