20200120-活動報告No14作成中のボツ原稿(忘備録)

時間がかかっていますが、活動報告No14(2020年1月号)まもなく出来上がります。
とんでもないです。文字ばかりで。すみません。
なぜこんなことになるのかはハッキリしています
私に危機感や焦りがあるからです。
(「片足を突っ込んでいる介護の仕事に余裕がない」とか「プライベートが充実していない」なんて議員と関係ない方面での余裕の無さがあるんチャウの?というのは、ここでは無視)

何ををビビってるねん?
何をあせってるねん?

となりますが、議員さんたちによる「議会というものの役割に対する認識の無さ」に危機感を持っています。
議員が所属する議会を変えることが出来るのは、議員だけです。


なので、「我々議員がやろうと思わなければ出来ない」にも関わらず、「出来そうにない」と感じるからです。
「俺たちにしか出来ないことがハッキリしているのに、なぜやらない?!」という危機感とアセリです。


議会改革について具体的に言えば、以下の3つです
(議会改革ってこんなのあるよ~と、いろんなまとめ方ができますが、3つにまとめてあるのを引用)

(『議会が変われば自治体が変わる』より引用)
1.『住民と議会の関係の改革(議会への住民の参加の推進)』
2.『町長と議会の関係の改革(議会による行政への批判と政策提案)』
3.『議員間討議(議会が意思を持つための議員間政策討議の活性化)』

なんとなく3が出来始めています。
(時間ばかりかかってシャーない、という議員さんの意見もあり。一理あると私も感じています。
「議論が深まらない」「結局、他人任せの結論になり、委員長だけに負担がかかる」ことも多い。
委員長の手当金がいるんじゃないか?)

ただ、議員間討議(議員同士の話し合い)を、2の形に持っていかないと、ただの「言うだけ議会」です。
一部の議員さんが最も嫌う「声の大きい住民さん」状態です。
(「声の大きい住民さん」っていうのは、それだけ関心があるってことを自分の身に置き換えて考えて下さいよ!)

行政に向かって「お前らやれ」「みなさん、やってみてくれませんか」と言うだけでは、
「どうせ議員さんは言うだけで、実際に行動するのはワシらやし、頼むわ、カンベンして」と、
実行部隊から「うっとおしい」と思われます(とくに忙しい部署や、人材不足の部署からはそうではないでしょうか)

「うっとおしい」と思われると、
1.「情報の出し惜しみ」(「情報を出さない」「出すけどめっちゃ時間をかける」など)をしたり
2.「ハイハイと適当な返事をしたり、適当な仕事をしたり」
(ホントは「職員さんのやったことは、これだけの住民さんが喜んでいますよ」と実感して欲しい)

一言で言えば、議会側からすると「なめられている」と感じる対応になります。
しかし、職員さん側からすると、
「決してナメテなどいないですよ!」
「あの時、説明しましたやん」
「言われたとおりに動きましたやん」です。

今は、そんな段階だと感じています。


議員が一人、役場の窓口に行って「ほとんどの住民さんが求めているからやって下さいよ」と言っても、一議員の言う「ほとんど」を、どれくらいの人数と考えるかは聞いた職員次第です。
「個人で聞いただけですよね。それって下手すりゃ口利きですよね」となります。

私が職員さんなら、議員さんの前では『わかりました。上司にすぐに報告します』で、
『そんなもん出来るか』と“個人的に判断”した場合は、上司には「議員さんが来て、あれやれと言われましたが個人的なことで口利きになりそうなので、今度来られたら『検討中です』って言っておきます」と個人的に処理します。
とは言え、上司が政治的判断で「あの議員の言うことを聞いておいた方が何かと都合がいい」となれば、うまく一議員さんの口利きが実現するかもしれません。

こんな「個人的口利き」を実現できるのが、「良い議員、力の強い議員、頼れる議員」ということ、なのかもしれません。
三宅町は小さい町なのでこれで良いのかもしれません(「検討の余地あり」と実感しています)

「議会改革なんかやって、喜ぶ住民さんいるの?」という考えの向こう側には、
「ワタシに言ってくれたらウマいこと役場を動かしたるで」
こういう現実が想像できます。

私にはそんな政治力がないです。
なので、こういうやり方で、住民さんの要望を実現できません。
「あの議員さんに頼んでみて」と小さな声でしか言えないアドバイスは出来るかもしれませんよぉ~
(-“”-)

ただ、このシステムは、「情報公開や情報共有」には耐えられません。
「お願いした住民、間に入った議員、聞いた職員」すべてコッソリ動くのが望ましいです。
「それって口利きちゃうの?!」という指摘への回答が難しいからです。
要するに、古い考え方、古い形式だということです。

ただ、「情報公開や情報共有」「住民参加」ということを避ければ、まだまだ議員は、生き残る余地ありです。

ここで繰り返します。
「三宅は小さい町なので、その方が実態に合っているかもしれない」と森内は考えています。
小さい町なので、なにか要望を言えば、実行部隊(町長や担当職員)に届く。
だとしたら、古いタイプだろうが議員なんて要らないですよね。


究極の議会改革は、
「町長や職員さんへ住民の声が直接届くようにして、政策までに至る過程を見える化(情報公開)する」
そして、「不要な議員定数と議員報酬を削減する」ことかもしれません。

森内は、時々、こんな質問を町長サイドにします(議員さんたちは知ってますよね~)

「今、町長は住民さんの意見を聞く機会(「タウンミーティング」や「まちトーク」など)を設けておられます。
非常に良い政策だと思います。この政策を町長が変わったとしても継続できるようにする意志はありますか?」

この問いに対する明確な答えはありません。
「それは、住民さんの選ぶ町長の考え次第だろう」ということのようです。

しかし、実行部隊サイドから「自治基本条例を設けて、町長が変わっても、住民さんのためにもそうしたいと思います」という回答があれば、
私は、議員サイドからもこんな提案をします。

「与えられた役割を果たせない議会は、その機能を縮小しても良いと考えます。
ですので、議員定数と議員報酬を最低限まで下げたい。
行政のチェックが特に必要な『決算と予算』の審議の時は、専門家を雇えるオカネは議会として確保します。」

こんな議会改革案を出したいと強く思っています。
いろいろと問題点の指摘は出来ると思いますが、実情に即していると思いませんか?

住民として
「いつまでも居眠りしている議会に出すカネはネー」でしょう。


議員から「町長やってくださいよ~」なんていう発言も出たりしますが、
私からすれば、
「議会の力を否定した『実行部隊が強くなれば議員は要らんよね』」という考え方と非常に親和性のある発言です。

こんな議員さんたちの中で、議会改革を叫んでいます。
三宅独自の議会改革やりましょうね~ (*´з`)


あー
「活動報告No14」に載せられなかったボツ原稿をメモとして張り付けるだけのつもりがついエキサイトしてしまいました。
結局、ボツ原稿は、ここには一つもないという。。。。
なが―
という感じで、活動報告No14、は怨念がこもっています(笑)

全戸配布します。しばしお待ちを・・・

そうそう、議会から(議会改革特別委員会から)アンケートがそのうち出ます。
「住民さんが議会についてどう考えているのか?」というアンケートです。
ぜひ、ご回答ください。

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