水道料金について(続き)磯城郡水道企業団への移行にともなうもの

前段の話

さて、住民さんから数件いただいていた問い合わせです。

4月から三宅町の水道事業が磯城郡水道企業団へと移行したことに伴い、使った水量の図る月が、ひとつ月ごとから、2カ月に一回に変わっています。
2カ月に一回の使用水量の測定(隔月検針)は、
3町(田原本、川西、三宅)が合わさっての事業団(会社)なので、人件費を抑えつつ、検針(水量計の針をはかる=使った水量を調べる)作業をするためです。

磯城郡水道企業団の方針は、次の通りです。
1.隔月検針(2カ月に一回の使用水量の計算)
2.毎月請求

毎月検針で、毎月請求を実施していた三宅町に、この仕組みを導入したようですが、令和4年度の4月分の水道料金が、今までと違ってますよね。
というのが、住民さんの質問内容かと考えています。

先にお伝えしておくと、
こういった今までの料金と違いが発生することは、磯城郡水道企業団にとっては想定内だったようです。
質問に訪問するとシュミレーション表のようなものを見せてくれ、理解力が不足のためあまり理解はできませんでしたが、
きっちりをこういったことが発生するのだわかってくれているのだと思いました。

磯城郡水道企業団

磯城郡水道企業団

磯城郡水道企業団

ですので、結論としては、現時点では「ご理解ください」ということにしかならないのでしょう。
コロナ禍の補助金を使って、水道基本料金を還元するという方法も取れますが、三宅町はそういうことは考えていないようです。
(基本料金の負担を行政が負う場合でも、水道企業団は別組織ということになるので、三宅町役場がその業務を担当しないといけないとは想像します)

文字で説明するとややこしいので、図を置いておきます。

三宅町は、偶数月の検針になるので、3月に検針して、4/1からの移行後、すぐに4月検針があります。
そして次の検針は6月。では、5月分の水道料金をどうすんねんという問題が発生します。

ちなみに我が家(森内家)では、4月検針の水量が21㎡で、それを2で割って、それぞれに基本料金をプラスするという算出方法で、
ひと月分が 260円ほど、従来の水道料金計算方法より高くなっています。
4月の検針水量が30㎡を超えていれば、従来の水道料金計算方法より安くなるという逆転現象も起こります。
ちなみに下水道料金ですが、こちらは、基本料金という考え方がないので、水量に応じて請求されるということになります。(月が遅れたり早まったりはあるかもしれませんが)

磯城郡水道企業団には、従来の水道料金計算方法と、4月からの計算方法で、トータルとしてどれくらいの差額がでるのか、という質問は投げかけています。
移行期のひと月分の水道料金のことだとは言え、疑問を持たれた住民さんがいるので、やはり行政から(企業団から?)の説明は欲しいです。

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