あれなに? 心配しかないけど? ご指摘いただいた点

2023.12.13
私の所には、時々
「あれはどうなっていますか?」
「あんなん、ええの?」
「あれ、なんとかして」
というような様々なご意見がきます。
メールや電話、掲示板、立ち話など
ありがたい話です。遠慮なくお寄せください。良い答えを返せないかもしれませんが精一杯対応します。
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「住民のために役に立つ」という税金の使われ方が必要です
(当たり前ですね)
税金の使われ方というのは、道路、建物、看板などなどの物も、そうですが、職員の動きも人件費という税金の使われ方です。

「なんじゃ、あれ?」というご意見は、町を良くする(「住民のために役に立つ」という税金の使われ方にする)ために、とても大事だと思っています。

匿名希望について

ただ、「誰かの過ちと思われることを指摘すること」や、「こんなふうになった方が良いと思ってるのは俺だけのワガママかもしれない」と、名前を出して意見や思いを伝えることは、なかなか勇気のいることかもしれません。

私は、意見や思いを届けてくださった方には、「それはこうでした」「その思いは別の形に代わってこうなってます」「残念ながらそんなふうに考えても、こういう事情がありダメみたいです」など返事を返したいので、答えを返せるような形で意見を寄せていただければと思っています。

匿名希望となると、「とてもいい意見だな」と感じて、他の皆さんにも知ってもらった方が絶対にいい!と私が考えても公表することにためらいを感じてしまいます。
「絶対に誰にもなんにも知られたくないから匿名希望なのかな・・・・」と考えてしまうという思考パターンを森内は持っています。

この思考パターンは、次のように展開していきます
匿名希望ではない「名前をもって生きる」という普通の生き方では、どんなことをしても、どこかで誰かに知られる。どこかで誰かが見ている。

「うわぁ~ こんな恥ずかしいことしてしまった。(キョロキョロ周りを見て)誰にも見られてないわ。セーフ」ということはあり得ない。
「『誰にも見られてないわ。セーフ』と思っても、誰かが見ていて、誰かに知られている」そんなふうに考えています。

なので、「何をしても、何を考えても、誰かに知られる。それが漏れてしまう」ならば、「(どんなバカなこと、恥ずかしいことであっても)何かをやる時には、ワシはこう考えた・こう思ってしまったから、全力でやる・真剣にやる」

「やる時はやる。真剣に」そういう覚悟で行動しています。ですので、一度にいろんなことが出来ないという欠点にもつながってきます。

こんな自己分析でなんの話をしていたのかわからなくなりました。

そうそう、「匿名希望」ということで名前を出さずに意見を下さる方が多くいます。
先ほどの通り「匿名希望」だと言われると、せっかく良い意見だけど、「私の胸に秘めておきますね」という対応になってしまうこと多いのです。

しかし、今回寄せられたご意見には、「そりゃそうだ」ということなので、公開させて下さいね。という匿名希望の方への断りを記しています。

三宅町役場のサイトに載せられた情報に関してです。
2023年12月12日の三宅町役場の新着情報のサイト

入札が中止になったんだ。
なんの入札や?
なんで中止になったんや?
と、当然思います。
次へ進むと・・・

入札中止公告について
以下の業務について、入札を中止いたします。

業務名
1.工事名:伴堂地区浚渫工事
2.工事番号:第50903号
入札中止公告.pdf

ちなみに、浚渫は「しゅんせつ」と読みます。
私は議員になるまで、こんな言葉は知りませんでした。当然、知らないので読めませんでした。
ひとつ賢くなった例の一つです。
しゅんせつ こうじ(浚渫工事)というのは、海や川や溝の底にたまった泥や土を取り除く工事のことです。
伴堂の地域で、溝にたまってる泥を取り除く工事です。
雨が降った時に水の流れが良くなり、浸水の危険を少なくすることにつながります。

で、入札中止公告.pdf を見てみると
こう書いてあります。

入札中止公告
下記業務について、次の通り一般競争入札を中止するので、次の通り公告する
令和5年12月12日 三宅町長 森田浩司

第1 入札を中止する業務
工 事 名 : 伴堂地区浚渫工事
工事番号 : 第50903号

第2 中止する理由
入札手続きの誤りによる

ん?
これだけのアッサリした内容なので、アッサリしているだけに、いろんなことを考えてしまいます。

水の流れを良くする大事な工事を中止すんの?
なんで?
いやいや、入札の中止だから、中止は入札だけで工事はするんやろなぁ~??

「入札手続きの誤りによる」って書いてあるけど、「手続きの誤り」ってなんや?
「入札の金額を間違えた?」「やる場所の指定を間違えた?」
「実は入札でなくて、すでに業者が決まっていたんちゃうん」
などなど。

「入札手続きの誤り」としか書いてないので、「間違えた」ということだけが印象に残ります。

人間、誰しも間違えます。間違えのない人はいません。
「失敗をおそれずチャレンジだ!」「失敗してもそこから学べばよい!」と、首長も言ってるじゃないですか。
しかし「失敗」の数を増やせと言ってるのでなく「チャレンジ」を増やせです。その分、失敗もあるから、それでよいと言ってるんです。
あるいは、そして「失敗した分、そこから学んで、次に活かせば良い」と言ってるはずです。

今回の情報では「間違えた」ということだけで、肝心の次どうすんねんがありません。

住民さんには、間違えたけど「こうするで」だから心配しないで、なのか、心配かけてゴメンなのか、間違えた後の処理が見えません。

ピンチの時の対応で、そこの器の大きさがわかります。

もし、自分の家の前の溝が雨のたびにあふれて困っているなら・・・
「え?! 溝の泥をとってくれへんのんかい!」と、ガッカリ思うでしょう。
→「入札手続きの誤りの修正したのち、再度、入札をして工事を施工する予定です。時期が遅れてすみません」が必要。
書いていないと工事自体が中止かもしれないと心配になる。

もし自分が業者で「よっしゃ、溝の掃除の工事ならまかせとけ。伴堂の排水を良くしたるで」と思っていたら・・・
「おいおい、入札しないってどういうこと? しかも手続きミスってどこ? わかるように説明してくれよ」と思うでしょう
→ 誰に向けての「入札中止のお知らせ」なん?
もし工事業者に向けてなら「入札手続きの誤りによる」中止で、相手はわかってくれるのか?
「詳細の問い合わせは、○○課まで連絡ください」が必要でしょう。

今回のご指摘は、「あれなに? あれ見て大丈夫なん?って心配しかないねんけど」でした。

入札・業者選びは、ちゃんと(「ちゃんと」というのは、へんな疑いを持たれないように透明性を確保するってこと)しないといけないです。

だって、あんなことがあったじゃないですか。

https://mt.best-for-u.com/info/

愚痴っぽくグダグダになる
想像してください。
「新しい施設の○○からイベントの出店の案内状が来た。出店してください。応募が多い場合は抽選会で選びます」
→ 「よっしゃ、ワシの店も出店させてもらってガンバルで」と思って準備していたら・・・
「案内状に間違いがあったので、抽選会をやめます」とのこと・・・・
「おいおい、こっちは出店準備しとんねん。どういうこと? ワシは出店させてもらえないってことか?」

何も書かれていないので、あくまで想像ですが、職員さんはマジメです。
もっと言うと「クソ真面目」です。しかしその「クソ真面目」が必要です。
公正公平をモットーとする職場ですので「あーそれわかるわ。今回はうまいことやっとくわ。ホンマやったら怒られるけど」をやってはいけないのです。
「なんであの人には、やってあげて、私にもしてくれないの」と、いろんな方向から言われたら、身動きがとれなくなります。
なので「クソ真面目さ」が必要な職業でもあります。
言葉を変えれば「自分で判断しない(できない)」「上司に言われたらやる(言われないとやらない)」という体質になっていきかねません。

これを解決するには、「あなたが住民さんのためだと思うことをやって下さい。責任は上司の私が取ります」しかないですね。
自分の上司も公務員、その上司も公務員ということであれば、このセリフが、唯一住民に選ばれる職員のトップが言うしかないですね・・・

しかし「そう思えない」「こうやったほうが、もっとええんちゃうの」と思ってしまう。
なんででしょう。
ひとえに「こんな話し合いがあって、こういう結果になった」「実はそんな意見も出たけど、こいう制約があるんです」
いう指摘やご意見は大歓迎です。

誰かが「住民のためになる」と思ってやったことでも、そうなっていないことはあります。
その誰かの考えたことが、

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