H29.1.19 傍聴【第5回学童保育並びに児童館新築計画協議会】END

H29.1.19に行われた「第5回学童保育並びに児童館新築計画協議会」を傍聴してきました。

結論から。
今回で、協議会は終了です。
町が方向性を出しました。
協議会には、町長と副町長も出席されており、町長から発表がありました。
「公共施設管理計画をふまえ「行政・教育・福祉ゾーン」に複合施設として整備する」

学童保育どうする? 児童館事業(児童福祉活動)どうする? 学校の敷地内に作る? というレベルの話はなくし、もっと大きな話になりそうです。

・「公共施設管理計画」とは?
三宅町内の公共施設の利用の現状を検討し、耐震化や長寿命化をはかったり、統廃合などを検討してゆく計画となります。
(庁舎はすでに耐震基準を満たしていないと診断が出ています)
「20、30、40、50年後を見据え、維持管理費の増大により町の予算を圧迫しないように、人口の減少・経済の縮小に準じた形で、公共施設の総床面積を減らしてゆく」
これがこの計画のエッセンスです。この計画は3月末には出される予定。

具体的な公共施設として次のようなものがあります。
【行政施設】町役場、三宅交番【教育施設等】三宅小学校、式下中学校、職業訓練校、県立高等技術専門校
【公民館】中央公民館、東屏風分館、石見分館、伴堂分館、但馬分館、伴堂東分館、三河分館、屏風分館、小柳分館
【文化施設】文化ホール【保健・福祉施設等】あざさ苑、三宅幼児園・子育て支援センター「スマイル」、つながり総合センター、上但馬団地解放会館、老人憩の家、上但馬団地老人憩の家、伴堂老人憩の家、上但馬老人憩の家、但馬老人憩の家、三河老人憩の家
【スポーツ施設】三宅町体育館、東屏風体育館
三宅町都市計画マスタープランよりP27、28)

・「行政・教育・福祉ゾーン」とは?
三宅町第三次基本構想にあります。具体的にどこからどこまでと線引きはしていないようですが想像通りで、役場周辺です。

「複合施設」とは?
これは色々です。この部分を三宅町にあった形のもので必要な機能を加えるとのこと。
今問題になっている「平日行う学童保育の機能」+「子どもの居場所(児童館機能)」を念頭に置きつつ、
「住民が気軽に集えるお茶のみコーナー」「年配の方が集まるサロン」など
「住民が気軽に立ち寄れる議会室」なんてのも考えられるかもしれません(そうなると庁舎3階は、部課の部屋ですね)
案外利用率が高いのが防音設備のある貸しスタジオです。
バンド練習や楽器演奏に若い子から年配の方が集まります。もちろんお金は取りますぜい。
「道の駅」のようなちょっとした販売コーナーもあってもいいかもしれません。
定住自立圏の範囲(天理市、川西町、山添村、田原本町、三宅町)も考慮にいれつつ、近隣にはない特色のある複合施設を目指して欲しいと考えています。

町づくりの一環として、いろんな複合施設が考えられると思います。
このあたりは、住民さんからいろんな意見やアイデアを欲しいと言っていました。
何らかの形で、町が意見・アイデアを寄せてもらう事を考えるのでしょう。
議員間でも「複合施設」について考えていきたいです。他の自治体の例を調べてみます。

森田町長がしかける町づくりの大きな目玉となりそうです。
これを機に執行部側だけでなく、議会側からも住民さんの声を聞く場づくりにも挑戦しないといけないと思います。
ご意見・アイデア募集です!!

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