「人がつどい未来に躍動する世界都市・高松を目指して」香川県高松市 市長 大西秀人さん
香川県高松市長大西秀人(おおにしひでと)氏
1959年、香川県生まれ。東京大学法学部を卒業後、自治省(現総務省)入省。岐車県総務課長、北海道財政課長、自治省税務局税務企画官、島根県総務部長、総務省情報通信政策局地域放送課長などを経て、2007年5月より第16代高松市長に就任。現在5期目。高松市が、若者を始めとした幅広い世代の方々から「選ばれるまち」として、また、「世界都市・高松」として持続的に発展していくためのまちづくりに全力で取り組む。
高松市
日本で最初の国立公園
宇野港、香川県立アリーナ。ひょっこりひょうたん島みたいな形。サザンオールスターズのこけら落としあり。ツアー発表と同時にホテル満杯。チケットが取れなかったらホテルをキャンセル。
格闘技ライジン、ミーシャ、ミスチル、トリカム、などコンサート実施
設計は、せじまかずよ ブリツカー賞受賞
高松市の現状と課題
1. 人口減少問題
H28年から減少に
15歳までは、1980年がピーク
生産年齢人口は、1995(H7)がピーク
2045年が高齢者のピーク
2045年までに、どう乗り越える?
P12 自然増が増大してゆく
社会増は、多いときもあるが、全t内的に人口減
空地や空き家が増える
公共交通が減る。サービス悪化
商店街の衰退
税収が減少
都市機能が薄く広がった町が形成されている。
人口減少が、数の問題にとどまらず、町の機能を変えている。
過去の延長線上に未来はない。
①都市活力の維持・向上
②公共交通の維持・充実
③地域の暮らしゃすさの向上
④都市経営の効率化
コンパクト・プラス・ネットワークという考え方
コンパクト
(都市機能の集約及び拠点への居住の誘導)
+ネットワーク
(公共交通・コミュニティ・デジタルでつなぐ)
=歩いて暮らせる持続可能なまち
高松丸亀商店街の再生。
郊外の大型諸ピングセンターを開発したことは、町の中心街が衰退。
短期的には便利だったが、高齢化すると不便。
なんで、高松なのに丸亀なの?
生駒親正が作った商店街。丸亀出身で、丸亀から連れてきた。
瀬戸内海の橋が出来て、中央資金が流れ込む、地域はとってかわられる。衰退する。
今後、どうするのか、世界の商店街の失敗例を見てこい
商店街を、区分に分けて、区分的に開発している。
高松丸亀町商店街の再生(成果と教訓)
成果①:都市の回遊性と賑わいの創出
成果②:歩いて暮らせる都市構造
成果③:市民主体の合意形成とルールづくり
地権者間の利害調整。開発中(開店できない間)の資金援助。
ビジョンの共有が出来た。行政の柔軟な伴走。民間のバックアップに徹した。
シーフロントエリアの開発
連絡船があった時代 → 橋が出来て。再開発:香川県立アリーナ。サンポートガーデンプロムナード
従来の協議会形式から脱却し、今までにない合意形成の手法へ(どんな?)
サンポートFACTプロジェクト(Fフリー Aアドレス CTシティー )
FACTとは(2021)
時間や場所の制約から解放され、デジタルをツールに「ひと」と「ひと」がつながることにより、人間らしく生活するために必要な出会いや交流を生み出すまちの実現を目指すもの
2024年度:駐車場満空情報アプリ「どこ駐車ナビ高松」の開発
サザンオールスターズが来るぞ!となり車が混むだろうと開発した。しかしサザンの客はホテルに泊まって駐車場に困らなかった。しかし県内のアーティストの方が駐車場に困る。
あるいは、クリスマスイベントをやったりすると駐車場に困った。
シーフロントエリアの開発
歩いて楽しめる街 プロムナード化(遊歩道化)
車の規制。4車線から2車線に規制した。反対もあり。
土日祝は、歩行者天国に。
車が走るだけではにぎわいはない。
中央卸売市場の再整備(水産物棟)
水産市場と相乗効果があり、物販や飲食などの商業・観光機能を中心として“高松市場”ファン増加につながるこの場所にしかない賑わい拠点の創出
高松競輪場の再整備
今、競輪場にわざわざ見に来る人はいない。観客席をなくして、自転車を中心とした公園づくり。
高松市中央公園の再整備
「安全・安心の確保」や「新たなにぎわいの創出」など、5つの取組を基本的な考え方として、民間活力をいかした中央公園を再整備
夜間のライトアップを考えている。夜間でも楽しめる公園にしたい。
公共交通ネットワークの再構築(公共交通利用促進条例2023年9月施行)
今は、自家用車が便利で公共交通を利用してくれない。どんどん赤字で廃れる。
公共交通をみんなで利用して、維持しようという発想。
1.公共交通の利便性の向上および積極的な利用の促進
2.地域の特性に応じた効率的な機能分担及び連携
3.公共交通優先の交通体系への転換
4.ユニバーサルデザインに配慮した公共交通
5.教育等を通じた公共交通に関する意識醸成
70歳以上の市民には、JR以外は半額にする。
公共交通ネットワークの再構築(鉄道を基軸としたバス路線の再編)
創造性豊かなまち高松
町自体に魅力がないと来てくれる人はいない
1.市民が誇りにできる、独創的な高松ブランドを創出し、持続的に発展させます
2.未来に向けて、高松らしい産業や文化芸術を次世代に継承させます
3.高松の魅力を世界に発信し、「創造都市高松」を確立させます
例:瀬戸内国際芸術祭
3年ごとに開催。23%が外国人。現代アートを見に来る。100万人が来る。
直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、瀬戸大橋エリア、本島、高見島、粟島、伊吹島、高松港エリア、宇野港エリア、志度・津田エリア、引田エリア、宇多津エリア
ベネチア・ベレンナーレを例としている。
開催経費:13億円
経済波及効果(推計)103億円
男木島 人口150人だった、今140人。移住者が急像。学校も休止していたが再開校。
何十年ぶりの結婚式。何十年ぶりに赤ちゃんが生まれた
高松国際ピアノコンクール
参加者の65%が外国人
観光:
国際会議等MICE振興
『G7香川・高松情報通信大臣会合』開催(平成28年4月)『G7香川・高松都市大臣会合』開催(令和5年7月
「屋島(やしま)」の活性化
源平合戦。修学旅行で有名だった。なすのよいち(弓で扇を射抜いた)
私たちが愛し、誇る「屋島」の活性化を目指して、平成25年1月に「屋島活性化基本構想」を策定し、共通の目標・理念の下、官民が一体となって取り組んだ結果、今、屋島に、「持続性のある活性化の好循環」が生み出されようとしています。
「屋島」の持続性のある活性化に向けた取組と成果
やしまーる等
香川県内外国人延べ宿泊者数の推移
インバウンドは増加。観光を考えるならインバウンド
観光公害はどうなる?
丸亀商店街に、ポケモンセンターが出来たら大盛況
夜型観光を推進
他市町との広域連携
大阪万博に外国人が来ても、富士山など東に客が流れないように、西の観光ルートを!
高松市伝統的ものづくり
盆栽Bonsai、緑の芸術、松野盆栽は高松が8割
庵治石Aji Stone 世界で最も硬くて高価。
香川漆器 Kagawa Lacquer Ware
スポーツの振興
サッカー かまたまーれ(うどんの釜玉、と、海のマーレ)
コンサドーレ (どさんこ)
シティープロモーション
「高松からうどんが消えた」
高松からうどんがなくなっても、他にもいっぱいあるよというメッセージ
保育所・幼稚園等への芸術士派遣事業
イタリアレッジョ・エミリア市の教育理論を参考に全国初の実施から16年目の取組へ
芸術士派遣
子どもがワクワクしている。
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ほっとけん市民みんなでつくるほっとかんまち高松
【活動拠点】概ね小学校区を区域として、市内に44のコミュニティ協議会を設置各協議会の区域内にコミュニティセンターが1~3箇所、市内に計52箇所あり
【運営】コミュニティセンターの運営は、指定管理制度を導入しており、各地域コミュニティ協議会に委託(令和7年当初予算:指定管理委託料約2.6億円)
【活動資金】15の補助金を一元化し、各地域コミュニティ協議会に一括交付対象事業・予算配分は、各コミュニティプランに基づき、協議会の裁量により決定(令和7年当初予算:まちづくり活動費約2.9億円)
アウトリーチ
人一人が役割をもち、
まるごと福祉相談員(いろんな困りごとをききます)
鍵となるのは、地域主導のまちづくり
「行政主導でもなく、民間任せでもない」真の意味での「共創のまちづくり」