奈良新聞の記事です。
他の町村の議会の終了の記事とあわせて載せています。
いかがでしょうか。
三宅だけ「可決し」「閉会した」と間になにやら、数行書かれていますね。
そう今回一部の議案を判断できずと「継続審査」としています。
継続審査(けいぞくしんさ)
会期中に議決されなかった議案などは、原則として次の会期には引き継がれることなく、廃案となりますが、その例外として、本会議の議決によって、付託された委員会が閉会中に引き続き審査を行うことをいいます。
では、なぜ会期中にYes Noを出さずに継続で継続としたのか。
(ちなみに福祉文教委員会で審議する案件)
案件は次のようなもの
議案第55号「三宅町保健福祉施設あざさ苑の指定管理者の指定について」
今年度で、あざさ苑の指定管理契約が切れるため、指定管理者(現在:三宅社協)を再度、指定管理者とするという案件です。
三宅町社協と言えば、ゴタゴタしていましたね。。
そして、最近、こんな事があったのもご存知でしょうか?(ネットニュースより)
利用者負担金 約40万円紛失
10月20日(金) 19時16分
奈良県三宅町社会福祉協議会が運営するデイサービスセンターで、利用者の負担金約40万円が紛失していたことがわかりました。
事態が発覚したのは8月下旬で、職員らへの聞き取りなどを行ったということですが、無くなった負担金はいまだ見つかっていないということです。センターでは紛失の詳しい経緯を調べています。
・この事件の時系列的な経緯
・なぜこういうことが起こってしまったのかの分析
・その分析と今後こういった事が起こらないための対応方法
を社協から(直接でなくとも委託先の町からでも)知らせてもらった上で、
・業務委託元の町からは、対応もなされており、今後はこういった事件が起こらないことを確認しているとの説明があった後に、
今回の案件「あざさ苑の運営の指定管理者として、再度更新する」
というのであれば、よかったのですが、納得いくような説明はありませんでした。
委員会での質疑で町の意見は、
「紛失事件については、指定管理者の指定とは直接関係ない」
(えー?! そんなことないやろー。オカネがなくなるような体制で大丈夫か?って住民さんに言われるに決まってるでー)
「すでに報告を受けて改善はなされている。あとは一月末の業務監査に入って実際に問題ないか確認するだけの段階」
(いやいや、業務監査に入って大丈夫と確定してから「指定管理者にしたい」という順序ちゃうん?)
というようなものでした。
やはり、町の福祉行政の一翼をになってくれる重要なパートナーですので、
「こういうことでしたが、こういうふうに改善して、もう二度とそのようなことは起こらないので、安心して業務を任せて下さい」という説明をきかなければならないと思っております。
ということで、継続の審査となりました。
こいう内容の記事を書くと、またご意見たまわるかもしれません。
「三宅町としてカッコ悪い話ではあるので、そっとしておくのが得策」かと思いますが、やはり都合の悪いことは隠すというのはどうかと考えます。
その他の12月の議会報告は別ページ。
1日目(議案と一般質問)
2日目(常任委員会)
この事件は社協の体制に問題があるとしか思われません。 町は「すでに対応されており、今後はこういった事件が起こらないことを確認している」とか「すでに報告を受けて改善されている」とのことですが、このような抽象的な回答ではなく、もっと具体的に、社協ホームページに掲載されている定款の第41条の「経理規程」等、現金の出納に関する内部規程に違反がなかったのか? 原因が何で、どのように改善されたのか調査の結果を公表すべきだと思います。
この案件はやはり定款で定められた会長の執行責任の問題でもあり、また、定款第22条2項では「監事はいつでも法人の業務、及び財産の状況の調査をすることができる」とありますから必要であれば一月まで待つ必要もないと思います。
会長自身が調査をきちんと指示し、その結果を把握し、対処して公表すべきだと思います。
コメントありがとうございます。
今回の委員会で報告されたのは、「書類上でオカシナところはない」
(書類等の帳簿はこれを期にチェックずみ)
紛失が起こったのは、「日常業務でいい加減な部分があったからで、改善されている」という内容でした。
社協からの直接の報告でなく、担当課からの報告でした。
1月くらいにチェックを行うというのは、
「業務の改善報告があり改善した、とのことであったので、実際に一か月ほど経ってから、その業務が、日常としてそのまま継続しているかをチェックするための調査に入る」ということだと理解しています。
私が言葉の使い方を間違えているかもしれません。
「業務監査」というと書類や帳簿を調べるように思われたかもしれませんが、書類や帳簿のチェックは終わっているようです。
ご指摘の通り、「何がどうなっていたのが、どう改善されて」という内容ではなく「抽象的な回答」でした。
だからこそ、議案の延長審査ということになってしまいました。
議員にはもちろんのこと、住民の皆さんにも、納得しやすい説明があることを望んでいます。
「会長自身が調査をきちんと指示し、その結果を把握し、対処して公表すべきだと思います」
その通りに思います。会長は町長ですね。
ちなみに国からの指導により、全国の社会福祉法人の制度が、平成29年度中に改正されているはず。
三宅の社協も社会福祉法人なので変わっているはずです。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/0000155170.pdf
改正社会福祉法が平成29年4月1日に施行され、三宅社協の定款も平成29年4月に改正施行されホームページで公表されています。
しかし、三宅社協ホームページ内の「社協だより」は最新で2015年9月の情報、「公開情報」も平成27年度、役員名簿すら公表されていません。
三宅町社協の体制はこんなんで大丈夫なのでしょうか? 議会でも三宅町社協の問題点を調査し、会長で理事長でもある町長に意見すべきと思います。
社協を憂う者 さん へ
>>三宅社協ホームページ内の「社協だより」は最新で2015年9月の情報、「公開情報」も平成27年度、役員名簿すら公表されていません。
>>
そのとおりだと思います。
サイトを持つ限りは管理をちゃんと行わないといけません。
不安を与えますよね。
逆に言えば、WEBサイト(ネット上の外部との窓口)の管理などしなくても、現実の仕事は回っている。ということかもしれませんが、そうであれば、サイトに掲示する情報を調節しなければいけません。
>>議会でも三宅町社協の問題点を調査し、会長で理事長でもある町長に意見すべきと思います。
>>
前代の理事長の時には、委員会や議会で社協問題が質問として上がり(元理事長も質問していたはず)、その時は、理事者側から越権だというような指摘をされたと記憶します。
越権だとしても、「町長兼理事長なので、ちゃんとして下さい」という意見は、言えるので伝えます。
ご意見ありがとうございます。
m(__)m
*** 三宅社協ホームページ ***
職場のホームページがあれば関心を持って、よく見るのが、今の時代ではないでしょうか? 社協内で話題にもならない無関心さ、おざなりになっている、この職場の意識レベルが問題だと思います。
*** 議会でも調査し町長に意見すべき ***
森田こうじ講演会だより №13 で「今後も、社協の運営について、しっかりチェックしていきたいと思います。 町民の皆様が安心して利用できる三宅町社会福祉協議会であってほしいと思います」
また、 №16 で「評議会・理事会は開催されているのか? されているのなら、内容を把握しているのか? と聞きましたが (どちらも法人内部の組織でわかりません) と理事者側から回答され、あまりにも責任が感じられないように思いました。」 と報告されています。
今回は当事者であり、ぜひ、当時感じられたことを「三宅社協の情報公開」を実現してください。 これには森内議員はじめ議会の町長への協力も必要ではないでしょうか。
三宅町社会福祉協議会は指定管理のあざさ苑の管理、三宅町ディサービス、地域包括支援センター、高齢者いきがいと健康づくり等、三宅町からの委託事業は社協事業の75%以上を占め、実質的に町行政の一部と云えます。
*** 私の感じた問題点 ***
① 今回ディサービスセンター(あざさ苑3階)で事件が起こったとすれば、社協職員以外の人達が出入りする場所で公金を扱う行為が基本的に問題があります。 現金の出納は社協事務所の安全な場所で行うべきです。
② 社協だより №115 の「平成29年度事業計画、予算」は、いかにも見ないで下さいと云うような、虫メガネで見ても私のような老人では数字が読めない表記です。 事務的ではなく、もっと利用者の立場になって仕事をすべきだと思います。
まったくもってご指摘の通りです。
立場が変わったからこそ、以前自分で指摘した問題点を繰り返すことは許されせん。
以前自身が指摘したと同じようなことが実は適正と言わないまでも現実であり、仕方がないなら、どういうことか説明してもらいたいですね。
いただいた意見は、町長兼会長に直接伝えます。
関心を持って見てくださり、意見を頂き、とても嬉しく思います。
遠慮なくドンドン意見を下さい。
ありがとうございます。