H28.12.9 議会終了

誤解(誤った解釈)を生みやすい表現があるとの指摘があり、表現を変更しています。
「世界は悪意で満ちているのか?!」と叫んでみたら、
「あなたの配慮や見識が足りないだけです」と聞こえてきました。

しかし、森内はタチが悪いです。
自分で言うのもなんですが「そういう言葉を使うと、こういうふうに考える人がいる」と説明されるとよくわかるのですが、説明がないとまったくわかりません。
指摘される発想が脳内に無いからです。
「またか」「反省がないのか」と怒られるかもしれませんが、無いものに注意を払うことは非常に難しいのです。
開き直りに聞こえるかもしれませんが、本気で反省しています。
本気で反省もするのですが、それでも
「言わないより言う方が」
「伝えないより伝える方が」
「やらないよりやる方が」『絶対に良い』という思いがあります。
ということで、きっとまたヤッテしまうでしょう。
懲りずにそのたびに指摘してください。m(__)m

ご迷惑をおかけした方、不快に感じた方、申し訳ありませんでした。


この日、議案として提出した案件は、すべて可決されました。

議案

少し、お伝えしたいことをメモしておきます。

  • 補正予算の中身の一つとして、ふるさと納税が当初の想定以上に伸びているとのこと。
    寄付額の一番高い“50,000円以上の寄附”でもらえる商品狙いが多いとのこと。(「少額の寄付は少ない」という事か)

    三宅町のふるさと納税でもらえる商品一覧(2016.12月現在)

    売れ筋商品(人気商品)の分析は必要ですが、高額寄付が多いという事で、50万円以上の寄付で、野球メンバー(ナイン)分のグローブとかスパイクとか、次回の寄付で作ってはどうでしょうか。

    少額の寄付には、実際に町外に出て行かれた三宅の住民が多いかもしれないという可能性があるのであれば、「お墓掃除」とか「庭の草引き」とか町内のボランティアさんを巻き込んで(もちろん有償ボランティア)、そういう寄付品を作成する。(町を出て行った人も喜ぶし、残っている町内の団体を活性化させることで町づくりにも貢献するような商品の考案)

    ふるさと納税で町内の企業や産業を応援(活性化、宣伝になる etc)できるのであれば、よい事ではないかと思います。

    話は少しそれますが、自治体政策学を専門とする牧瀬稔(まきせ みのる)氏の「地方創生」の「雇用を増やす」と言う側面について書かれた文章に次のようなものがありました。
    「個人的な見解ではあるが」と前置きしながらも、
    「企業誘致には多額な費用がかかる傾向がある(むしろ多額な費用をかけないと成果が出ない)。そのため都道府県や政令市、中核市など一定の規模以上の自治体でないと難しいと実感している。町村レベルの企業誘致は限界がある」と主張されています。
    では、企業誘致に向かない自治体が取り組むべきは「起業促進」あるいは「今ある企業の規模拡大」ということ。
    「今ある企業の規模拡大」というこうとで「ふるさと納税の高額寄付商品が人気」というキーワードでこの話を思い出しました。

    三宅町での「起業促進」については、「中途半端に田舎」(すぐに大阪、京都に出られるで~)は、「強み」になるのではないか、「中途半端に田舎」これは移住促進にも強みになると考えています。

  • 話はそれましたが、議会で可決した議案で気になる点にもどります。

  • 「財産の無償貸与について」
    具体的には、小規模多機能型の介護施設として、介護サービスを提供してくれている「ぽかぽか」さんの建物が、旧・上但馬団地集会所で町所有であるため、それを無償貸出する。ということが議案の内容になります。
    パッとタイトルだけ見ると、「なんで無償で貸し出すねん」となりますが、経緯があり、そうなっていることの説明をもらって森内は納得しています。他の議員さんも納得されたので全員賛成で可決という結果になったと思います。
    詳細は書きませんが(気になる方はのちに出る「議会の議事録の議案説明」など参照にしてください。私も尋ねてくだされば口頭で説明します)
    「補助金で建てた施設を補助金申請時の目的外で使用した場合にどうなるのか」とか「町の持つ公共施設を今後どう管理してゆくのか」という大事な視点を含んでいます。

    「補助金を使った建物の目的外使用(有効利用)の支援」を得る方法は現在もあまり変わっていないようです。
    「地域再生計画認定申請マニュアル」ここの71頁(11-4 公立社会教育施設の有効活用)のルールにのっとった処理との説明でした。
    これが「無償貸出」するワケです。
    まさか (^o^) 邪推してませんよねぇ~
    「補助金で建てた建物だからといって申請当時の目的以外に使用してはいけないというバカげた事をいってる場合じゃねぇ~と国は分かっています。時代は変わっています。
    かといって国のおカネを使って建てた建物なので、どんな使い方もOKとは言えないので、公共の利益になるようなら目的外使用はOK、という決まりを、国からお達ししたものが「地域再生計画認定申請マニュアル」です。

    話はまたそれますが、これらの説明の時に、三宅町内にある介護施設(ぽかぽか、なごみの里、三宅デイサービスセンター、うちの家)の介護保険上の位置づけ、メリット・デメリットを比較した非常によくできた資料をもらいました。
    (公開しても良いか許可を得ていないので公開しませんが、議員の皆さんは、この資料は介護サービスの見識を深めるためにも必読です。「なぜ利用者が増えないねん」というような質問が的を射てるのか、担当者からの回答をより理解するうえでも読んでおくべき資料です)

  • 意見書について
    今回、意見書が3つ出ました。
    これもすべて可決しました。
    議運の段階では、もっとたくさんの意見書がありましたが、本会議に出された意見書以外は、趣旨にそもそも賛成できないとか。説明不足というような理由で日の目を見なかったということになります。
    今回、森内が署名した意見書は「核兵器廃絶に向けた具体的行動を求める意見書」です。
    これについては、「核兵器なんか地球上からなくなればよい」と思いますが、まず無理でしょう。「無理を承知で言う」のですが、率先して「核を持たない宣言をする必要なない」とも思っています。
    核保有国があって保有していない国があって、外交的なかけひきの道具(「核兵器を持つ」ことや、「持ってみようかなというそぶりを見せること」、「絶対に持ったらアカンやろと相手にいうこと」)を、平和のためにどう使いこなしてゆくかしかない、と思っています。ですので状況によっては、「核兵器廃絶に向けて」とか言うてる場合じゃないですよという立場を、森内は取るかもしれないということです。今回は署名しました。
    国に言うべきことより、もっと足元の三宅町をどうするかということに興味があります。
    意見書のことは二の次です(直接影響のないことには、政治家さんたち(自分も含めて)色々と言うのが好きですよね;;)
  • 財産の取得について
    は、いわゆるパッカー車が、壊れたので買い換えるということです。
    m39_garbagetruck_p011
    先日、最近ごみ収集の時、音楽が鳴る時と鳴らない時あるよと報告を聞いていました。
    音楽が鳴らない時は、臨時車で回収に来ていたようです。これからは新しい車両がゴミの回収に使われると思います

一般質問については別ページで

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