2023.10.3【議員研修】こどもまんなかまちづくり

2023.10.3 議員研修
こどもまんなかまちづくり~こども家庭庁の設立とこども基本法の施行~
杏林大学 客員教授・こども家庭庁 参与・前三鷹市長 清原 慶子 氏
慶應義塾大学大学院修了後、東京工科大学メディア学部長等を経て、2003年4月~2019年4月まで東京都三鷹市長を務め、『自治基本条例』等を制定し、「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育」「妊婦全員面接」「産後ケア」を創始するなど「民学産公官の協働のまちづくり」を推進。内閣府子ども子育て会議・少子化克服戦略会議委員、厚生労働省社会保障審議会少子化対策特別部会委員、全国市長会子ども子育て施策担当副会長等を歴任。現在は杏林大学客員教授、こども家庭庁参与、内閣府休眠預金等活用審議会委員、総務省行政評価局アドバイザー・統計委員会委員、文部科学省中央教育審議会委員、地方公共団体情報システム機構代表者会議委員などを務め、「こどもまんなか」「住民本位」「国と自治体の連携」等による国及び自治体の行政の推進に向けて参画している。

子供の時を振り返る
みんな元子ども!

子どもの頃のことを思い出すのが、子ども真ん中の原点!

自分は、昭和生まれの一人っ子です。
兄弟のいる人が羨ましかった
一人っ子ばかりの家庭だとまずい。人口減少

1、若い世代が結婚・子育ての将来展望をえがいにくい
2、子育てしづらい社会環境や子育てと両立しにく職場環境
3、子育ての経済的・精神的負担感や子育て世代の不公平感が存在する。親ガチャ

政策の実現の現場は「基礎自治体と地域」

子ども基本法
基本理念について
「愛され保護される」法律に「愛され」とい言葉が出てこない。
議員立法だから。
家庭や子育てに夢を持ち、子育てに伴う喜びを実感できる社会環境の整備
法律、条例に「夢」という言葉

画像参照(史料に抜けている)
第5条 地方自治体の責務
子どもの意見を聞く

9・29に
優しい版がある。

質疑
病児保育、病児休について

>医療費無償化だけで終わらない。
障害児、経済的収入
縦割りでなく支援をする

病児育休を創設して欲しい
急な子どもの病気についての対応は、会社の問題でもあるので、共有しながら対応したい

自治体職員は追いついていない。
学校も教師が少なくなっており、マンパワー不足
子どもの意見を聞くことの予算措置はあるのか?

>新しく導入する制度には、自治体の職員にも入ってもらい議論している
通知以外にも説明会をオンラインで実施している

自治体の実情として、教育委員会とも協力、広域で連携しながら、それぞれの児童生徒が不利にならないように、補助金をつけているが、浸透していない。

子どもの意見を聞く取り組みについては、お金をかけない取り組みがあるはず。
自分がクビ長としてやっていた。
審議会の委員に子どもを入れるなど、なんらかのモデル事業については、助成金も考えられる。

子ども真ん中というと、高齢者の予算を削ってと反対する人がいる。
全世代にとって必要な施作だという言葉を改めてききたい

世代間対立はもってのほか。
今の高齢者の生き方は、若い人のモデル。
高齢者の悩みは、今後の子どもの悩み。
庇護、支援の対象と見られていた子どもでない。
子供に視点を当てることで、社会を豊にするために行なっていること
相互理解がないと望ましい決着がない。
子どもの声を聞くとうるさいという人もいるが、エネルギーが出るという人もいる。
せかいが、社会が継続していくためには、命の誕生を讃えあう必要がある。

保育士の不足問題。眠っている保育士資格を持っている人を起こしてゆく
小児科医、産科医も潜在的にいる。

女性の有資格者が潜在化している。
ワークシャリングしながら、潜在化から顕在化したい。
一つの自治体で人材を取り合うのでなく、周りの地域で共有する方向に考えたい。

保育士の受験者が現場にいく訪問の日を作ると、就職率が上がった

三人の子育てをしている。妻が保育士7時に出勤、子どもの世話が自分がしている。
習い物にも自分が送り出している。
夕方に妻が帰ってくる。クタクタになっている。

友育て共働きをしているが、夫婦の会話をしている時間が忙しすぎて取れない。

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