H28.05.22 伴堂報告会ありがとうございました!

伴堂おかげ会館での議会告会に来て下さった皆さんありがとうございました。

昨日の小柳とはまた違った熱がありました。
町の財政についての話や、いわゆる「消防団詰所・防災倉庫新設」の件など、具体的な話も出ていました。

「学童施設について子どもが減ってゆくなか新しい箱物は絶対に反対」という意見をアンケートでくださった方がいました。
議会(議員たちの総意)としては、その議論に行く前に「説明不足で、賛成も反対もする材料がない、ゆえにその予算は認めがたい」というものです。
防災拠点の建設については、賛成だが、その固定費となる(賃借料)について「明確な説明がされない、のでその部分の予算は認めがたい」というものです。
以下は個人的な意見です。

三宅町の財政について考えると「学童並びに児童館の新設」「消防団詰所・防災倉庫新設」ともに、箱モノになるので、いくら補助金が使えたとしても町の財政負担分は存在し、維持コストも必要になってくる。
本当に必要なのか吟味し、住民の納得を得ておく必要がある。
「消防団詰所・防災倉庫新設」は防災という観点から住民の理解は得られやすい。
しかし、「学童並びに児童館の新設」となると、なんども言っているが
「なぜ空き教室が使えないのか?」
「子供が減少してゆく社会の中でなぜ? 新しい施設を建設しても利用する子供たちが少なくなることは分かっているが未来予測は?」
という質問に明確な回答ができるだろうか。

道に対する要望も複数出ていました。
道に関しては、個人的な意見ですが、回答は簡単で誰が見ても分かるように、不公平だということがないように、道路の整備をどういう順番でやってゆくかを明確にすべきです。
道路の作られた年代(舗装された年代)と交通量など重要度のモノサシになる項目を並べた一覧を住民に公開して、私たちの道路は何番目くらいに整備される順番なのか明確にわかるようにすべきです。
どこの自治会からも、道路の要望は出ます。
自分の生活圏のことはよくわかりますが、他の三宅の地域のことは分かりずらいですので、なぜ目の前のボコボコの道路でなく、他を再舗装するのだ、という問いに明確に答えられるシステムを作らないといけません。
「予算が取れてからの、重要度を考慮しての工事です」では納得できる回答でないのは明らかです。

もう一つ、どこの報告会でも聞かれることの一つに
「町長と仲が良くないのか?」という内容のものがあります。
伴堂でも同じ質問が出ました。また
「商工会と町は協力しようという姿勢が見えないが、それでいいと議員は思っているのか?」とも質問がありました。
まったく良いとは思っていません。
むしろ弊害が大きいと思っています。
「なぜそういう状態になるのか?」というというには、
「分からない。町長は商工会と聞くと拒絶反応を起こしているとしか思えない」というのが個人的な回答です。
他の議員からも回答がありました。
「再三再四、申し入れをしたが、頑として聞き入れない。なぜかと言われたら『わからない』としか言いようがない」

話をするテーブルにつけることに尽力するのでなく、中身の議論に力を尽くしたいと思います。
が、しかし、
話や議論をするという基本的な部分を作るところに力を注がなければいけないというのは異常な事態です。
町のことを本気で考えているのか?と思わずにいられません。

参加くださった皆様ありがとうございました。
貴重で濃厚な時間でした。
m(_ _)m
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