暑すぎるぞ!
学校にエアコン設置してあるよなぁ? という問いにはノーです。
もう夏休みに入ったので、エアコンもない部屋で・・・ということはありませんが。
今すぐエアコン付けたれ! という声に応えたい。
この猛暑、各地で熱中症のニュースが飛び交っています。
しかし、
ひと教室にエアコンを付けるのに300万円以上かかると聞けばどうですか?
個人の家の一室にエアコンをつけるのであれば、
一室に30万円(本体と外機わせて20万円。工事費が10万円として、計30万円)
こんな計算が余裕をもった推測だと思いますが、こと教室となると一室300万円ほどとなります。
10教室あれば、3000万円です。
50教室あれば、1億5千万円です。
幸いにも三宅町は、一町一小学校なので、工事に取り掛かれば、不平等は生じませんが、
それでも、三宅小学校の全教室(およそ20教室)全部にエアコン設置となると、6000万円。
そこに設計だなんだと入って、1億円弱のオカネが必要になります。
これが複数の小学校・中学校をかかえるとなると、公平にしないといけないので、一度に、数億のオカネが必要となります。
なんでこんなに高いんだ!
おかしいだろう。となります。
(そもそも、なんでそんなに高いの?)
「そもそも論」からのスタートとなると、滅茶苦茶時間がかかります。
公の見解は、
「公共の建物に工事をする場合は、それなりのルール(規定・規格など)があり、それを満たした工事をすると、それくらいの費用がかかる」
三宅町だけがエアコンの設置費用が異常に高いというわけではありません。
生駒市は、15億円かかると試算しています
ふるさと納税でエアコン設置
ちなみに生駒市の小学校数は12校。中学校は8校。
単純計算で、一校あたり7千500万円。
生駒市の学校
学校へのエアコンの設置工事の基準を下げられないのか???
これは国の基準なんだろうな・・・
(ちゃんと調べないとなんとも言えませんが、行政に訊く限りは、「公共施設の工事は高いんです」という回答しかない)
基準を緩和して、普通に(家の部屋にエアコンを入れる)工事が出来るようにすれば、かけつけてオッチャン、おばちゃんは結構いるぞ!
「これ使ってあげて」って、町内からの寄付もあるぞ。絶対に!
なんとかならんのか、一室(いち教室)300万円以上のエアコンって・・・・
どんだけ、家のエアコンと違うのだろう????
みなさん、よい知恵はないですか??
余談:
残念ながら、奈良県は、学校のエアコン普及率は全国最低です。
エアコン普及率 7%程度。
京都や、大阪は80%ほどであったと思います。
奈良は田舎で涼しいんだろう、という印象はあると思いますが、盆地は暑いで!
奈良県は、いびつな人口比率(県北部の盆地に人口集中。南部と北部で切り分けて気温とかエアコン普及率をみてゆく必要があるでしょう)
参考サイト
是非とも国会議員先生からカンパを募って下さい。
小さいお金です。
そもそも、
学校の教室にエアコン入れるのに、一室300万円以上かかる
って知ってもらうことからかなと思っています。
この記事を書いたときは、奈良県はエアコン普及率が低かったのですが、一気にエアコンが全小学校に設置されたようです。
わが町の小学校も、平成31年度事業で設置完了。
コロナで夏休み短縮で授業開始にも間に合ってよかったです。
公立学校施設における空調(冷房)設備の設置状況について(令和元年9月1日現在)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/09/1421285.htm
ちなみに費用
決算からの引用なので決定額です。
合計 約7700万円
機器費(29教室 34台)約2100万円
工事費 約5600万円(キュービクル等はこちらに含む)
(Thanks for the notice, Mr.F.)
予算時の一台およそ300万よりは低くなっています。