H29.11.17 12月議会予定と一般質問の前出しと感覚の違い

平成29年11月17日ギウン(議会運営委員会)があり、
12月の議会の日程の確認と、それぞれの議員が出した一般質問の調整(同じ内容のものがないか等)がありました。

時間 内容 その他
12月8日(金) 10時より 提案説明。総括質疑。一般質問 森内も一般質問します。
12月11日(月) 9時30分より 総務建設委員会 役場三階の会議室で。H29年度の予算の進捗確認もあります。
12月11日(月) 13時30分より 福祉文教委員会 役場三階の会議室で。H29年度の予算の進捗確認もあります。森内は委員長で仕切り役になります。
12月15日(金) 10時より 議会再開 最終日。

森内の一般質問

災害時の対応について
 去る10月21日から22日にかけて、衆議院選挙の投票日も重なった日曜日。職員さんも忙しい中、大型の台風21号が日本列島を襲来しました。
三宅町全域にも「避難指示」が出ました。
防災訓練ではなく、実際の災害時を、町全体が体験したという貴重な事例になったと思います。
そこで質問です。

今回発生した実際の事例を踏まえて今後の防災計画の方針の見直すべき点など、お伝えください。
(今回「こういうことが起こった」「こういう事例があった」ので、今まではこういうことを想定していたが、今後は見直すべきだと考えている、と具体例を引用しつつ、お示しいただけたと思います)


さて、ここで議会運営委員会(ギウン)で、違和感を感じたのでメモっておきます。

議会運営委員会(ギウン)で、今回提出される一般質問を話し合います。
今回は、台風の影響で町内全域に「避難指示」が出たので、それに対する質問がいっぱい出てくるだろうと想定されました。
私の一般質問と同じような質問をされる議員もおられます。
想定内です。

そこで、他の議員と質問の表現が似ているので、質問の角度を変えるように表現を変更しようとしましたが、
「この場で(ギウンの場で)、すでに提出された質問の内容を変えるのは認めない」ということになりました。
「誤字脱字、へんな表現の訂正はOKだが、質問の内容を変更するのはアカン」ということです。

一般質問は、議長宛てに提出します。
議長が受け取って、ギウンまでに何も議長から指摘がなければ、そのまま本会議で質問する、そういうことになります。

「同じ内容の質問を、議会として理事者に提出してよろしいですか」言い換えると
「質問される側から見て、同じ回答がなされるであろう質問を、質問をする側として、そのまま提出して大丈夫でしょうか?」という、議会全体としての問題があります。
しかし、「議長がヨシとした」=「議会としてヨシとした」ということになると思います。

また、同じような質問がヘンだと感じるなら、「先に根回しして調節しておくように」ということでもあります。
となると、この議会運営委員会(ギウン)ってなにをするところ? ということになります。

私は違和感がありましたが、そういう理屈もわからなくはない、という感じす。
そんな時、こんな記事が目に入りました。
「日本の会議は、会議の前に根回しなどで、おおむね決まっており、最終段階になって初めて開かれる。
欧米の会議は、出来るだけたくさんのアイデアや意見が出ることが期待され、その中から取捨選択が行われ、次の段階、また次の段階へと煮詰まっていく」

なるほど、会議に対する個人的な考え方・臨み方の違いが、違和感の正体なのだろうなと思いました。
日本なので、根回し大事ですねぇ。特に、旧態依然とした組織内では・・・

では、住民さんを意見を広くきくのに必要な会議とは???

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください