「どん底自治体が蘇る！ 地域創生を成功させた20の方法」牧瀬稔

地域創生を成功させる20の視点

1. 定住人口を増やすための基本的視点
   キーワード自然増、社会増、合計特殊出生率（10歳から49歳までの一人の女性が一生に産む子供の平均数）、人口置換水準（2.07で日本の人口を維持できる）現在、1.44（2016年）、希望出生率、平均寿命、健康寿命、移民政策、転入を促進することはゼロサム、　既存住民、潜在住民、既存住民の転出を抑えるための一つの手段は「住宅を購入させること」（住宅ローン完済すると高齢者となっている可能性あり。賃貸政策を展開することで人口の転入を目指す自治体もある）「住宅市場動向調査」住宅取得時の平均年齢39.4歳。分譲マンション43.3歳

   2014年 石川県、奈良県、宮城県などの７県は全年齢で転出超過ですが、若者（15～19歳）で見ると転入超過となっています。理由は地域に大学が多くあり、進学を契機に県外から若者が集まる。
   「住民基本台帳人口移動報告」「どのタイミングで」「どの層を対象に」という点を明確にして政策を実行してゆく。

   国土交通省の「居住地域に関する意識調査」住み替える際に重視する上位３位（1.物件の良さ、2.交通の利便性の良さ、3.自然環境の良さ、4.医療・福祉環境の充実、5.治安の良さ、6.商業施設の充実、7.地域・町のイメージの良さ、行政サービスの水準の高さを一番にする人はは1.7％と低い）

   シティープロモーション、シティーセールス、誰に？何を？
   1.認知度の向上（自治体の知名度の向上）、2.情報交流人口の拡大、3.定住人口の増加、4.交流人口の増加、5.シビックプライドの醸成、6.スタッフプライドの育成、7.協働人口の増加、8.企業誘致進展、9.人口還流の実現、10地域活性化

   「シティープロモーションネットワーク」「シティープロモーション自治体等連絡協議会」

   観光振興はお金を落とし仕組みを考える。泊まらせる。早い時間（早朝 朝７時とか８時）のイベント

   雇用増加の視点：：担税力、今ある事業者か、今はない事業者か。どちらもは最悪な政策。せめて優先順位をつける。
   今ある事業者 ⇒ やる気のある事業者か、ない事業者か。 やる気のない事業者には、延命措置か業種転換か。
   ヤル気のある事業者 ⇒ プラス１人以上の雇用者の拡大か、事業の拡大か。

   今はない事業者は、「企業誘致」か「起業促進」のみ
   誘致するときの注意点。産業別有効求人倍率。特化係数。地域経済分析システムRESAS

   企業誘致には多額の費用がいる。ならば起業促進。その時の注意点。
   成功すると都会に出てゆく。これを防ぐ一視点は、地場産業や地域密着の起業にする。BtoCを基本としてたとえば、花屋、カフェ、床屋など

   様々な住民の概念
   定住人口、滞在人口、二地域居住人口、既存住民、潜在住民、交流人口、協働人口、ふるさと納税、クラウドファンシング、人口還流（Ｕターンなど）情報交流人口、結果的住民、意欲的住民、埼玉県戸田市は意欲的住民の獲得に成功した自治体。

   ６Ｗ４Ｈ：Why, What, Where, When, Who, Whom, How, How Many, How Much, How long

   コア。コンピタンス（中核能力、得意分野、強み）探し方。1.過去との比較、 2.他自治体との比較

   住民満足度より住民納得度
   満足度は無限に広がる可能性あり。納得度を求めるには、施策・事業ごとに「使った金額」と「成果」と明示し、これらの情報を元に住民に回答を求める手法。

   シナリオ法（シナリオ分析）将来人口推計、デルファイ調査（科学技術・学術政策研究所）、

   目次
   第一部　地方創生の現状と展望
   　第一章　地方創生って何なのか？
   　第二章　激化する自治体間競争
   　　　人口減少自治体の未来予想図
   　　　拡大都市か縮小都市か
   　　　日本の将来人口推計
   　　　総花化する地方版総合戦略
   　　　激戦化する企業誘致
   　第三章　シティープロモーションによる地方創生の実践
   　第四章　を基本としたシティセールス:;::ω

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   成功軌道に乗る戸田市の地域創生膚・ シビックフライ

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   玉井敏久・西条市長インタビュー 別

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