平成29年度 予算の執行状況の報告

質問の一覧を書き出しておきます。
この一覧は通告として事前に理事者側に提出しており、あらかじめ考えておいてもらって回答を、総務建設委員会あるいは福祉文教委員会の場で得ました。
その回答を得てから、関連質問という事で掘り下げて、質問を投げかける。という形式でした。

1.文書広報費(広報みやけ) 5501千円
 当初は全面リニューアルとのことだったが、あまり変わっているように見えない。現時点での委託料の効果測定、この先(今期中)の改善点、来期以降のもくろみについて

2.UIターン促進事業 4010千円
 進捗状況 告知に関しての執行持の工夫、予算減の影響、、工夫点(こども加算)の効果

3.三宅タウンプロモーション事業 3051千円
進捗状況、目的明確化 「町イチ村イチ」の参画効果、地域活性化とどうつながるのか? そもそも「地域活性化」の先にある目的は?

4.複合施設整備事業 3310千円
「策定業務委託」の状況。どのように住民の意見をきくのか。

5.電算システム保守料 合計 約1億4000万円
現状の把握(他自治体調査、規模とコストの関係、効果的な連携の規模)将来的な対策。人件費削減との関連性 その他

6.公共施設耐震化事業 135542千円
進捗状況。今後の方針 当初の計画通り進捗しているか。「総合計画」策定による影響、今後の方針

7.総合センター費事業 1036千円
現状説明 維持費の圧縮状況について(電気、水道、剪定費用)剪定の状況(未実施?)

8.近鉄石見駅周辺整備事業 145349千円
 進捗状況。計画の変更の内容について。変更時の住民や議会との対話、その進め方について

9.企業立地促進事業 1495千円、都市計画策定業務 10814千円
進捗状況。 問い合わせ件数、市街化の進まない訳

10.土木総務費、空き家対策 1157千円
今後の進め方について.

11.特産物推進事業、3445千円、新規就農支援事業 3003千円、屯倉ブランドと食の連携によるしごと創出事業 6800千円
個々の目標に対する進捗状況。キッチンカーの使用状況、個々の目標の先にある「目指すもの」と、それに至るまでの道筋、方策など

12.ふれあい収集について 2738千円
進捗。福祉の連携について

13.環境衛生費、上但馬火葬場の取り壊しについて、21310千円
進捗状況。取り壊しの現状、利用者に対する補助の状況。

14.放課後児童健全育成事業 19990千円
現状説明。委託業者の選定前の予算付けをしたが、その後の報告がないままに来ているがどうなっている? 当初「困難」とされた小学校余裕教室での運営継続に対して新たな問題はないのか?

15.臨時福祉給付金事業 25789千円
進捗状況

16.保健福祉施設運営事業・オアシスの運営 44677円
現状説明。オアシスの運営状況。現状を踏まえての今後の方針(委託元の責任として)

17.高齢者福註事業 119510千円
進捗状況 「高齢者が住み慣れた自宅での日常生活を送れるように事業展開するもの」

18.体育施設費 健民グランドの洋式トイレ化 1296千円
進捗状況

19.人権教育費・地域人権リーダー育成 1740千円
本来の目的である、地域人犠リーダー育成の状況について(委託元責任者として)

20.文化材保護費(三宅古墳群)7117千円
進捗状況 現状説明。この先の利用方法について

21.学校管理費・特別支援教育事業 5354千円
進捗状況、効果測定など

1~13までが総務建設委員会で、14~21までが福祉文教委員会で回答を得ました。

という事で、
森内は、総務建設委員会は委員ではないので傍聴は出来ても質問できず。
福祉文教委員化では、委員長ということで進行役のため質問できずでした。

結局、予算に上がっている事業の進捗に関して、森内は言いたいことが言えずでした。
(委員長をしていた福祉文教委員会では、立場を利用して発言したかもしれませんが、イマイチ何を言ったのか記憶が定かではありません。理事者の回答の内容をじっくり聴くよりも、会議の進行の方に頭を使っていました)

では、気になったこと挙げておきます。



1. 文書広報費について

結論から「オカネの使い方変えたらアカンのちゃう」です

皆さんへ質問「8月から三宅の広報がリニューアルされていますが、気づいていましたか?」

私は、広報みやけが来るとすぐに目を通します。
しかし、リニューアルされていることに気が付きませんでした。

「新たに予算を付けて、広報みやけがリニューアルされる」と知っていた私でさえ気づかなかったのです。
気づかれた方は少なかったのではないでしょうか。

予算作成時の説明では、「デザインを一新する」という説明でした。
そして議員側からは、
「今までよりも高い予算を付けるのだから、業者の(プロの)テクニックを学んで、次からは業者委託ではなく職員の側で出来るようになって欲しい」という意見が出ていました。
私もそう思います。

今回の事業の経過措置の説明では
「当初のデザイン一新という委託内容だったがやめた。印刷のみを委託。カラーページを増やした。写真の撮り方。言葉の選び方を職員が研修などに行き学んでいる」とのこと

この説明を聞いて、私は自分がリニューアルに気づかなかった理由がわかりましたが、オカネの使い方を変更したのはマズイと思います。

「顔から何から見た目の整形手術を受けたいねん。高いけどオカネ出して?」

と迫られて、

「高いオカネだすんやから、次から自分で出来るように、服のコーディネイトとか、化粧のやりかたとか、プロの技を盗んでや」

と渋々オカネを出します。

そして数か月後、何かが違う気がするけど、もうひとつパッと何が違うかわからん。
そして尋ねてみると

「見た目の整形手術はやめて、内臓の手術してん。内臓も手術した方がええと思ってたから・・・内臓キレイになったで。」

「ええええ!! 内臓キレイになるのもいいけど。。。見た目を変えるってゆーてたやん」

という感じ。
(例えが悪いかな?)

一番うれしいのは、「見た目はどんな感じでも、それでも好きやで、いつも見てるで」という状態。
しかし、「見た目が9割」と言われます。

いかに、広報するか
どれだけ多くの人PRできるかが、問われているのだから、9割の見た目を一新することが最優先です。
プロに頼めば、今はやっているデザインで、目を引くものに変えてくれることは間違いありません。

予算の使い方を変える前に、少し相談でもあればよかったのですが。。。
「議会便りをいかに読んでもらうか、いかに住民さんの目につくようにするか」って研修の1コマでは、議会だよりのビフォーアフターを見たりしました。
そこで例に選ばれていたものは極端なものばかりかもしれませんが、一言で言うと
「情報誌とか、おしゃれなファッション雑誌みたいな表紙」で、「文字数は少なく、写真やイラスト、絵がめちゃ多い」というものです。
参考サイト1
参考サイト2
広報みよし

今からでも無理を言えるなら、見た目のデザイン変更に、予算でつけたお金を使うべきです。



2. UIターンへの補助事業

前年度より上からの補助金が減り、金額的に事業を縮小した。
具体的には1件100万円の補助が、1件50万円になった。

この縮小を心配しました。補助金が減ったから、減らすという事業ではないからです。

しかし、実績をきくと、いろいろと試行錯誤した職員さんの作戦が功を奏しているようです。
基本でもらえる額を100万から50万に減らしたが、子ども加算ということで、子どもがいれば+数万円ということで、
現在5件の申請があり、うち4件が子育て世代だという。

ナイス、職員さん!! いいぞ担当課!!
見事に考えたことが当たっています!!



8. 近鉄石見駅周辺整備事業

石見駅の踏切に、歩行者用の踏切がつくことが決定とのこと!
今年度で設計をして、来年度に工事をするとのこと。
子どもたちの通学路なのに、踏切が狭くて危ない箇所でした。

近鉄との交渉はタフなもので、なかなか認めないようです。
そのことは聴いていましたので、歩行者用の踏切が出来るといっても、補助金の絡みで遅れたり、近鉄に逃げられたりしないのかと尋ねてみると、
子どもの安全が最優先なので、とにかく最短でやるとのこと。近鉄の窓口・担当者が交渉途中で変わったりして、交渉が一からやり直しなどあるようで、すぐに契約書をかわすとのこと。
最短と言っても来年度の工事になりますが、確実に進むように工事の順番を変更したり工夫を凝らしてくれています。

Good Job ! 職員さん
子どもの見守り隊の方々もいつもありがとうございます。



このままでは長くなるので、つづく・・・で

One thought on “平成29年度 予算の執行状況の報告

  1. 広報誌の作成の予算のところで辛口コメントを書きました。
    予算執行状況の説明を聞いての初期の感想でした。

    ということで、もう一度、広報みやけの移り変わりを、さっと検証してみます。
    (昔の広報を引っ張り出して比べます)

    以前からも、頑張ってリニューアルしていたかもしれません。
    片隅に「あ!? 広報し変わったやん!」と感じた記憶があります

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