2025.12.02 国保中央病院 臨時議会

国保中央病院組合議会
臨時に開かれた議会でした。12/2開催

議案15号;職員の勤務時間、休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定ついて
議案16号;職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案17号;国保中央病院組合病院事業会計補正予算第一号について
その他
といった感じでした。

まとめます。
「給料アップじゃありません。病院の“中身の話”でした」
❌「職員の給料を上げる議案でしょ?」
👉 違います。

✔ 今回の議案でやること
🧩 議案15
▶ 勤務時間・休み方・役割の整理
▶ 現場が回るようにルールを整える

🧩 議案16
▶ 定年後も、「後継者に仕事を引き継ぐ役割」を正式に設置
▶ ベテランの“知恵”を病院に残す

🧩 議案17・報告事項
▶ 病院運営や会計ルールの技術的な整理。
▶ こっそり重要だけど、地味なやつ。
補助金をハードの更新のために積み立てた。

💡 なぜ今やるの?
✔ 医師・看護師不足
✔ 病院の建物が古い
✔ でも、地域医療は守りたい

👉 「給料を上げる」より前に、「続けられる仕組み」を作る段階

・・・・

純粋な病院経営(患者さんを診て、そこから得られる収入)だけを見ると、国保中央病院の収支は赤字とのこと。
そのため、これまで人勧(人事院勧告)に合わせて行ってきた昇給の改訂を見送ることにしている。
という話がありました。

病院運営にかける経営陣の思いや努力には頭が下がる思いです。
ここで、地域住民として知っておくべきことは、「病院経営が赤字というのは危機的状況なのか?」ということです。

単純に考えてみます。
● 極端な話をすると、もし三宅町・田原本町・川西町・広陵町の町民が、みんな健康、事故も病気もゼロ、救急車も一度も来ない。…そんな理想的な年があったらどうなるか。
👉 病院の収入はゼロに近づきます。
👉 経営上は大赤字になります。

でも、それは
❌ 病院が失敗したから、ではなく、
⭕ 町民が元気だったから です。

● 病院は「儲ける装置」ではない
国保中央病院は、商売としての病院・利益を最大化する組織ではありません。

役割はただ一つ
👉 「もしもの時に、必ず助ける場所がある」こと

★ 自治体病院の赤字は「保険料」に近い
考え方としては、これが一番わかりやすいです。
● 国保中央病院=巨大な「町の保険」
火事が起きなくても消防署は必要。
事件がなくても警察は必要。
災害がなくても避難所は必要。
同じように、
大きな病気がなくても、夜間救急が少なくても
👉 病院は“そこにあるだけ”で価値がある。
つまり、支える町がある程度の負担金は覚悟する。

その維持費が、毎年ちょっとした赤字、という形で現れているだけ。

4️⃣ 「赤字=危険」ではない。本当に危険なのは別
ここが重要です。
❌ 危険な赤字
毎年赤字が膨らみ続ける
何が原因かわからない
改善策がない
将来の見通しが立たない
👉 これは確かに危険。

⭕ 健全な赤字
赤字額が小さい
原因が説明できる
「備え」として意図されたもの
将来の規模や役割を見据えて管理されている
👉 これは自治体として健全。

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