H30.05.26 議会改革とは(住民さんとの交流を経て)

町全体での議会報告会&意見交換でした。
27名参加下さいました。

いただいた意見は色々ありますが、まずこれを記載しておきます。視察について。



「(税金で)(良いところに)視察に行っているのだから、行って得た知識や情報は、
議会としてまとめ上げ、何らかの形で行政に反映させるようにすべきだ

森内コメント
「まさにその通りです。議会改革の一つにもなります。
個人の議員がこういう事を他の議員に言ってもなかなか実現しません。
が、住民さんに言われると議員たちはやらざるを得ませんので、ありがたい意見です!」

この意見を言われた時に他の住民さんからも拍手があったことを議員さんたちは絶対に忘れてはいけません。

ということで、
当日、「議会改革について」
私・森内が発表しましたが、持ち時間5分とのことだったので、もう少し論理的にまとめてここに記載しておきます。

言いたかったことは、

個人的印象として「議会改革は進んでいない」という思いがあり、「こんなことをしました」という資料は作りましたが発表する気にならない。
ですので、議会改革とは何かをしゃべり出しました。
「議会改革」=三宅町議会の「議会としての本来の力を発揮すること」
↓↓
では、「議会の本来の役割ってなに?」
↓↓
議会本来の役割を発揮するようになれば、住民さんの利益になります
↓↓
議会改革を住民さんも後押しして欲しい(裏を返せば、議会改革を進めない議員は選ばないで欲しい)
↓↓
議員という役割を得たからには、議員は議会改革をしなければならない
(議会改革を進めない議員の存在が、「議員などいらない」という多くの住民さんの声を生んでいるのではないか

というようなことです。
では、説明


「議会改革とは」

まず、個人個人の議員が勉強するとか、知識を得たとして、議員個人のレベルがアップしたとしても、議会改革ではありません。
三宅町の場合だと議員10名で組んでいる「三宅町議会」というチーム(「チーム三宅町議会」)が、
議会の役割(機能)を、充分に発揮すること(パワーアップすること)です。

言い換えます。
「10名のメンバーからなる「チーム三宅町議会」が、本来の議会のもつ役割を充分発揮できるようになること」

これが三宅町議会における議会改革です。

では、本来の「議会の機能」「議会の役割」とは?
(これは個人の意見ではありません。教科書通りの説明)
3つ
1. 自治体の意志の決定
(首長がすべて決めているだけではありません。首長執行部が提案をして議会がOKしないと進みません)
2. 首長執行部の監視・チェック
(1にもつながりますが、一度議会がOKしたものでも、その後チャンと進んでいるのかをチェック)
3. 政策立案機能
(執行部からの提案以外にも、議会からこんなことしたらどうですか、と政策を立案することもできます)

この3つの役割を言い換えると
「『ええもんはええ。アカンもんはアカン』とチャンと議会として行政執行部に言える」
ということになると私は考えています。

三宅町に引きつけて言い換えます。
3つの本来の「議会の役割」
1. 三宅町の意志の決定
町長執行部が提案をしてきたものに対して、
「えーやん。やりましょう」「これどうなん? もうチョッとなんとかならない?」「これはアカンでやり直して」と言う役割。

2. 町長執行部の監視・チェック
このあいだ「エーやんとOKした件だけど、なんか聞いてた話と違うことない? アカンのちゃうん」と言う役割

3. 政策立案機能
執行部からの提案以外にも、「こんなことした方がエーでというのがあるんやけど、やってくれませんか」という役割

これらの議会の本来の役割を、バリバリ発揮することが出来る議会になること。そちらの方向へ進もうとすること(すなわり、『議会改革』)は、住民さんにもきっと利益があると思います。

さて、ここで質問
「議会本来の役割を十分発揮できることに反対する住民さんはいるでしょうか?」
逆から同じ質問
「議会本来の役割を十分発揮できるようにすることに反対する議員さんは、町のことや住民さんのことを考えているでしょうか?」

答えは自明です(よね)
「議会の機能がパワーアップすることに反対する住民さんはごく少数でしょう」(いるのかな?)

「議会改革に反対する議員さんは、町や住民さんのことを考えているとは、(私には)思えません」

「チーム三宅町議会」の一員として、残念ながら叫んでいます
「チームの一員になるってことは、選ばれてるってことやぞー!わかってんか!」「選ばれたんやから、町のこと考えてるんか!」「チームの一員となったら責任を自覚せー!」と言いたくなるチームメイトがいます。
チームメイトを決めたのは監督で、監督のせいですけどね。監督って誰でしょうね?

小休止
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「議会改革が進まない原因」
さてさて、

さきほど挙げた議会の3つの機能(役割)のすべてに「議会として」という前提があります。
当たり前ですよね。議会の機能ですから。

先ほど議会の機能を一言で言うと
「『ええもんはええ。アカンもんはアカン』とチャンと議会として行政に言える」と書きました。

「チーム三宅町議会」として意見を行政に言う前に、まず、チームメイト個人個人が自身の見解をもつ必要があります。
「エエもんはエエ」「アカンもんはアカン」と根拠を示すためには、
「なぜエエのか」「なぜアカンのか」を、議員それぞれが自分の考えを持っていないといけません。
自分の考えを持つには、
「他の自治体ではどうなっているのか?」「先行事例はあるのか? あるなら、どうやって実現したのか?」「進めるにあたっての問題点や課題は?」
などなど、情報収集や知識の向上の必要があります。
すなわち、個々人の勉強(個人の議員活動ともいえます)が必要。

「傍聴していて、議員さんには勉強不足を感じる」(参加者からの意見)

議会改革は、議員個人個人の勉強(議員活動)を強いることでもあります。
そうなると、議員によっては「議会改革はすべきだが・・・・」と後ずさりする議員さんたちが、何人も出てきます。
例にもれず、三宅町議会でもそうです。

議会改革に正面切って反対する議員は一人もいません。が、しかし、議会改革が進まない。
これが議会改革が進まない原因です。

今回、住民さん相手の議会報告会において、「議会改革とは何か」みたいな話をしたのは、
住民さんに後押ししてもらわないと、議会改革が進まないかもしれない、という危機感が私にはあるからです。
まだ、かろうじて(多数決で)議会改革が進みそうですが、今後はわからないというのが、「チーム三宅町議会のメンバー」として率直な思いです。

今回、議会報告&意見交換会に参加して下さった方々からは、「議会として、どうなの?」という意見がいくつか出てきて、本当にありがたく思います。

「あの時、住民さんが言ってたことはこういうことですよね。多くの住民さんが同じように思っているから、他からも拍手があったんです」と言えます。

しかし、町内有権者約4000人。参加下さったのは30名弱、ゴクゴク少数派。
私の危機感は続きます。
「チームのレベルを下げたくないです。監督!メンバーを選ぶ時はヨクヨク考えて下さい!!」

「人それぞれ考え方は色々」で終わっていては、議員ではありません。普通の人です。
議員としては、
「人それぞれ考え方は色々だけど、議会として考え方を決定しましょう。今日はとことん他の議員さんの話を聞きますよ」ってところまで行かないと、議会改革はありません。

となると「議員に必要な資質は、まず『人の意見が聞けること』になってきますよね。

こういう意味でも、三宅町議会の内部で、意見をまとめて一つの方向性を示すことは至難の業であったりします(苦笑)



One thought on “H30.05.26 議会改革とは(住民さんとの交流を経て)

  1. 報告会で出た質問で明確に答えられなかったことを答えておきます。

    「安部政権を批判するような意見書が三宅町議会から出ているのを住民さんは知っているのか?」という質問(意見)があったと思いますが、
    そういう意見書は、三宅町議会からは一つも出ていません。

    党所属の議員さんから、そういったたぐいの意見書を提出したいという意見は、議会運営委員会で出ていることはあります。
    しかし、現政権の批判は、紋切り型の表現で、「言いたい中身は、安部政権の批判なのか。それとも特定の法案を考え直せ、ということなのか」という議論に必ずなります。
    そして、意見書の文言の変更をすることを、党所属の議員さんはなされています。
    ですので、「安部政権 ウンヌン」という表現の部分は毎回削除されています。

    意見書は三宅町議会から国へ向けて送っていたとしても、安部政権に対する文句のような不要な部分はカットされています。

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