奈良県での平成の大合併を検証(奈良新聞より)

合併のメリットとデメリットを知りたい、とよく聞くのですが、頭で考える限り簡単です。

メリットは、行政コストが安くですむ(自前でやるより、一緒に大量にやったほうがよいという管理する側の論理だと理解しています)
(しかし、実際にはそうでもない。実際に行政コストが削減しているデータを出している合併後の市町村は、ネット検索する限りあまりありません[2020年現在])
デメリットは、住民の声が届きにくくなる。(声なんか届かなくても、幸せに暮らせる世の中なのかもしれません。歳をとってもそうかな?)

新聞記事には、
「首長や議員が自分の職がなくなるから、表だって賛成できない」というようなことが書かれていましたが、合併に賛成できないのはそれだけの理由か??
私は「自治がやりにくくなる」という一点で合併には反対です。

地方交付税が大幅に削減されて、住民税を大幅に引き上げないといけないという状況になれば、合併やむなしかもしれません。
しかし、議員という職にこだわることと、自分の住む地域の将来の幸福を天秤にかける事自体が、未来を見ていないです。

人間の幸福を考える時、行政コストを考える前に、もっと考えることがあるだろう。

「声が届きにくいから地域住民が集まって知恵を出してウンヌン」ということであれば、合併してもいいかもしれません。
住民自治組織 じゅうみんじちそしき)というのがそれになります。
しかし、そういう新しい組織をわざわざ作るなら「合併しなくてもよくねぇ~」となります。

幸せを考えるときの参考動画↓↓
TED「人生を幸せにするの何?最も長期にわたる幸福の研究から
短く太くという生き方が幸せだ、という価値観もありかと思います。
動画の文字起こしは別ページに作りました。気になる方はどうぞ

参考資料(奈良新聞)
奈良新聞より

奈良新聞より

奈良新聞より