令和6年3月の議会日程決定(ギウンにて)

今年度(令和5年度)最後の本会議の日程が決まりました。

令和6年3月開催の本会議です。
今回のメイン内容は、来年度(令和6年4月から)の予算についての審議となります。

ちなみに、ギウンとは、議会運営委員会(ギカイ・ウンエイ・イインカイ)の略語で、業界用語です。
おもに本会議の日程を正式に決定する会議ですが、自治体によっては、そのほかの協議する内容はいろいろのようです。

https://www.town.miyake.lg.jp/chosei/gikai/post_1477.html
議会日程
令和6年3月三宅町議会第1回定例会
以下の日程で行われます。
3月 4日(月)午前 10時00分~議会開会(提案説明・諸報告)
3月 6日(水)午前 9時30分~議会再開(一般質問)
3月 8日(金)午前 9時30分~予算審査特別委員会(総務建設)
3月11日(月)午前 9時30分~予算審査特別委員会(福祉文教)
3月12日(火)午前 9時30分~常任委員会(総務建設)
3月14日(木)午前 9時30分~常任委員会(福祉文教)
3月26日(火)午前 10時00分~議会再開(委員長報告等)
※本会議は傍聴者も含め録画しており後日インターネットで公開いたします。ご了承ください。

先日、県知事が変って大学誘致を取りやめた三宅町内の県の土地活用について発表がありました。
https://www.pref.nara.jp/secure/304744/R060209shiryou1.pdf



このことについての議員からの一般室質問はありません。
というのも、一般質問の締め切りが、県からの発表の前であったためです。
残念ですが、まだ県からの提案があっただけで、町から何か働きかけを行ったということではないと思っています。
(何か働きかけをしたのか? これからするのか? 今後どう町としては動くつもりなのか、確かめたいものです)

私の予定している一般質問を掲載しておきます。
1.令和6年度の予算について(予算編成方針から)
2.タクシーチケットをシェアリング(頼り合い)したいのですが、そんな仕組み作りはできませんか?
3.みいもの利用について。営利目的ってどういうことを指しますか?など

まずは、なぜこんな質問をするのかを記載しておきます。

1.最近、うちの町長は、フットワーク軽くあちらこちらの人とトークイベントに参加したりしてくれています。
そこで、良いことを言われているのですが、具体的に何を指しているのか、私にはよくわかりません。
「より良い未来のために頑張ります」と言われても、「そりゃそうだ。で、何すんの?」と感じてしまいます。
来年度の予算を今回は審議するので、予算の編成方針にこんなことが書いてあるけど、具体的にどこの部分?と、まずは本会議で、予算審査特別委員会で予算案を審議する前に尋ねておきたいと思っています。
また、「住民に寄り添う」(伴走する)というような予算案を作ると予算編成方針には書いてるのですが、住民に寄り添うのであれば、窓口に来た住民さんに「今日はどうされましたか?」待っておられるようであれば、「要件はお聞きしていますか?」など、カウンターの向こうから出てきて声を住民さんに声をかけてあげてください。寄り添ってあげてください。これには特に予算は必要ないと思います。

2.自治体の施策は「人と人とのつながりを作ること」「関係を薄くしないようにすること」だと考えます。
ですので、タクシーチケットの使い勝手をもっと住民さん目線で考えて、シェアリングの仕組みも取り入れて欲しいという想いから尋ねます。

3.自治体の施策は「人と人とのつながりを増やすこと」これにつながらないものは一考の必要があります。
みいもの部屋の利用料について、「営利目的」という概念が一般的な理解とズレているという指摘を、ずっと前から聞いていました。
住民さんが主体となっている(という建前の)運営委員会が、行われているようなので、おかしなルールはすぐに変わるだろうと思っていましたが、なかなか変わらないようなので、公開の場で取り上げます。「住民さんのオカシイ」という声が届いていなかったとしたら大問題ですし、届いていたとしたら「なぜ変わらないのか」を教えてもらう必要があります。
声が出ているのなら応えないと「対話」ではないです。そして、つながりを大事にしていると到底思えません。

森内の一般質問原稿

1.令和6年度の予算について 予算編成方針から

・「業務のブラッシュアップと事業費の削減により、効率化を図る」とありますが、どんな事業がブラッシュアップ(ブラでシ磨いてさらに良いものにアップ)されたのか、また、どんな事業費が削減された(削減されるべき)予算案なのでしょうか。

・「先進地視察や研修への積極的な参加を行う」とあり、「職員のスキルの向上をはかり、地域課題解決のための新しいアイデアを取り入れる」とありますが、今回の予算案において、どういった地域課題を題解決するために新しいアイデアを取り入れるつもりでしょうか?

・「挑戦したい人を応援できる仕組みを作る」とあり「一人一人に寄り添った支援を行い、地域の活性化や成長につなげる」と続きます。
いい言葉だと思うのですが、「一人一人に寄り添った支援」ということなので、「ルールなので無理です」というのでは、「一人一人に寄りそった支援」はできません。ですので、大きな仕組みを作るというようなことでなく、小さくて細かくて丁寧で、一人一人に応じる、ことだと私はイメージしてしまうのですが、具体的にどういったことを想定して、予算をつける案を作成されているのでしょうか?

2.タクシーチケットをシェアリング(頼り合い)したいのですが、そんな仕組み作りはできませんか?

先日(1/30)、石山アンジュが三宅町に来られました。「シェアリング(頼り合い)を学ぶ」という話を聞きました。
これからの時代は、ご近所さん、もう少し広げて知り合いの知り合いくらいで、頼り合い(シャアリング)が大事じゃないかな。
オカネのつながりじゃなくて、今は使わない物の貸し借りや、余っている物のやり取りなど、頼り合い合いを通じた人と人のつながり、こんなことが大事です。そんな時代が来ていますよ。そんな内容だったかと思います。人口が減少して役場の職員のなり手の数も減るでしょう。そう考えると、住民同士の「頼り合い=助け合い」は、とても大事で、促進してゆくべきものです。
そこで質問です。
三宅町における非常に大事な、大きな問題の一つは、足(移動手段)の問題です。
タクシーチケットのシェアリングを促進することで、移動手段問題の一つの解決策になりますし、人口減少に対抗するための頼り合いの促進という点にも効果がありそうです。
タクシーチケットをシェアリング(頼り合い)したいのですが、そんな仕組み作りはできませんか? 町長の所見をうかがいいます。

3.みいもの利用について。
営利目的ってどういうことを指しますか?など

周りの施設より「利用料が安くてよい」という意見がある一方で、料金体系がよくわからん。特に営利目的になると利用料が変るが、その「営利目的」がわからん。ぜんぜん営利を目的にしてないんだけど、という声をたくさんききます。では、質問です。利用にからめて質問します。

・町内在住者(定住自立圏内含む)と町外在住者で、利用料の額が違いますが、町内在住者には、「町内に住民票はないが三宅町内で働いている」という人は含まれますか?
団体で場所を借りる時に、一人でも町内在住に該当する人がいれば、町内料金で借りられるという解釈でよいでしょうか。

・役場内の部署が利用する際のルールが変更され、無料から有料になったと思います。ルールが変更されたのはいつからですか。
これまでに役場内の部署でどれほどの利用(回数と金額)があったでしょうか。
また利用金額は、町内在住者(定住自立圏内含む)と町外在住者のどちらで算定するのでしょうか。
役場の業務として利用する際に、利用料が有料と無料の場合があるようであれば、切り分けるルールを教えてください。
(投票会場として使用するさいは無料? 違う部署から別の部署にオカネが動いただけなので、あまり意味がない気がする。また予算主義なので、予算計上していないとMIIMOが使いにくい部署もあるのでは?)

・みいもホールを利用する際に、オープン(クローズなし)で借りたが、外部から、うるさいという苦情が入った場合の対応について。
文句がはいってクローズにした場合に、2000円または3000円の追加請求が生じるというように聞いたのですが、これは事実でしょうか?

・みいもホールを利用する際に、営利目的だと一時間当たり500円がアップすることになっています。一日貸し切れば6000円のアップになります。
営利目的とそうでない場合の区別はどうされていますか? ルールはどうなりますか?
NPO法人が、法人の活動として場所を借りた場合はどうなりますか? ご存じだと思いますが、NPO=(Non Profit Organization)、直訳すると、非営利団体です。

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