2023.10.3【議員研修】食(ローカルフード)による地域づくり

2023.10.3 議員研修
食(ローカルフード)による地域づくり
料理家・フードコーディネーター 梶山 葉月 氏
東京農業大学卒。静岡県伊豆の国市出身。テレビやCMなどに登場する見た目で美味しそうに見せるシズル料理、食べて美味しいレシピ提案、シチュエーションに合わせた器のスタイリング、マーケティングに合わせた商品開発など「食」に関するトータルコーディネーター。旬の食材を使用したシンプルで健康的な料理は定評があり、家庭で作れる和食や郷土料理を次世代に伝える活動をしている。2007年から日本テレビ系列「秘密のケンミンショー」の担当フードコーディネーターで今年で17年目となる。番組で紹介した全国の郷土料理は600以上となる。

ファミマの商品パッケージ
キューリのQちゃん
ケンミンショで郷土料理を作っている
伊豆の国が出身(合併して、伊豆の国市)
三姉妹の末っ子
八人家族。みかん農家。
おじいちゃんおばああちゃんっ子
おじいちゃんおばあちゃんが郷土料理を今思えば作っていた。
卒論テーマは、「地産地消」
その頃、トレイサビリティーという言葉が出てきた。

伊豆の郷土料理
わさび、
ズガニうどん(おじいちゃんが作ってくれていた)
→手間がかかる。
大人になって作ってみると、手間をかけて作ってくれたことを知り感謝。

B級グルメ
地域おこしのために作られた比較的新しい料理
洋食として日本に入って来たものが多いイメージ
郷土料理と合わせて、ローカルフードという

東京農業大の収穫祭
b1グランプリに似ていると感じた。

印象に残った郷土料理
山形県 あけびの肉詰め
熊本県天草地方 ヒトデの塩ゆで 美味しいらしい ホント?

ケンミンショーの裏側で、タレントが試食する料理を作っている
タレントは、作り置きの冷たくなった料理を食べて美味しいと言っているわけではない
(そうなんだ)

友近さん、自分が作る郷土料理よりおいしい。レシピを教えてと言われた
17年間、郷土料理を作ることに関わって、日本は豊だなとつくづく思う。
美味しいという言葉を聞くと、作り手として嬉しい

鮒寿司 滋賀県の郷土料理
徳山鮓(とくやまずし)という店が有名
毎年、気候によりフナが変わる。毎年試行錯誤しながら作っている。

栃木県の初恋糖
ネーミングが、「いちご砂糖」だったら。。。

体験による価値 ガストロノミー

スペインのサンセバアチャン
バアルセロナとサンセバスチャンの料理のクオリティーが全然違う
スペインはシエスタで、昼間は働かない
マルティンベラサテギ 三つ星の店
1、人口一人当たりのミシュラン獲得数が多い
2、地産地消。自然に囲まれているため豊富な食材を確保できる
3、美食倶楽部の存在。男性専用
4、ハイレベルな料理学校、料理大学がある
5、レシピのオープンソース化

大分県の広報課
別府市公式チャンネル おんせん県、シンフロ編、美人女将編

公のチャンネルは面白くないという常識を超えている。

次世代に(郷土料理)伝えるために大切な三つのこと
1、知る機会のハードルを下げる
2、作る機会のハードルを下げる
3、食べる機会のハードルを下げる

YouTube
梶山葉月チャンネル
田舎そば川原 料理・漬物チャンネル

日本ホビーショー
米穀安定供給確保支援機構の太巻き寿司祭り
イベントでは作るが、家ではちょっと。。。
家でできる技を伝授。
太巻き巻き寿司は郷土料理

コロナによって、都会でなく地方の見直し。
郷土料理に触れる機会が増える

朝食あるべ
MISAKI STAYLE みさきステイル
地元のことは地元でなんとかする団体
最近、解散したらしい。
→ 何があった?

地域の人たちが自分の育った町が好きで、食べ慣れた料理がその町の独自性
食べたくても食べられないという料理も増えてゆくと思われる。

質疑
郷土料理のネットワークがあれば

地方、地域、土地によっても埋もれている郷土料理があると思う。
意見交換する場をまず作っていく必要がある。

情報発信について
SNSの使い方について、町中図書館にNHKの女性が来た。
畑付きの家を提供。うまく発信してくれた。

メディアとの繋がりは重要。記憶に残るのは重要

自分が静岡の田舎に帰ると、子供が小さいとなかなか受け入れてくれないのではと思ってします。
東京は子供NGが多いと思っていたが、世田谷区は子供OKのシールがあり、わかりやすい

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