通常の議会予定(3月、6月、9月、12月)以外に開かれる議会なので、臨時議会というようです。
ちなみに、
議会の招集は、基本的には町長からなされます。
ルールとして、議会の承認を得ないと実現しない案件があるからです。
それをすっ飛ばして、町長だけの権限で行うことが、町長の専決処分(せんけつしょぶん)ということになります。
今回の案件は、
- 平成28年度一般会計の第1回補正予算について
- 平成27年度一般会計の第15回補正予算について
- 固定資産評価審査委員会条例の一部を改正することについて
- 三宅町税条例の一部を改正することについて
- 三宅町国民健康保険税条例の一部を改正することについて
- 山辺・県北西部広域環境衛生組合議会議員の選挙
- 監査委員の選任について
- 平成27年度後期高齢者医療特別会計の第4回補正予算いついて
追加議案で
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案件に対して、森内も総括質問を行いました。
ともに、「平成28年度一般会計の第1回補正予算について」の質問で、
私の質問は、「幼児園費の項目で、金額の上下変化はないのですが区分変更が行われており、21,259千円の金額が、委託料から工事請負費へ動いていました。これはどういうことですか?」という質問です。
これは、認定こども園になったため園庭整備をするための費用です。
答えとしては、「提案型(「プロポーザル」という言葉を使われていました)で委託できる業者選定をおこなう訳だが、本年2月に行った平成28年度有効の指名願提出業者のうち公園遊具を専門とする業者にかんがみ(「少なかった」ということだと思います)より多くの提案(プロポーザル)を受け、競争性の高い複数の業者選定が行えるようとのことで予算の組み方を変えると業者選定する時の数が増えるから」という回答であったと思います。
再質問で、「なぜ、この時期なのですか。新しい年度の予算がでたばっかりですが、予算作成時にはじめからわかっていた事ではなかったのですか?」という質問には、直接的な回答でなく「4月になって提案可能な業者が少なく・・・」という回答でした。
統括質問の再質問は1回というルールがあるようで、質問回数オーバーだったので「回答になってないと思いますけど」と不規則発言をしてしまいました。
(/o\)
職員さんをイジメるつもりはなく、仕事に滞りが発生するような原因があるのであれば改善してもらいたいと思っています。
外的な原因もあると思うので困難も伴うかもしれませんね~
あと、気になった事を記しておきます。
森田議員の総括質問への答えです。
質問の内容は、第1回補正予算であがっていた、(仮称)学童保育協議会の為の報償費 5万8千円についてのものでした。
答えとして、
-
その協議会は
- 5月に立ち上げて年3回行う予定
- 人数は8名から10名程度。
・教育委員会
・学校関係者
・保護者代表
・町議会
・子育て支援についての専門性を有する者
で構成される - 公募委員は考えていない
という事ですが、
再質問で森田議員が、
・「広く意見を聞くために公募委員の募集は考えていないのか?」
・「小学校敷地内での建設ということで進んでいたが、そのことに関して、その協議会では、その点についてはゼロベースで協議するのか?」
町長にうかがいます。
と回答を町長に求めました。
町長は担当課に回答をふり、部長が回答されていました。
「公募は考えていない」
「小学校敷地内での建設については・・・・」
と回答をしている途中で、町長の不規則発言が出ます。
「それは、はじめの質問と関連せーへん」と部長の回答をさえぎります。
結局は、町長のその意向により、「小学校敷地内での建設について協議会で議論できるのかどうか」についての明確な回答はありませんでした。
しかし、先に行われていた、町からの学童親への説明では、「小学校敷地内建設ありき」で協議会が立ち上がるのでないかと予想されます。
その方針はそれで良いのかもしれませんが、他にもいろんな意見があるはずで、行政としての方針なり意向の説明不足は否定できません。
議員になって一年経ちましたが、なににつけても説明不足は感じており、問題が発生することの根本原因であることは間違いありません。
案件に関しては、すべて可決となっています。
新しい役割分担はこちらです。