先週、ふと開いた日が出来たので今しかないと、大阪府茨木市にある立命館大学の茨木キャンパスへ行ってきました。
というのも、三宅町に奈良県立大学が来るということだけでワクワクしているのですが、「大学が来たらどうなるかイメージできていますか?」
「大阪府茨木市にある立命館大学の茨木キャンパス、なかなかいいですよ」と住民さんに教えてもらったので、さっそく行って来たという次第です。
コロナの時期ですので、出来るだけ人と接することなく車で行こうかとも思ったのですが、やはり、駅前の大学ということで、駅からのアクセスや、駅から学校までの印象などを感じるため、あえて電車を使って行きました。もちろんコロナ対策は万全です。
「大阪って都会だな!」と久しぶりの大阪に、あらためて感じました。
昔だと憧れみたいな気持ちがあったのですが、今は「田舎でゆったりしていてよかった」という思いがあることに気づきました。
「住みたい町、住みよい町ってどんな町?」という問いも考え続けているのですが、
「都会ではないな~。のんびりした田舎の方が好きだわ」と思います。
「のんびりした田舎」とは、「中途半端に田舎な三宅」を私はイメージしています。
もっと山深い田舎、だったら同じ気持ちになったのだろうか・・・・暮らしたことがないのでわかりませんが、都会よりは好きな気がします。
歩いていると大学が見えてきました。
大学の校舎の前に広場があって、公園の遊具があって親子連れがたくさんおられにぎやかでした。土曜日だったので学生の姿はまばら。
広場と公園、大学の校舎は垣根がなく、地面に「ここからは大学の敷地です。勉強の邪魔にならないように」というものが地面に設置されているだけで、垣根はありません。
いい感じです。
広場の前の建物は、市民も利用することを想定して建てられたものです。まちライブラリーがその建物1階にあったので入って受付の女性に教えてもらいました。
その建物の中には、ホールがあり住民さんも借りれます(現在コロナで貸し出しは中止している)。
同じ建物2階には大学の図書館もあり、登録すれば住民さんも本が借りられるとのこと。
1階には、まちライブラリーのスペースをはさんで、本格的な食事が食べられるレストランと、スターバックスが入っていました。
おしゃれな感じもあり、特に用事がなくても来てしまう場所だと感じました。そういえば商工会の事務所?も端っこになりました。
そしてこの広場、災害時には野外避難所になるように想定されています。
災害時に使えるような仕組みがいろいろと取り入れられていて、マンホールトイレや、かまどベンチ、東屋は風よけを張ってテントみたいになるようです。
素晴らしい!
ここのレストランでリッチなランチを食べようと思ったのですが、まちライブラリーの人に今日はもしかしたら学食もやってるかも、と言われたので、それなら学食だ!と、別の建物へ向かいました。別の建物では中に入るには学生証が必要でした。残念ながら学食は休みだったので、構内にあったコンビニで食料を買って、校舎に面した外スペース(オンライン授業やランチに使って下さい)と書いたベンチがたくさんありました。
そこで昼食を食べました。
大学の規模は違うと思いますが、こういったオープンな感じは大事だと思いました。
気軽に大学に近づけるということは、生涯学習(リカレント教育)も受けてみようかという気分になりやすいし、災害時もとにかくあそこに行こうと考えると思います。
春の陽気で、とても楽しい見学でした。
こんな要望は、どこへ言えばいいのでしょうか。
帰りは、モノレールに乗って、万博公園に行って太陽の塔を見て帰りました。
充実した一日でした。爆発だ!!