千葉県の成田市にある「大栄みらい学園」という義務教育学校に有志・議員で視察に行きました。


今回のテーマは、小中学校の統廃合、義務教育学校、学校クラブ活動の地域移行といった点になります。
成田市というと成田空港ですが、大きな空港を作る土地があるということは、やはり人里離れた土地という想像をするのが良いと思われます。市内には様々な地域があり、山間部で日本全体で進む少子化の影響を免れない地域もいくつかあるということになります。
そして、小中学校の統廃合という話になると、それらの地域の話ということになります。
統廃合ということで、小学校がなくなる、中学校がなくなるということに対する住民さんの反応は?
というような質問をさせていただいていました。
いろんな統廃合のやり方(「自分の地区の学校がなくなり隣の地区の学校と一緒になる」、「なくなる2つの学校の真ん中の新しい学校を作る」、「いくつかの小学校が廃校となりそれらの小学生が通う中学校に小学校の機能も入れる」など)、それぞれの地区で、それぞれ住民さんとの話し合いで出てきた意見や思いは違っているということです。
共通しているのは、何度も話し合い(検討)を重ねているということのようです。
地区によっては、廃校は認めないという意見が大半であったが、住民かつ保護者が「このままで子供が教育をちゃんと受けられるはずがない」という涙の訴えが、他の住民さんの考えを動かした。
あるいは、反対という考えが多数であったが、とうとう入学生がゼロとなり、やっぱり統廃合は考えないと行けないテーマだと方向性が変わっていったというようなことを聞きました。
強引に上から、統廃合を推し進めたわけではなく、時間や手間をかけて対応しておられたことがうかがえる話です。
「残すためには変わっていかないといけない」という言葉が頭をよぎりました。大変な苦労をされたように思います。
今回、視察させて頂いた「大栄みらい学園」は、5つの小学校を廃校とし、それらの小学生が通う中学校の場所に、小学校機能を入れる」という統合パターンだったとのことです。
話し合いを行う段階で、行政としてこういうことを考えていると説明する前に、住民さんのアンケートを取り、どのような思いや考えを持っておられるのか事前の調査を行ったとのことでした。
複数の小学校が廃校し統合ということで、子どもたちの通う範囲が広いためスクールバスが13台(13コース)出ているとのことです。
スクールバスのコースや本数なども、随分と考え、住民さんとすり合わせたようです。
コロナが途中におこり、統廃合開始から建物の完成は、随分と時間がかかったと校長先生から聞きました。
学校内の見学で、「大アリーナ」という体育館では、学童の子どもたちが遊んでおり元気な声が聞こえていました。
校長先生の先導で我々大人たちが、二階から見学させてもらっていると、校長先生を見つけた子どもたちが、「わぁー」と先生に向けて手を振る場面がいっぱい見られました。この場面だけでも、いい学校だなぁと感じます。
子どもたちの元気いっぱいの姿は活気があります。逆に言えば、子どもたちの元気な姿が少なくなってくると寂しくなります。
大人がしっかりと考えて責任をもって次の世代にバトンを渡さないといけないですね。





