2020-01-11 みやぼうプロジェクト 最終回

三宅町の福祉計画をつくる会議が終了しました。

一番の感想は、「長かった・・・でも、とても良かった」です
一回の会議から今回の最終までの時期も長かったし、会議一回当たりの時間も。
年度の変更をはさみ、会議参加メンバーの変更もありました。森内も議会から参加していたので4月には議員から脱落という可能性もありました。
(結果は無投票でしたが、議会内部で福祉文教委員から総務建設委員に変ったので、では福祉文教委員に交代ということもありえましたが、なんとか無事に「みやぼう会議」に初めから通しで参加できました!)

今までのこういった計画は、外注業者に委託して、形ばかりの住民参加で、パッパと作ってしまうのです。
「皆さん忙しい」とか「締め切りが迫ってる」とか忖度(そんたく)してのこと。
それはそれで、
「どうせ仕上がったものは見ないし、来たくて来てる会議でもない(役が当たってるから来てる会議やし)パッパと終わってくれ」という気持ちに対する気遣いで、それはそれで必ずしも間違いではない気もします。
(「どうせ仕上がったものは見ないし」「役が当たってるから来てる」という意識に問題がある? ということは参加者の意識改革が必要か? そんな忖度をしてしまう開催者側の問題か?)

が、しかし、
やはり、
「自分たちに関わってくることで、自分たちで決めなければいけないことは、今回みたいな形で話し合いをしないといけない」と強く思いました。

どんな形かというと、グループディスカッション形式です。
テーマを決めてグループで話し合って、その結果を発表するという形式
苦手な人もいると思います。
私も実はそう。
そこで活躍するのがファシリテーターという役割の人・・・
この形式の会議をすすめる様々なワザ、コツ、研究なんかもあると思います。
最近の会議(というより研修かな)は、ほぼこんな形ではないでしょうか。
参加する方にも、コツがあると思います。
私が思うのは「わからんものんは、わからん」「考えてことないものは考えたことがない」と言う。「いいことを言おうとしない」「おしゃべりを楽しむ」ですかね。
時々、各班のまとめ役なんかに当たったときは本当に困ります(私はこれが本当に苦手)、ゴマかしつつやりますが、このゴマかしている感じが嫌でまとめ役は避けたい。
自分の考えをまとめる作業と、みんなの意見をまとめる作業は、脳みその別の部位が稼働している感じがして、両方することは私は困難です。

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初めに記した感想以外に感じたことは、
会議を先導してくださった先生たち、計画をまとめる業者さん、みんな若い!(20代から30代・40代?)
こういう会議のやり方は、(知識として)本では知っていて、何回か体験したこともあるのですが、今回は、本当に年齢層、性別、様々な団体の代表が集まっていて、参加者の幅が広く、こんなに共通話題が見つけにくいのは初めてでした。しかし、考え方や感じ方の違う人たちと交わることはスリリングです。
「へー、そんなふうに思うんだ!」「なるほど、考えてもいなかったけど、そう言われたらそうだなー」そんなことも多々ありました。

実際に体験してみて、体験する方も慣れていないということを感じました。
(私なんかもは議員という立場で参加したので「ヘンなこと言ったら恥ずかしいよな~」「いいこと言わないといけないよな~」という気持ちが沸き起こっていて、随分とおとなしくしていました。
(えー?!あれで!?と思ったそこのあなた、みんなが話しやすい雰囲気になるように出来るだけ率先してシャベルように気を使っていたんですよぉ~。でも冒頭に書いたように、議員の立場という自意識が邪魔をして・・・
( ◠‿◠ )
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参加した方々の感想で、いろんな人と知り合いになれて良かったというものが多かったと思います。
私も実際にそうです。
三宅でいろんな活動をして下さっている人たちと出会て、顔をしることが出来て、本当に良かったです。

また、話し合いのやり方が、変わってきているんだと実感しました。
もしかすると、昔は、村の集まりは、こんな形だったのかもしれません。

関係者の皆様ありがとうございました!

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