式下中学校は、11/9は文化祭という事で、その前日に、人権作文と夢実現スペシャル講演を来賓も迎えて企画されていました。
それに行ってきました。
中学校に訪問するときは、自分はどんな中学生だっただろうかといつも回想しています。
なんでも先生のいう事をよく聞いて真面目な生徒だったと言いたいですが・・・・
高本恭子さんは、音楽療法士です。
近所のおばちゃんという雰囲気がバリバリ(失礼しました;;)なのは、奈良県東吉野村の出身で言葉遣いになじみがあるからか、そのキャラクター(個性)ゆえかもしれません。
東吉野村の小川祭りで実行中継をしておられた女性に似ていると思いました。
青少年健全育成の関係で、「子どもたちを見守ってあげて下さい」という講演を三宅町の公民館で聴いたときの講師の方にも似ていると思いました。
私の思い過ごしかもしれません。
音楽療法というのは知っていましたが、介護施設がメインで実際に病院に入って活躍される場面があることは知りませんでした。
印象に残った言葉をピックアップしておきます。
(森内解釈入ってます。きっと)
・音楽は薬である。それを我々・音楽療法士が処方している。
ただし、その薬を飲んだからといってすぐに効果があらわれるのではなく、1年間というような長い期間をかけて効果は表れる。
・悲しい気分の時は、悲しい歌を聴く(処方します)
・中学生は「思春期性うつ」になりやすい。アンジェラアキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」がまさにその事を歌った歌だ。
・学校に来るのがどうしてもしんどくなったら、親に話して休んでよい。
・不登校のカウンセリングは、本人から始まり、家族におよぶ。家族が来たときにはテーブルの下で手をつないでもらう。
そして子供と約束する。毎日、学校に行ったその日の一番面白かった事、一番楽しかった事、一番我慢したこと を親に話すように。
・前向きになれないときはキロロの「未来へ」というような歌がいいですよ
・AKB48の「大事な時間」もおすすめ。
・眠れない時は、ホットミルクとバラードを聞くとよい。
・何のために勉強しているのかわからなくなったときは、松山千春の「大空と大地の中で」
勉強は自分のためにするものです。
・白血病で15歳で亡くなった少年が「風に立つライオン(さだまさし)」が大好きだった。
生きたくても生きられない命、生きて欲しいと言う願いが通じない命がある。
熱くていい講演でした。私も音楽が好きなので、いい曲もたくさん教えてもらいました。