間もなく選挙が始まります。
三宅町の場合、すでに始まっている1.参議院の選挙と、2.三宅町町長選挙と3.三宅町議会補欠選挙(2名を選ぶ)の
3つが同時に行われるという、珍しい状況です。
町の選挙について、考えるヒントになりそうなポイントを記しておきます。
国の流れ:
急激な人口減少を問題にしていて、対策をとっています。
・働く人数が減ります。
・入ってくる税金が減ります。(働ける人には出来るだけ長く働いて欲しい。一億総活躍して欲しい)
・比率としてお年寄りが多くなると、年配の方を支える若者世代の負担が大きくなり、支えきれなくなります。
・地域を支える人が少なくなります。地域が疲弊していきます(消滅地方都市)
これに対しては、国は、地方創生(まち・ひと・しごと創生)として、出来るだけ地方が厳しくならないようにと考えています。参考サイト
ここで一番のポイントは、「あんたの地域はこれをしなさい」と、国から(上から)ポンとおカネをくれるわけではない、ということです。
全国共通の問題ですが、解決方法は同じでなくて(当たり前。みんなそれぞれの地域で違いがあるので)、
「私の町は、ここが問題で、ここを一番に解決したいんです」と、それぞれの地方から声を出してくれ、ということになっています。
この点に関しては、「国がそれぞれの地域を競争させて補助金獲得合戦をさせている」との批判もあります。
しかし、
「それぞれの地域で、それぞれの問題を、それぞれで考えてくれ」というのは、ゴクゴク当たり前のことです。
ということは、町においても、「みなさん、どこが問題ですか?」「どの問題から解決すべきでしょうか?」「それに対してはこんなとりあえず解決策でしのげませんか?」
というようなことをしなければいけません。
使えるおカネが少ないんだから、住んで切る人の知恵をいかに出すかというところも大事なことです。
分かりやすい言葉で言えば
「住民に説明して、住民の声をきく」ということ。
「誰がどこでこんなふうに思ってる、考えている」ということもオープンにした方がいいと思います。
知らない間に決まっていて「イヤそんなことより、こっちが困ってるんですけど」という事ばかりではダメだ、ということ。
住んでる人の声をきいて、何かをするって当たり前ちゃうん? と思います。
そう、当たり前です。
しかし、
「この当たり前のことが、三宅町ではうまくいっていない」
というのが、普通の皆さんよりは少し近い距離で町の様子を見ていた私の素直な感想です。
その当たり前のことが、誰が(どちらが)できるのかを、見きわめて欲しいと強く思っています。
若い皆さんの声も町に反映される可能性がある方がいいですよね。
ぶっちゃけ、●/*●×?;@5*/-+ やん と言いたい。(大人の事情で言えません;;)
ダラダラと書きましたが、最後まで読んでくれてありがとう。