2023.08.01 オンライン研修「その地域づくり古くない?」株式会社あわえ 吉田基晴 氏

2023.08.01 オンライン研修「その地域づくり古くない?」
全国280以上の自治体と共創してきた地域づくりの秘訣
株式会社あわえ 代表取締役 吉田基晴 氏

GDPでなくGDH(国内総時間)
一日24時間×人口 すさまじく減っている。とくに若い人が減っているとなると、どんどん少なくなっている

四国の右下の生まれ(美波町) 6千人の過疎の町
ITから地域づくり、マイナンバーのJ-LISの審議員
若くして東京に出た。
株式あわえ 10年目(地域づくりだとたった10年)
奈良県だと三郷町、宇陀市、上北村

映画のモデルになる。大腸がんステージ4が見つかる。

地方に誘致された経験。
今は、地方に誘致する側に立っている
ミイラがミイラ撮りになった側が感じることを話す

3人のレンガ職人の寓話
1人目にきくと「レンガ積んでいる」
二人目にきくと「壁を作っている」
3人目に聞くと「人々が祈って幸せになる教会を作っている」
同じレンガ積み作り

「近隣もやっているから」「国の方針だから」「デジ田交付金アあるから」「総務省が言っている」
あいも変わらず
「地域に雇用が無い」「雇用してくれる会社を誘致」と言ってませんか?
= 誰かいい人おらんか?? と言い続けている

しかし、「雇用があれど人がいない」状況

東京に出てきたのは、サイバーセキュリティー対策をする会社を立ち上げた・
しかし苦戦。あんなに若者がいるのに会社に全く人が来ない
人材紹介、募集広告、紹介、全部失敗
東京のルールでは勝てないとわかった。
2012年5月に 徳島県美波町にサテライトオフィスを立ち上げる。
自分で作ったルールで戦う。過疎地での採用
「職業、住む。遊ぶ」近接利点を活かした働き方、生き方を提唱。
「半X半IT」仕事と個人の大切な「X」を両立する生き方。

都会では出来ない暮らし。
半波、半猟、半農、半遍路、半育、半釣・・・
取材相次ぎ、応募急募→社員数が3倍!!(過疎地進出1年で)
東京で抱えた経営課題を地方で解決!

1.高品質のインターネット環境 ⇔ 必須!!徳島県は光ネットがたまたま整備されていた
2.「職業、住居、遊び、近接」の暮らし
3.地域の温かい受け入れ

引っ越ししてでもやりたい趣味が重要
どこでもできる趣味とその場でしかできない趣味
(サーフィン=移住してでもやりたい趣味)

補助金の大小はどうでもよい(短期だけ)ないよりあるただけまし程度。
経営者はそんな短期のことで判断しない。

小さな集落では。IT社員も貴重な戦力
米作り、学校でITの授業、職場体験受け入れ、消防団に入る、
地域交流。
面白そうだからやってみようのノリ
お前らの会社が来てから村が元気になったと、地域が喜んでくれる

東京に出て、稼ぎが増やせれば、遊びが増やせると思っていたが・・

田舎でも、スローライフとは程遠い多忙な毎日
しかし、会社も個人の社会に必要とされ、感謝される喜び

都会の自由と不安
田舎の多忙と安定(役割、やれることの多さは田舎の長所)
もちろん、めんどくさいことがいっぱいある・
姉を乗せて車で走っていると、社長が愛人を載せている。。。

東京に出たらピリッとしているんでしょと言われるが、逆、田舎の方がみんな見ている。それをどう感じるのかは、それぞれの人次第。

企業経営者として、課題はクリアーしたが・・・
見えてきた国の課題。

美波町、S35年より人口半減。高齢化率 40%以上
空き家が増加
高校が二つあったが無くなり。ゼロ
地域産業は、高齢化。漁師が減少

人口構成は読める未来
少子化対策を推進しながら、縮小を前提をした社会づくり
GHDが減少してゆく。

ゆるやかな縮小にするためにも、地域格差を極小化する必要
地方は国のためにやっているくらいの想いでよい

持続可能な地域とは?
持続可能な社会とは?
↓↓↓
循環があること!
地域の循環=世代交代・役割交代があること

量的拡大、量的縮小はかならずある。そのなかで、循環関係があるか

企業も産業も地域の社会も持続可能であるには、常に新しいチャレンジが必要!
商品にも、人にも、何事にも寿命がある。
若者が減った地方ではチャレンジが絶滅寸前

大切なのは、人口減少下であってもチャレンジの総量を維持・拡大
⇒ひとり一チャレンジを2チャレンジにすれば、総量は増える。

チャレンジの多様化
⇒ コロナで判明。1つしかないとコケると終わる。
田舎だと町役場しか職業がないのはツラい

しかし、日本の若者は減り続け、数少ない若者を、全国で奪い合ってる
(隣町同士でうばいあい。教育費の無償化。
若い世代を奪い合うのではなく、若い世代を分かち合う

ひとりの若者が複数同時選択可能な社会をつくる
つまり、二者択一ではない社会両方選ぶ

日本は二者択一を求められすぎる?
例)都会か田舎か? キャリアか結婚・子育てか?出世コースかのんびり生きるか?

私はビジネスでそれを実現したい

都市集中しているベンチャー企業のエネルギーを地方でも
サテライトオフィス誘致

かつて地域には技術者と商売人が居た(付加価値をつけられる人物がいた)
しかし、今では大手メーカーの汎用品(消費者にとしての地方に成り下がった)
消費者でしかなかったら、人口が減るので価値(消費としての)が下がる

田舎だと、コロナで休眠した。再びやるとしても人が高齢化。
人がいないをITで助ける
IoT&通信技術×スポーツイベント
IoT&通信技術×災害対策
IoT&通信技術×備長炭製造

技術を持ている人を呼べ(ITを入れるのではない)
東京のラーメンは出さなくて良い。
東京の技術で徳島の食材を使って料理をしてくれ。
東京の調理技術×地域食材


レンガ積み職人の話に戻る。
サテライトオフィス誘致の目的も何社の実績があるという話ではない。
 チャレンジャーを増やしている
 多様なチャレンジを創出する
チャレンジを誘致している!!
来た人たちに何を求めるのかが変ってくる。

出生数も都市集中。子どもエネルギーも地方に
⇒デュスクール
テレワーク、リモートワーク、ワーケーション・・・
コロナ禍を経て大人の関係人口化は難易度が低下
仕事が場所に紐付く時代は終わった?

子どもは場所に結び付いている。
関係家族化を目指す
家族の2地域居住、区域外就学

成果=質×量
関係人口の質は?
質=
=地域への関与度(オカネを使うこと? 草刈りに参加?)計りにくい
=関係期間の長さ

二者択一でないとしたときに、選ばれる町にする!!

二者択一ではない生き方を増やしたら地域に数的な変化が現れた。

人口減少下でも挑戦者が集い、新たな変化が生まれ続ける
“にぎやかな”町

過疎だけど、にぎやか(チャレンジが多い、
「にぎやかそ」を全国に!

サテライトオフィス誘致は、人口減少対策/職場誘致 +特産品開発!?

先進的な取り組みは、外貨を稼ぐことになる。

教育が、決められた答えを出すことであれば、
個別最適されたAIに向き合う方が良い。

本当の学びは、地方にある!!

チャンスの総量が多いのは東京
しかし、一人間の触れることのチャンスが多いのは地方!

チャレンジがチャレンジを誘発

遊亀しょうご(議員謙

過去の延長が明るくないのはみんなわかっている。
地域に異能を呼び込む。変化を呼び込む。
チャレンジを呼び込む。異形のチャレンジを愛する。

【質問】
法人を作ることが、ボロもうけでなく、生活できるくらいの儲け、人生を持続できるくらいの儲けにつながるのか、イメージできません。
どういったことを学べば良いでしょうか。
会社の作り方。会社を作ることとが、どうやってお金を回すことをに継がるのかを知りたいが、なにを学べば良いでしょうか

やっている人がいればやらない。
やっている人がいないとなると、とにかくやる。

パソナが来ているが、地域に関わってくれない。
どうしたらよいか?

>自己承認欲求、他人に頼られること。
これをお願いできないか? やって欲しい、困りごとを伝えることが大事
相手から、困りごとを打ち明けられる。頼られることは・・・

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