ギウン(議会運営委員会の略)が、2/13にありました。
3月の本会議(3月定例議会)に出される議案のタイトルと日程の決定、一般質問の内容などが決まりました。
この3月の議会は、次年度(4月から)の予算を決める会議ですので、なかなか重労働です。
事前の資料の読み込みが大変になります。
開会日 曜日 時間 会議の種別
3月04日 火曜日 午前10時00分 定例会開会(提案説明)
3月06日 木曜日 午前9時30分 定例会開会(一般質問)
3月10日 月曜日 午前9時30分 予算審查特別委員会
3月11日 火曜日 午前9時30分 予算審查特別委員会
3月13日 木曜日 午前9時30分 総務建設常任委員会
3月17日 月曜日 午前9時30分 福祉文教常任委員会
3月24日 月曜日 午前10時00分 定例会再々開(最終日)
一般質問通告
※ 森内の質問は内容が豊富で、充分に審議できない可能性が大です。
1番 梅本睦男
令和7年予算編成方針 総合戦略について
3番 川鰭実希子
町の防災対策の充実について
1.町在住の職員が少ない中で防災活動がスムーズにできるのか?
2.情報伝達ツールの有効活用を!
3.参加したくなる楽しい防災訓練を!
7番 森内 哲也
1.人口減少が進むなか、今後、住民が高齢化してゆくことに伴う問題(残るだろう家、放置されるだろう土地等)に対して、公としてどんな伴走がありますか?
2.ポケットパーク(いわゆる三宅郵便局前のアザサの育成池)がホッタラカシで見た目が悪いです。三宅の歴史につながるアザサの扱いが雑です。町としてどう考えておられますか?
3.対話の方法について
4.歳をとって移動手段がなくなってゆく問題への対策(ライドシエアについて)
5.みいもの運営について「新たな官と民の協働」について
6.石見駅周辺の開発について
4番 瀬角清司
ボランティア時の地域清掃活動をされる際のゴミ袋について
9番 池田 年夫
陥没事故について
6番 渡辺哲久
1.旧優生保護法による強制不妊手術への国の謝罪と被害者への賠償について
2.石見で作られるヤング・イノベーション・レジデンスについて
5番 松本 健
令和7年度予算について~多額の基金の計画的な使い方について
森内の質問の読み原稿です 1/6
1. 人口減少が進むなか、今後、住民が高齢化してゆくことに伴う問題(残るだろう家、放置されるだろう土地等)に対して、公としてどんな伴走がありますか?
質問の最終ゴールは、タイトルにあるとおり、「高齢化に伴って、終活等を考えるときに、行政として相談窓口があれば、住民としては安心につながるので、何か考えられないか」というところを想定しています。
まず、令和5年3月にも質問した空き家に対するその後の事のことを尋ねます。あえて住所がどことは言いませんが、当時の回答として、「権利関係がややこしくて、なかなか手が出せない、しかし、なんとかしたいという思いはある」と言われていました。今も変わらず「手をさせない」という状況でしょうか?
令和6年9月の定例会での質問では、瀬角議員からも、荒廃した農地や管理不足の空き家をどうするという質問も出ています。
その時の回答では「人口減少により、全国的に空き地・空き家が増加している。本町も例外ではない。」と言われています。
じゃあどうしますか?ということです。
問題が発生したら担当課で対応してくれますが その時には、相続人が20人以上でどうしようもない、とか、権利関係が複雑で弁護士もひるむ状態になる前に、なんとか考えられないかという話です。
三宅町は、転入者よりも転出者が多いです。出ていく時に残った家はどうしますか?とか、持ってる土地はどうするの? と尋ねてみたり、
福祉関係の部署では、一人暮らしの住民さんの情報をつかんでおられるはずです。この人のその後はどうなんねん? とか、一人暮らしとか家族と疎遠という人が増えていると感じています。
農業をガンバっているあの人の息子らは出て行って次に継ぐもんおらへんで、最近、体の調子が悪そうやぞ、みたいな情報は、小さい町だからこそ、その気になれば集約できませんか?
空き家担当の部署に任せるや農地の管理の部署に任せる・福祉の部署に任せるとかではなく、情報を集約して問題が発生する前、こじれる前に、対応するようなことは考えられないですか? 小さい町だからこそ出来そうな気がしますが、いかがですか?
森内の質問の読み原稿です 2/6
2. ポケットパーク(いわゆる三宅郵便局前のアザサの育成池)がホッタラカシで見た目が悪いです。三宅の歴史につながるアザサの扱いが雑です。
町としてどう考えておられますか?
万葉集は日本が世界に誇れる歌集です。異論はないと思います。
その万葉集に、三宅という地名と共に出て来るのがアザサです。
また、その登場のしかたが、とんでもなくいいんです。
親子の問答歌です。
親が息子に向かって尋ねます。
「苦労して三宅に、よう行ってるけど、なんでや?」
息子が答えます
「お母さん、お父さんに紹介してなかったなぁ。黒髪にアザサの花を飾ったカワイイ子がいて、俺の彼女やねん」
親が子供を思う気持ち、息子が彼女を思う気持ちが込められた歌です。
人が人を思う気持ちが込められた歌で、そんな今も変わらない気持ちが、昔・万葉集の時代からここにはある。
「人が人を思う気持ち」だからこそ三宅町にある福祉施設の名称が「アザサ苑」なんです。
町のマスコットキャラが、みやっぴぃ、あざさの花をモチーフにしているのも、ここから来ているんです。
アザサの扱いが雑だという指摘は、三宅町としては真摯に受け止めるべきだと感じます。
ポケットパークをはじめとしたアザサの池の管理など、町のシンボルとなっているアザサの扱いについて、町としてはどう考えていますか?
森内の質問の読み原稿です 3/6
3.対話の方法について
対話ということを考えると難しいなぁと思う今日この頃です。
令和5年3月の川鰭議員の一般質問で、「住民参加が必要な時に、無作為抽出方式を取り入れ、多様な住民の意見を反映するべきではないか」「日頃、行政に関心のない住民の声をどう拾うか」「日頃、町に関心の無い人に関心を持ってもらう」という点がポイントだと思うというような指摘もあったと記憶しています。良い意見だと思いながら聞いていました。
具体的にどうするというような回答はその時点ではありませんでしたが、「生駒市のオンラインワークショップや住民参加型合意形成プラットフォームの実験も参考にしながら、三宅町にとって最適な住民参加の方法を検討する。どの計画に適用できるかを考慮し、取り入れられるところは取り入れたい。」ということをおっしゃっていました。
その後、実際に、いくつかの課で無作為抽出による住民参加の方法を試してみたという話も聞いています。試してみてどうでしたか。
三宅町にとって最適な住民参加の方法を検討されている報告をお願いします。
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4. 歳をとって移動手段がなくなってゆく問題への対策、ライドシェアについて
高齢化や人口減少にともなう移動手段の問題についての質問があるたびに、ライドシェアについて「検討する」「研究する」という回答が返ってきます。
ライドシェアの概要がわかってくるにつれて、三宅ではむずかしいという認識を私は持っているのですが、現時点での、研究の成果をお伝えください。
森内の質問の読み原稿です 5/6
5. みいもの運営について 「新たな官と民の協働」ついて
みいもの運営については、まちづくり会社という話もありましたが、住民主体で運営するという当初の想定の通りには、なかなか難しいという印象があります。
とはいえ、それなりに運営は継続して下さっているので、うまくいっている部分もあると思っています。
新しい予算も出来上がって来る時期ですので、運営に関してうまくいっている部分(継続してゆきたい点)、まだ未解決・あるいは、新たな問題点など(今後の課題)を教えてください。住民の皆さんに喜んで使い倒してもらえる施設になることを心より願っています。
また、運営に関して、というか、運営とは別にという話なのかもしれませんが、まちづくり会社ということで、「新たな官と民の協働」を模索するというような言葉も聞きました。模索や研究の成果も教えて下さい。
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6. 石見駅周辺の開発について
石見地区の県有地の開発(新しい学生寮Y.I.R.)の進行状況はどのようになっていますか?
石見駅前への県立大学の誘致という話から、これまでにない学生寮(Y.I.R.)を作るという話に替わっています。大学の話が出てきた時に見直しを考えていた、令和2年3月に作成したという「近鉄石見駅周辺地区まちづくり構想(案)」というのはどうなっていますか?
また、かねてより意見の出る石見駅改札の西側への変更というような話を含めた石見駅周辺の整備について、住民さんの意見を聞き取るような機会は作られる予定はありますか?
また、県の方針が変わったとしても、町として出来ること(周辺道路の整備等)は淡々と行うという回答があったと記憶していますので、周辺の整備状況もあせてお答えください。