公民連携で地域を再生する~オガールが実践してきた協働のデザイン~
株式会社オガール 代表取締役 岡崎 正信
●株式会社オガール 代表取締役 岡崎 正信(おかざき まさのぶ) 氏
1972年、岩手県紫波町生まれ。東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻修了。地域振興整備公団(現:都市再生機構)入団後、建設省都市局都市政策課などで地域再生業務に従事。現在はオガールプロジェクトの中枢を担う株式会社オガール、オガールプラザ株式会社、オガールセンター株式会社の代表取締役として、紫波町における公民連携事業の企画推進に携わっている。
地元では、調査特別委員会を作られました。地元から離れるほど評価されています。
朝から話すというのはいいですね。
イオンの会長に呼ばれたことを思い出す。
平成に2年の国勢調査はショックだった。
地方拠点法が出来た。最初のあがき。
ウォーカブルシティーのガイドライン
LRTが通ろうが、日陰の無い所は歩きたくない。
樹幹率(樹木の影の率)ヨーロッパは30%を目指している。
東京は、9.0%
暑ければ人は出て来ない。
人には緑が必要。駐車場の方が良いと言われる。ホンマか??
オガールはそうことを考えている。
木を切ると20年育たない。
居心地のいい空間は、最新の機材でも空間でもない。
自然だ。心地よいかが必要。
不動産の価値、建設コスト、金利 が事業の3要素だったが、不動産の価値が上がらないのに、他が大変上がっている。
地方(田舎)で、何かを建てるには非常に困難。
岡山県の美咲町(みさきちょう)」は除去費に充てた。賢い。
美咲町の「スマートシュリンク」
岩手県シバチョウ。柴波町。
岩手県で一番人口減少率は低い。昼の人口密度が一番低い。働いている人がいない。一番住みたいと思っている町。
働いている所は隣で良い。
国にとってどうでもいい町(支援の使用が無い町)
町にカネはないから銀行に借りるしかない。町の方策に載っていないと借りられない。
銀行が納得しないといけない。銀行が良いという作戦を町と作る。
仕様を間違えたらまず失敗する。銀行と共に(民間と共に)仕様をつくる(損しない仕様)。
岡崎正信
カネの無い町を元気にしてくれという立場。
他人に信用されたかったら、そいつを儲けさせろ。(松下幸之助)
公民連携事業をアメリカ人に学んだ。声とプレゼンはいいが、
君に圧倒的に足りないのは知識だと言われた。
計画、開発、運営 全部をやれ。
行政は、運営しない人が計画を作るからうまくいかない。
アメリカに行ってトコトン勉強してきた
とにかくグリーン(自然だ)と思った
不動産学部にいった(日本には一つしかない 千葉県 メイカン大学)
行政セクターの一番の問題は、単年度予算。
本当に維持管理するには、単年度で終わるはずがない。
作るだけ一生懸命で、あとは知らんでは、公共施設の運営ががうまくいくわけがない
頼まれてもいないのに産まないでくれ。
頼まれたら産んでないわ、と返される
借金で土地を買うと決めたのは議会。
一番高い雪捨て場という地元の評判。
不動産の価値を決めるのは、
ランドスケープ、サウンドスケープ、スメルスケープ
眼、耳、匂い
町の経営判断をするのが議員。取締役
町の価値は不動産の価値。
オガールの図書館は維持管理に、五千万円かかる。(維持管理費をどうする?? 単年度の頭では出て来ない)
図書館を株式化。紫波町に出資させた。
民間都市開発機構 (原田ヤスオさん 先輩 怒られた )
(民都機構 国)
補助金はゼロ。図書館の部分をシバチョウが購入。
図書館と一緒に運営しないか?と企業に手上げをしてもらった。
テナントは客が来れば喜ぶ。
オープンして8年で借金を返還。
元気な時に次の人にバトンを渡す。元気がなくなった時に誰が引き継ぐのか?
そのあと、オガールアリーナを作った。バレーボール専用体育館とホテルを作った。
ここで初めて国からの補助金をもらった。
紫波町に固定資産税で700万円を払っている。
紫波町からは補助金をもらっていない。
野球場は日本に7千ある。そんなに必要?? 7千1個目にカネを貸す?
バレーボールの競技人口はサッカーより多い(サッカーに女子はない)
プレー人口 5.5億人
日本にはバレーボール専用体育版はゼロだった。
マーケットが大きいものは、一等地が良い。
マーケットが小さいのは、交通の便がいい地方がいい
世界から代表が来る。
300人しか入らない観客席。1席は35000円で売った。
世界から選手が来ると給食がその時の国際料理になる。(勝手にやる。町のお出迎え。子供たちと交流)
その後、オガールセンターを作った
子育てコンテンツ(小児科、病児保育、ジム、ベイカリー、事務所など)
働きたい夫婦に、めいっぱい働いてもらえる施設を作る。
これを作って、転入が増えた。
紫波町は、ドクターを見つけて来れない
岡崎が見つけることに。
保育園をまず作って入居者を募集した。
旦那が医者だと聞いた。
奥さんと一緒に旦那さんを口説きに行った。
奥さんからバレーボールのチームのサインをねだれらた(もらいに行った。役場の人はここまでやらない)
農の再編集
作って食べて健康になるところまで
廃校を何とかする。肯定を花畑にする。
校舎はなんともならない(みんな先に校舎をやろうとする)
不動産の価値のつけ方はこう。
校庭の雰囲気をみて、ここで何かしたいとテナントが入る。
レストラン エグネ
残念なことには、熊がでる。
しかし、見たことがない。
熊は99% 左利き
住宅の価格は、周辺の1.5倍(夏は涼しくて、冬は暖かい。暮らしやすい。熱効率がいいという話ではない)
仕事はどこにでもある(どこでもできる)ので、良い暮らしがあるから人は住む。時代になる。
次は、沖縄で事業を行う。
仕事はあっても暮らしがない(土地はあるが住宅がない)
沖縄の人にしか売らない。安く。ただし我々と一緒に盛り上げて欲しい。
公共事業
・コスト高 → 作らず借りる
・人材難 → AIと民間の登用
これまで、経営しない人(役場)が、企画、設計、建設
第三セクターでやる。悪いイメージがあるが、赤字になるのは社長がダメ。
誰と一緒にやるかが大事。
「どうやれば長続きさせられるか」の競争が始まっている。
民が公を発揮できる時代。
実行のための権限や勇気は公の側にある。
公権力を上手に使いこなす人が必要。
そういうことが出来る地方が残る。
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勉強するための教材は?
公民連携を成功させる10の原則 英語の本です。
“Ten Principles for Successful Public/Private Partnerships”
5:明確な意思決定のプロセス
これが無いと失敗する。
首長も議会もやると言っているのに、担当課がやらないと言って出来ないことがある。
“A partnership is a process, not a product” –ULI