H30.11.1 辛坊次郎氏「報道から見た日本」奈良県町村会議員研修

研修に行ってきたのでレポート

いい話でした。やはり抜群に話が上手です。
上手すぎて胡散臭いというパターンです。
が、やはりいい話でした。
個人的に気になってことを、メモっておきます。
(自分の思ったことも勝手に追加しておきます)


TVのコンプライアンスは、変化が激しい。
一年前に言えたことが、今は言えないなど普通の出来事。
東京のメディアは、コンプライアンスにうるさく、信じるに足る情報かは疑わしい。
新聞を読んで世の中の真実がわかると思うことは甘い。一面しか見ていない。
政治家の皆さんは、それではイカンであろう。
・WK山のドンファンの話題がパタリとなくなっていない?
(強烈な弁護士がついた??)


年金の話。
掛け金はずっと上がり続けている。
基本的には、若者から高齢者にオカネ(年金)を渡す制度。
現役世代の人口がどんどん少なくなるのはわかっている。
破綻はない。が・・・(入ってくるオカネが少なければ出ていくオカネを下げればいい)
現状(現状の支給額)では支えられないからこその、女性活躍で、七十まで働けるようにしたり、それでも足りないので、移民政策なのです。(誰も言わないが)
また、支えられる方もどんどん長生きになっている。
医療の進歩。IPS細胞を利用した治療の確立はあと十年ほどか。
また
平均寿命というものは、今生まれたゼロ歳の平均余命。
皆さんがあと何年生きるか知りたければ、それぞれの歳の平均余命を見てください。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/
九十歳近くまで生きるのではないですか?
そう簡単には死せない時代が来るということ。
支えられる側も、たくさんになるということ。
年金制度は、現状(現状の支給額)では支えられない。
未来には成り立たない制度
制度を作るのは、議員さんの仕事。
未来を見据えた制度設計をして欲しい。


ヨットの海難事故の時は、死を覚悟した。
しかし、嵐に吹かれて飛んでいく救命ボートの手の中を滑るロープの端に結び目をつけてくれた誰かのおかげで、死なずにここにいる。
今いるのは、生かされているからこそ。
(議員の)皆さんの向こうには、見えない人、知らない人、誰かがいること、何かを決定するときには、それを思い出して欲しい。

そういえば、二十代に入院した時、ベッドの上で点滴を受けながら、点滴が体に合わず全身にアレルギー反応が出て、もがきながら
「あー、死ぬって、こんな感じであがいて、もがいて、あきらめて、弱っていって火が消えるんだ・・・」と感じたことを思い出しました。
「ローラースケートがうれしくて止まれないのに坂を滑っていて、『危ない』と突き飛ばされズッコケた。その目の前をトラックが猛スピードで通過」そんな子供時代の出来事も思い出しました。

うちの娘は、4カ月で心臓の手術を受けました。
その時「よくある手術なので心配はいらない」と言われてはいましたが、やはり失敗はつきもの。
手術が成功して今元気にしているのは、本人だけの力でないことは明らか。

有り難い気持ちを思い出しつつ、議員の立場を見直した貴重な研修でした。

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